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オーボエのリードの寿命とリードの素材について。なぜリードを濡らすのか?

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オーボエは楽器の先の部分にリードというものを差し込んで、振動させることによって演奏する楽器ですが、リードの寿命や素材をご存じでしょうか?

オーボエのリードを長持ちさせる工夫や、リードは何で出来ているのか?などリードの疑問について調べたので最後まで読んでみてください。

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オーボエのリードの寿命はどのくらいもつの?リードの交換頻度は?

オーボエのリードは「葦の茎(ケーン)」や樹脂製で作られていて、使えば使うほど劣化していきます。

あくまで目安ですが、ケーン製は2~4週間ほど、樹脂製は3~6か月ほどで交換となります。

寿命の判断基準として、張りのある状態がなくなった時に交換するという感じですね。

リードの寿命は扱う人の使用頻度や吹き方によって変わるといわれているため、3時間で寿命を迎える人や数週間もつ人もいるようです。

リードを長持ちさせる工夫として、一本を使い続けるよりも、数本をローテーションしながら使う方法があります。

リードの湿らせ方とは?そもそもなぜ濡らすの?

一般的に多くの演奏家は口に入れて湿らせているようです。

リードの先端部分が均一で、しわがないようにするためには、リードをぬるま湯に2~3分ほどつけておく方法もあるようです。

リードに水分を加えると柔らかくなります。

濡らせば濡らすほど振動しやすくなるということではなく、リードの葦(あし)が湿気を吸って変形しやすくなる要素と、水分を吸収して重くなり振動しにくくなる要素のバランスで音質が変わってきます。

オーボエのリードは何本もつのがいい?

3~5本を毎日ローテーションできるくらいもっていると良いです。

ローテーションしながら使うといっても、リードの中の残ったツバや汚れをそのままにしていると、振動が妨げられて音質が悪くなります。

こまめに掃除することを心がけましょう。

オーボエのリードの育て方ってあるの?

「リードを育てる」というのをよく聞くと思いますが、実際のところリードは消耗品であり、吹いているうちに良くなるというものではないようです。

新しく使うリードは開き方が大きすぎてコントロールしにくいというのはあるようですが、少しずつ吹いて自分流に慣らすというのが一般的です。

オーボエのリードって何で出来てるの?

オーボエのリードの材質については、「オーボエのリードの寿命はどのくらいもつの?リードの交換頻度は?」でもすこしお話しましたね。

「葦の茎(ケーン)」と樹脂製で作られているものがあります。

葦(あし)は、水辺に生えるイネ科の植物で、水分を含むと膨らみ、乾燥すると収縮します。

リードに使う葦は、太さ9~11.5㎜のものを伐採して約2年乾燥させたものを素材としています。

樹脂製のリードは、天候による影響が少ないため屋外での使用機会が多いです。

また、ケーン製よりも寿命が長いためコスパも良いとされています。

ただ1本2万円前後と少し高めなのが難点ですね。

オーボエの音が鳴る仕組みとは?

オーボエはクラリネットと同じく、リードを振動させることで音が鳴る仕組みです。

クラリネットは、マウスピースにリードを装着して息を吹き込むことにより音を鳴らします。

オーボエは、ダブルリード(2枚のリード)に息を吹き込むことで音を鳴らします。

リードに息を吹き込むと、中の空気圧が低くなりリード自体が閉まろうとします。

閉まった時に音波が発生し、出口で反射した音波が戻ってきてリードが開きます。

この開閉を繰り返すことにより音が発生している仕組みです。

オーボエに向いてる人の特徴は?

オーボエは大変繊細な楽器です。

粗末に扱うと楽器のキーが曲がったり、リードが欠けたりします。

どのような人が向いているのでしょうか?

・物持ちのいい人

・諦めない人

・責任感が強い人

・自己表現ができる人

・オーボエが好きな人

筆者が調べたところ、この5項目が多かったですね。

何事も一生懸命に楽しむことが一番大事ですね。

オーボエ・ダモーレとオーボエの違いとは?

オーボエはハ長調の楽器、オーボエダモーレはイ長調の楽器。

オーボエダモーレは、オーボエよりも短3度低いというのが最大の違いと言えます。

また、見た目も少し違っていて、オーボエダモーレはベルの先が丸く膨らんでいて洋ナシのような形をしています。

オーボエのリードの寿命についてのまとめ

いかがでしたでしょうか?

オーボエのリードは、材質によって寿命が変わるということでした。

おさらいすると、ケーン製は2~4週間ほど、樹脂製は3~6か月ほどです。

吹き方や使う頻度によっても変わってくるので、目安という感じで覚えてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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