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ツバメが餌にしているのは蚊?どんな昆虫を食べ虫以外でも食べているのか?ヒナのフンを食べることも!?

ツバメのヒナ その他

ツバメが餌として食べるのは蚊なのでしょうか?それ以外にどんな昆虫を食べるのでしょうか?

また、虫以外にも餌を食べるのか?ヒナのフンを食べるのか?ツバメが何を食べるのか、越冬するためにどこに向かって渡っていくのか?

この記事を読むことでツバメが何を食べているかがわかり、知っていると少し人に自慢できるフンのことがわかります。

ツバメの餌は蚊なの?ツバメが食べるものとは?

ツバメが食べるもの

ツバメは「蚊」を餌として食べます。

しかし、それよりももっといろいろな虫を食べます。

主に空を飛ぶ昆虫を食べます。

「ハエ」や「ハチ」や「ガ」、「チョウ」「トンボ」「アブ」「ユスリカ」「シロアリ」「バッタ」「コオロギ」などを食べます。

人と同じで個々に好き嫌いがあり、ハエやハチを好んで他の虫はあまり食べないなどあります。

ツバメのヒナにはサイズの小さめの虫を与えるようです。

ツバメのヒナは4~5匹であることが多いです。一度の産卵で5個前後の卵を産むので。

ヒナは親鳥からの餌を求めて口を大きく開けて餌をもらおうと、おねだりします。

全てのヒナが均等に餌をもらえないような気もしますが、ヒナはお腹がいっぱいになると、おねだりをやめて後ろに下がります。そして、他のお腹がいっぱいになっていないヒナが前に出てきておねだりをします。

子供のツバメで1日に約100匹。

成鳥のツバメだと200~300匹ほど虫を食べるといわれています。

ツバメはよく食べるので、親鳥は休む間もなくヒナに餌を運び続けます。

大量に食べるため、ちょっと食べないだけでも命に関わってくることがあります。

昆虫を餌にしているので、なんらかの理由で人がツバメのヒナを飼育するのはとても困難になります。

虫取り網を持って捕まえに行っても大量に捕獲するのが難しいので。

ペットショップやホームセンターなどで売っている、「ミルワーム」や「すり餌」を与えると良いですが、飼うのは本当に大変だということを覚えておきましょう。

また、許可なくツバメのヒナを保護するのは基本的にダメなので注意が必要です。

ご自分の都道府県の自治体などに連絡し、どうするべきかの判断をしてもらいましょう。

ツバメは虫以外に餌にして食べるものがある?

ツバメ

ツバメは昆虫だけを食べる鳥なので、虫以外は餌として食べません。

ハトと同じようにパンや穀類を食べそうなイメージがありますが、肉食なのでパンや穀類は与えないようにしましょう。

もしかするとパンや穀類、果物や牛乳などを与えると食べてしまうかもしれませんが、ツバメにとって良くありません。

ツバメには「そのう」と呼ばれる袋があります。そのうは、餌を貯めておいたり餌をやわらかくしたりすることができる器官なのですが、昆虫以外のものを食べると消化することができず、炎症を起こしてしまう可能性があります。

ツバメはヒナのフンを食べる?

ツバメはヒナのフンを食べる?

ツバメの親はヒナのフンを食べることがあります。

ヒナには「糞のう」という器官があり、これによってフンを薄い膜で包み排出することができます。

薄い膜で包まれたフンを、親ツバメが口でつまんで巣の外に捨てます。この時、巣から離れた場所に捨てにいくこともあれば、フンを親鳥が食べてしまうこともあるのです。

ヒナは食べた昆虫を完全には消化できません。

消化できていないフンには栄養素や水分があるからフンを食べるのではないかといわれています。

親鳥がフンを食べたり、離れた場所に捨てにいっているので巣の中がフンで汚れていないのです。

巣の中がフンで汚れると、衛生的に良くないのでヒナが病気になってしまうかもしれないと本能的にわかっているのかもしれませんね。

ツバメの巣立ちはいつ頃?どれくらいで巣立っていくの?

