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タマリュウが葉先から枯れてきたらもう復活させることはできないの?耐寒性はある?タマリュウを食べる害虫とは?

リュウノヒゲ その他

「タマリュウが葉先から枯れてしまった!」「タマリュウはどうやって増やすの?」「枯れてきたら復活させることはできないの?」

本記事ではグランドカバーとして人気のタマリュウの枯れてしまう原因や、枯れてしまった場合の対処法、タマリュウの増やし方についてご紹介します。

また、タマリュウに適した肥料や付きやすい害虫についてもお教えします。

この記事を最後まで読んでタマリュウの生態について知っていただければ幸いです。

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タマリュウが葉先から黄緑になりだんだん枯れてきた!原因は何?

タマリュウが枯れてしまう原因はいくつかありますが、よくある原因として考えられる事は踏みつけによって枯れてしまう事と肥料焼けです。

タマリュウの上を何度も踏んでしまうと、ダメージを受けた株が枯れてしまう原因になります。

また、栄養が過剰になってしまうため化学肥料を与えると枯れてしまうことは知られていますが、野生の猫などの糞尿が原因で肥料焼けを起こしている場合もあります。

その他にも病気によって枯れてしまう場合もありますので、タマリュウが枯れてしまっている範囲を確認して原因を突き止めて適切な処置を行ってください。

夏でも玉竜が枯れることはあるの?

タマリュウは直射日光に弱い植物なので、夏場の強い日光を浴びると枯れてしまうことがあります。

タマリュウはあまり日光を必要とせず、日陰でも育つ植物なのですが、逆に強い日光には弱いのです。

あまり手入れがいらないタマリュウを芝の代わりに外構に取り込んでいる方もいらっしゃいます。

ただ、駐車場などのスペースにタマリュウを植えている場合、建物の影やカーポートなどが無い場所では日当たりが良すぎて葉焼けをおこして枯れてしまうのです。

枯れたタマリュウを復活させることはできる?

タマリュウがどこまで枯れているかで復活できるかは変わってきます。

まず、病気が原因で枯れてしまった場合は、復活させることよりも他のタマリュウに病気をうつさないためにも一刻も早く枯れたタマリュウを除去して販売店などに相談しましょう。

水不足や直射日光による葉枯れ、踏みつけや肥料焼けなどで枯れた場合、根まで枯れていなければ復活する場合もあります。

まずは枯れた葉を取り除いてしばらく様子をみて下さい。

根まで枯れている場合はそのまま他の葉も枯れてしまうので復活しませんが、根が枯れていなければ新しい葉が生えて復活する場合もあります。

玉竜の増えすぎには注意を!玉竜の増やし方

タマリュウを長期間植えていると生い茂ってしまい、根が窮屈になってしまうので株分けをします。

株分けは3月~5月か9月~11月にやると良いでしょう。

夏季や冬季に株分けをすると、成長する前に枯れてしまう恐れがあるのでおススメしません。

株分けのやり方はスコップでタマリュウを根から掘り出します。

掘り出した株をナイフなどを使って4等分に切り分けて植え付けましょう。

植え付け後はしっかりと水を与えて下さい。

タマリュウの肥料は何がいい?

タマリュウはあまり肥料を与えなくても育つ植物です。

植える前の土に腐葉土や堆肥などの有機肥料を混ぜておけば大丈夫です。

早く育ってほしいからと化学肥料などを与えると栄養過多で枯れてしまうこともあります。

どうしても生育が悪くなってきたと感じる時は、油粕などの遅効性肥料を与えるようにして下さい。

タマリュウに耐寒性はある?冬でも育つの?

タマリュウは冬の寒さにも、夏の暑さにも強い植物で1年中いつでも緑の葉が生えています。

しかし、寒さに強くても冬の間は積雪が続いてしまうと、タマリュウの上に積もった雪の重さで潰されてしまって枯れることもあります。

特に、タマリュウの上に雪が積もった場所を人間が歩き回ると、葉にダメージを負って枯れてしまう原因になります。

タマリュウは冬でも育ちますが、12月から2月の間は植え付けや株分けには適していません。

冬の間は秋に植えたタマリュウが育つのを楽しみに待ちましょう。

タマリュウの剪定する時期は?刈り込みに最適な時期とは?

タマリュウは5cm〜15cm程度までの大きさになります。

剪定する目安としては、葉先が茶色く変色してきた頃に剪定してあげましょう。

タマリュウは冬場でも育つ植物なので、剪定をする時期はいつでも大丈夫です。

とはいえ、真夏や真冬に剪定をするのも大変なので、春先や初夏が作業をするにも最適な時期といえます。

剪定は、刈り込みバサミや芝刈り機を使い、地面から2~3cm残して刈り込みましょう。

刈り込んだ後は、油粕などの有機肥料を少量撒いてやると良いでしょう。

タマリュウを食べる害虫はいる?

タマリュウを食べる害虫はダンゴムシやコガネムシの幼虫です。

ダンゴムシは柔らかい葉であればなんでも食べます。

タマリュウの周囲は日陰で湿度が高く、冬場も暖かいのでダンゴムシにとって住みやすい環境になっています。

そのため冬も青々としていて柔らかいタマリュウの葉を食べられてしまう事があります。

また、コガネムシは肥えた土に卵を産みつけるので、タマリュウの根本で孵った幼虫が葉を食べてしまうことがあります。

どちらの害虫にも薬剤が効果的なので、薬剤の販売店に相談してみてください。

タマリュウとリュウノヒゲの違いは?

リュウノヒゲ

タマリュウはリュウノヒゲの改良種の一つです。

リュウノヒゲは、キジカクシ科ジャノヒゲ属の総称であり、その中でも葉が短く密集しているように改良された種がタマリュウなのです。

そのためリュウノヒゲは10cm〜30cm程度まで大きくなるのに対して、タマリュウは半分程度の5cm〜15cm程度までしか大きくならないように改良されています。

タマリュウが葉先から枯れてきたらもう復活させることはできないの?のまとめ

本記事ではタマリュウの生体や手入れの方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

タマリュウは環境の変化に強く、生命力も強い植物ですが、踏みつけや直射日光、化学肥料による栄養過多に弱いということを知っていただけたなら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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