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これでホゾ穴もできる!ノミの使い方と3つのコツ

ちょっとしたコツ

ノミを使えるようになるとDIYができる幅も広がります。

しかし、ノミって初心者には使い方がよくわからず難しいものです。

今回はノミの使い方とコツ、面取りのやり方などDIY初心者向けの為の記事です。

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かつらの調整のやり方

全く初めてノミを使う方は、わからない

ことだと思うのでかつらの調整から説明

していきます。

かつらとは、ノミの「刃」と反対方向

(手で持つ側)にある金属の輪のこと

です。

かつらがあることで、ノミをかなづち

で叩いても木(ノミ)が割れにくく

する役割をしてくれます。

このかつらは購入した時は、ちゃんと

ノミにはまっていません。

グラグラしていたり、あるいはスカ

スカの状態だったりします。

このかつらを調整する必要があります。

まず、かつらを外します。

手で外れるなら手で。

手で外れない場合は、かなづちで

叩いて外します。

↑なるべく水平に叩くと外れやすいです

外した状態がこちら。

↑この線より3mm程深い位置を削っていく

最初にかつらがはまっていた箇所

から3mm程深い位置から少しずつ

カッターなどを使って周囲を削って

いきます。

削り過ぎると、かつらが緩くスカ

スカになってしまうので、少し

削ってかつらをはめてみてを何度

も繰り返しながら調整をしていき

ます。

微調整をする時にはカッターでは

なく、ヤスリでやすってみると

いいと思います。

かつらをはめる時は、かつらの縁を

かなづちで叩いてきつくなって止ま

るところまで入れます。

ノミの頭が、かつらよりも2~3mm

出たらいいと思います。

少ししか出ていないと、次のノミの

頭を潰す作業がやりにくいので、

2~3mmぐらいが良いと思います。

反対に削り過ぎて、ノミの頭が4~5

mm出てしまった場合は、のこぎりで

切ってしまいましょう。

私は最初削り過ぎてやってしまいました。

最後に頭の部分を叩いて潰します。

ノミの頭の木が、かつらの上に

乗っかるような感じになれば

OKです。

かなづちを叩く方向ですが、

外側に力がかかるように叩いて

いきます。

この作業、初心者にとっては結構

難しいものです。

私自身も初めてやったのですが、

30分以上かかってやっとできま

した。

ノミの持ち方

かつらのすぐ下を握って持ちます。

目線は刃先を見るようにしましょう。

初めは、かなづちを見ていないと

怖いかもしれませんが、慣れます。

それより、しっかり刃先を見て刃の

入り具合を見ながらやりましょう。

ノミの使い方とコツ

ノミを使うコツの説明をします。

3つのコツ

1つ目は私自身もよくやっていたの

ですが、これを知らずにノミを使う

木材が割れてしまいます。

ノミの作業は木目と直角の方向から

始める。

木目と平行方向にノミを使うと割れ

やすいです。

必ず木目と直角方向からします。

2つ目は、材をクランプ等でしっかり

固定する。

当たり前なのですが、ノミは片手で

持ち反対の手はかなづちを持ちます。

両手が塞がるので、材を固定でき

ないのでクランプ等でしっかり

固定することが大切です。

3つ目は、焦らず地道に作業を

進めていく必要があるので、一気

にやろうとしてはいけません。

なかなか掘り起こせないからと

力を入れてかなづちを強く打っても

ダメです。

ノミの作業は少しずつ進めて何度も

繰り返しする必要があります。

無理に力任せですると失敗します。

コツというか、注意点みたいですが

3つともとても大事です。

この後、「使い方」でもコツのような

ことを説明しますので、読んでいって

ください。

使い方

対象の木材に掘りたい部分(穴を

掘る部分)の線を引く。

木目を切る方向から掘り線をつける。

ノミの刃裏を外側に向けてかなづち

で叩きます。

深さ3~5mmの掘り線を入れます。

木目は「横向き(左右)」

なので、まずはノミを縦に入れます。

最初は線の内側(2mm程度)から

掘っていく。

木目に対して直角(垂直に)に掘り線を

いれてから、木目と平行(同じ方向)に

掘り線をいれる。

四方に掘り線が入ったら、木目と

平行にノミの刃裏を上にして掘り

線に向かってノミをかなづちで

叩いていきます。

反対方向も刃裏を上にして掘り線に

向かって掘ります。

両方向交互に少しずつ掘り起こす

ことが大事です。

あとは、同じことを繰り返していきます。

木目と直角に掘り線をつけてから、

木目と平行に掘り線を入れ掘り起こして

いきます。

作業が進むスピードが遅いので、一度に

深く掘り起こしたくなりますが、そこは

我慢。

何度も根気よく作業を進めていきます。

ノミを使って面取りするやり方

ノミはかなづちで叩くだけでなく、

手で押して削ることもできます。

面取りをする時に使います。

面取りとは、木材の角を少し削る

ことです。

手触りがよくなったり装飾効果が

あります。

やり方は利き手でノミを持ち、

刃表を上にして削ります。

柔らかい木は必要ありませんが、

硬い木の場合は削る前に濡れ雑巾

で材を濡らすと刃切れがよく

なります。

木が少しふやけて削りやすくなります。

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