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手のこで真っ直ぐに切れないとお悩みの方へ。真っ直ぐに切る為の4つのコツを教えます!

ちょっとしたコツ

DIYド素人の私は本当に下手なので、のこぎりで真っ直ぐに切ることができません。DIYをして感じたことが真っ直ぐに切れないと作品が絶対に悪くなるということ。なんとか「手のこ」で真っ直ぐに切れないか調べて、試行錯誤した結果大きく4つのコツがあるとわかりました。

コツさえ掴めれば、あとは練習次第で真っ直ぐに切れるようになります。完璧な真っ直ぐなレベルにはなかなか到達できないにしてもDIYをする上で全く問題ないレベルにまではいけるので是非、こちらの記事を最後まで読んでいただければと思います。

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手のこで切って斜めになってしまう原因

私は特に下手なので、木材を斜めに切ってしまうことが多いのですが、真っ直ぐに切るのって意外と難しいものです。なんとか精度を高めようと思い、結構な時間を費やして自分の切り方の悪いところを研究してみました。すると、わかってきたのがこれです!

・真上からのこぎりを見ていない

・力が入りすぎて「のこがブレる」

線を上手く引けない

真っ直ぐに切る為の方法を調べてみましたが、よく書いてあるのが木材の3面に線を引く。木材の4面に線を引くということ。しかし、こちらのような木材だと3面に寸法の狂いなく線を引くこと自体難しかったりします。

↑面取りされている木材

一番上の面、これは「さしがね」を使うと真っ直ぐに引けます。しかし、その次が問題なのです。四角い木材(面取りされていない)なら引けるかもしれませんが、こういった木材の場合では正確な線を引くことが難しくなります。

木材の端から何cmのところで印をつけるという方法もなくはないですが、端が斜めになっているとこれも正確ではなくなってしまいます。

しかし、このような木材でも後半に紹介する治具(ガイド)を使えば大丈夫です。何度も切る練習をして思ったのが、線が正確でないと絶対に真っ直ぐに切れないなと感じたので、ここは重要なポイントだと思います。

真っ直ぐに切る為の4つのコツ

真っ直ぐに切るには4つのポイントがあります。

① 真っ直ぐの線を引く

先程も書きましたが、真っ直ぐの線を引けないと真っ直ぐに切ることはできません。さしがねを使うと真っ直ぐの線を引きやすいと思います。別記事で「さしがね」について説明します。

② 視点は真上から

私の変な癖なのかわかりませんが、最初の頃は斜めから「のこぎり」を見ていました。利き手が「右」なので、右側に材料を置いてのこぎりを斜めから見る方が楽だったのでしょう。しかし、斜めから見ると当然ですがのこぎりが真っ直ぐになって切れているのかがわからないのです。

当たり前のことですが、これは大事なポイントです。のこぎりの位置は真上から見えるところです。

↑真上からの視点で切る

↑斜めからの視点ではのこぎりが真っ直ぐ入っているかわからない

③ 力を抜いて切る

どうしても、切る=力を入れるというのが頭にあるので力んでしまいがちですが、力むと「のこぎり」がブレやすくて歪んで切ってしまう原因になってしまいます。そこまで力を入れなくても、切れるので力を抜いて切るようにします。

のこぎりは「押す時」は切れません。「引く時」に切れるので、その時に少し力を入れる感じで大丈夫です。

④ 材料をしっかり固定する

これも当然なのですが、切っている最中に材料が動いてしまっては真っ直ぐに切るのは難しくなってしまいます。なので、できれば「クランプ」などで固定して切るようにするといいかと思います。

↑クランプ

4つのコツを意識しながら実践

それではコツを意識しながらカットしていきます。まずは真っ直ぐの線を引きます。3面に線を引くといいと思います。今回、えんぴつが無くボールペンで線を引きました。

↑本来、えんぴつで線を引きます

次にクランプ等でカットする木材をしっかり固定します。そしてのこぎりでカットしていく最初の切り口、スタートラインになる溝をつけます。いきなりのこぎりを引いて切っていくと、線からズレてしうことがよくあります。なので、まずのこぎりを押して溝を作ります。