ヒナが巣立つまで

ツバメは約6週間(40日前後)で巣立っていきます。

時期でいうと6月がツバメが巣立っていく時期のピークになります。

毎年、4月~9月にかけてヒナが巣立っていきます。

なぜ巣立つ時期にこれだけの幅があるのかというと、渡り鳥であるツバメが東南アジアから日本に戻ってきてから繁殖していくのですが、日本の地域によって温かくなる時期が違うのでこのように月日に幅がでます。

温かくならないとツバメのエサとなる虫が冬眠しており出てきません。

そのため、ツバメは子育てに適した時期になるのを待ちます。

温かくなり虫が出てくるようになるのを待ち巣作り、子育てをするのです。

巣作り

ツバメの巣作りは、約1週間ほどで完成します。

またツバメは去年作った巣に戻ってくる習性があり、同じ巣があればそれを修理して使います。

その場合は1週間もかからずに巣作りができます。

親ツバメは生きていると去年と同じ巣に戻ってくることが多いですが、子ツバメはその巣には戻ってこず他の地域で巣を作り繁殖する習性があります。

これはなぜかというと、親と同じ巣や近くでの繁殖だと血のつながりのあるツバメとつがいになる可能性があるためです。

血のつながりがあると弱い子供が生まれてくる可能性があるので、そうなると生存競争に敗れてしまうので本能的に強い子供を残そうとします。

卵が孵化するまで

卵を産んで孵化するまで約2週間(14日)ほどかかります。

ツバメはつがいで子育てをします。

基本的にはメスが卵を温めます。

オスは外敵から守るために見張りをします。

メスがエサや水をとりにいく時は、オスが交代して卵を温めます。

巣立ちまで

卵から孵化してヒナが巣立つまで、約3週間(20日)ほどかかります。

巣立った後もしばらくは親と一緒に行動し巣の近くにいます。

10日間ほどですが、親と行動し子ツバメはエサの捕り方を学びます。

自分でエサを捕れるようになると、巣立った子ツバメ達同士が集まり集団生活を始めます。

集団の中には親ツバメがいてエサを見つけることができない子ツバメをサポートします。

ツバメの天敵は何?

一番の天敵はカラスです。
ツバメはハシブトガラス、ハシボソガラスなどに捕食されます。

カラスはツバメの巣を蹴り飛ばして巣を落とし、巣から落ちたヒナを捕食します。

また「オナガ」が巣中のヒナを捕食することが確認されています。

フクロウは夜行性ですので、夜に眠っているツバメを捕ることがあります。

モズは昆虫やカエルなどを主食にしていますが、小鳥を襲うこともあります。
スズメの成鳥を狩ることもできるほどです。

モズもツバメのヒナを捕ります。

空を飛ばない陸地の生き物からもツバメは狙われます。
アオダイショウやネコなども巣中のヒナを捕食することがあります。

渡り鳥のツバメは海を越えてどこまでいくの?

渡り鳥ツバメ

ツバメは渡り鳥として知られていますが、日本が冬の間はどこまで行っているのでしょう?ツバメはどこから来てどこまで行くのでしょうか?

東南アジアの「台湾」や「フィリピン」、「マレーシア」まで行って越冬しています。
距離にして2000~3000キロになります。

ツバメはこれだけの距離をなぜ移動し海を渡っていくのでしょうか?

様々な説があり断定はできませんが、ツバメはエサ(昆虫)をたくさん食べます。
成鳥で一日に約200~300匹以上の虫を食べるとされております。

秋~冬になると昆虫が少なくなるのでエサを求めて南に移動すると考えられています。

春になると、ツバメ達はまた日本へ戻ってきて巣作り、子育てをします。

この時、ツバメ達は温かくなっていく地域(南から北)に合わせて北上していきます。つまり、沖縄から九州へと北上していきます。

一部のツバメは日本で越冬することが知られています。

日本で越冬するツバメは浜名湖の周辺や霞ヶ浦の周辺で知られています。

ツバメは何キロ位で飛ぶのか?

ツバメは40~50キロ位のスピードで飛びます。
飛翔力、旋回性能に優れています。

渡りの時は平均55~60km。

また外敵から逃げたり、急降下する時には時速200㎞以上で飛ぶと言われています。

ツバメの寿命はどのくらい?

野鳥はヒナが成鳥になる半年の間が最も危険です!
死亡率87%と言われています。
かなり高い確率で死んでしまいます。

自然平均寿命は1年半位だと言われています。
それほどツバメには天敵が多く若くして命を落としてしまうのです。

体が強くて外敵から巧みに逃れ10年以上生きるツバメもいます。

ツバメは何の象徴といわれているか

ツバメは「幸運」の象徴といわれています。

人間にとって害虫である「ハエ」や「蚊」などを食べてくれるので、虫がいなくなるからです。

また、ツバメが巣を作る家は自然災害に遭わないといわれています。

自然災害に遭い巣が壊れてしまうような場所には、巣を作らないといわれています。

ツバメに限った話ではありませんが、自然界で生きている動物は危険察知する能力が発達しています。

この為、自然災害に遭いそうな場所には巣を作らない。つまり、巣を作る場所は安心して子育てができる場所ということのようです。

ツバメの餌は蚊?のまとめ

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