最初の押し方の方法として指や爪にのこぎりを沿わせてやると狙った場所に溝をつけやすくなります。

溝をつけたら、そこから線をよく見て切っていきます。これは個人的な感想ですが、線を見るよりのこぎりを真上からしっかり見て真っ直ぐブレずに引いているかだけを見ていたら自然と真っ直ぐに切れると思います。線を見ていると、のこぎりが真っ直ぐかどうかを見ていない時があるので。

こののこぎりを真っ直ぐに引くところに意識を持っていけば精度は間違いなく上がると思います。のこぎりを押す時は全く力をいれず、引く時だけ少し力をいれる感じで。

最初のうちは、ゆっくりのこぎりを動かす方がいいと思います。なかなか切れないから、ついつい早くのこぎりを動かしてしまいがちですが、そうするとブレたり真上からのこぎりが見れてなかったりということが起きてしまいかねないので、ゆっくり真っ直ぐを意識していきましょう。

切っていくと木くずが出て、線が見えなくなってしまうので息を「ふ~」と吹いて木くずを飛ばしてやります。

3面の奥の方も真っ直ぐを意識して少し切っておきます。次は慎重に線を辿って浅めに切ってまずは一直線に切って溝を作ってやります。

そして、3面の手前になる面を切ります。

ここまで真っ直ぐに切れたら、あとは今切った溝をガイドにしてのこぎりと木材が平行になるように(水平に)カットしていきます。

溝がガイドの役目を果たしてくれるので、だいぶ切りやすくなりますが気を抜かずに真っ直ぐを確認しながら切っていくようにしましょう。私は、ここまで真っ直ぐにできていても斜めになってしまうことが何回かあったので・・・。あとは最後まで水平のままでカットしていきます。

最後の木材が切れかけ寸前のところまでいったら、ゆっくりのこぎりを入れるようにしましょう。できれば落ちる木材の方を手で支える方がいいです。木材の重みで、のこぎりを入れる前に剥がれてしまうことがあります。そうすると、綺麗に切れずに木材が割れ落ちてしまうこともあるので。

私のような素人でも、ほぼ直角に(真っ直ぐに)切ることができました。上手な方だと、すぐに出来てしまうかもしれませんが基本的には、何回も練習する必要があります。簡単に出来るというわけではないので、根気よく練習しましょう!

道具を使う

真っ直ぐに切る為の方法を実践しても、やはり練習を重ねないと完全に真っ直ぐに切るのは難しいです。コツを知ったからすぐにできるというものではありません。精度はかなり上がると思いますが。

(私自身、だいぶ練習しましたが未だに完全に真っ直ぐは切れません。)

どうしても完全に真っ直ぐに切りたいという方は、「のこぎりガイド」を購入してみるのもいいかと思います。「ソーガイド」を使うと真っ直ぐに切れます。結構優秀な商品です。

治具を購入するのはもったいない、値段が高い!という方はガイドを自作してみるのもいいかもしれません。私も簡易なものですが、自作してみました。

自作したのこぎりガイド

端材を利用しただけの簡単なものですが、結構使えます。作り方ですが、端材を木工ボンドでくっつけるという簡単なものです。

木工ボンドでくっつけた部分は画像の赤丸の三か所。左にある横向きの板は、ガイドを手で固定したりクランプで固定したりする為の板です。あとはのこぎりが入って、ちゃんと動かせるスペースを確保しつつ、のこぎりがブレない隙間にする。

その位置に調整するのが、このガイドを作る上での一番のポイントです。

この自作ガイドを使えば、4面ある木材の1面にしか「線」を引けなくても真っ直ぐに切ることができます。

↑ガイドを使用してカットした木材

ほぼ真っ直ぐに切れています。ミリ単位のズレはあるかもしれませんが、これは完全に合格ラインです。ド素人で下手くそな私でも、ガイドを使えば簡単に真っ直ぐに切ることができました。真っ直ぐ切れなくて悩んでおられる方は一度こういう治具を作ってみてはいかがでしょうか?

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