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大根の葉が穴だらけに!大根の葉につく黒い虫とは?虫が食べる野菜はまずいのか?

大根の葉 その他

大根を栽培されている方の悩みの1つとして、大根の葉が穴だらけに食害されるケースがあります。これは葉につく黒い虫が原因のことが多いです。

黒い虫のことや駆除の方法、その他の虫のことを調べてみました。

また、虫が食べる野菜はまずいのか?についても調べましたので最後まで読んで参考にしていただければと思います。

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大根の葉につく黒い虫とは?

カブラハバチの幼虫

芋虫のような形ならカブラハバチの幼虫です。

イボ状の突起があればダイコンハムシの幼虫です。

カブラハバチの幼虫

・体長1.5~2cm

・名前の通りカブの葉が好きですが、アブラナ科全般(特に大根は大好物)を好む

・硬い葉脈だけ残して食べる

・4月から11月に発生(真夏の高温時には少なくなる)

・北海道の寒冷な地域にも生息し、繁殖力や食欲も強く、菜園をやられている方からは嫌われている

・別名ナノクロムシ(菜の黒虫)

・大根の辛味成分をとりこみ美味しくない体に進化したため、明確な天敵がいない

・成虫は体長7mm。頭部とハネが黒く、胴体がオレンジ色。ハチだが無毒で刺さない。成虫になっても葉っぱを好む。

ダイコンハムシの幼虫

・体長7mm

・葉に多数の穴ができる

・9月から12月に発生

・成虫は体長4mmで黒色のてんとうむしに似ている。成虫になっても葉っぱを好む

大根の葉についた虫の取り方

カブラハバチもダイコンハムシも毒性や噛んだりする心配はないので、手で取っても大丈夫です。

手で取るのが気持ち悪いかたは、割りばしなどで取るといいでしょう。

気をつけるべき点は、簡単には取れないことです。

敵から身を守るために、すぐに自分から落下してしまいます。手で触れるのはもちろん、葉が揺れたり、近づいただけでも落ちることがあります。

地面に落ちると、じっと動かず、黒色のために土と混ざって探しにくいです。

取る時は、下に容器を置いて、そこに落としていく感じでやるのがいいでしょう。

また、早朝は動きがにぶいので取りやすいです。

大根の葉が虫食いで穴だらけになっても食べられる?

大根の葉

問題なく食べられます。

ただし、よく洗ったほうがいいでしょう。

逆に虫が食べるってことは、無農薬とか低農薬なので、安全性が高い証拠です。

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大根が虫食いで穴があいているけど食べられる?

これも問題なく食べられます。

キスジノミハムシという虫が原因です。

虫の食害なので問題はありません。

ただし、虫が内部にいる可能性もありますので、食害の部分を切り取って虫がいないかどうかを確認したほうがいいでしょう。

大根の葉の裏に卵があるけどこれは何の卵?

通称ヨトウムシと言われている蛾の卵です。

大根につくヨトウムシはヨトウガとハスモンヨトウの2種類があります。

両方とも黄色っぽい色ですが、ハスモンヨトウのほうは産毛がびっしり生えています。

春と夏が発生のメインですが、涼しい地域は夏にも多く発生します。

幼虫になると葉を食い荒らすので、葉っぱごと捨てる駆除がいいでしょう。

大根の寄生虫は?

下記の通り、多種多様な寄生虫がいます。

被害状況から、ある程度の寄生虫を判別できます。

・ハムシ類(ダイコンハムシなど)

数mmの無数の穴

・アブラムシ類(ダイコンアブラムシなど)

穴はないが、葉の萎縮が見られる

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・ハモグリバエ類(ナスハモグリバエなど)

葉に白いスジ状の跡が残る

・ヨトウムシ類(ヨトウガなど)

葉脈を残して全て食いつくす

・メイガ類(ハイマダラノメイガなど)

中央の芯の部分を食べる

・ネキリムシ類(カブラヤガなど)

茎や葉を食べる

・ゾウムシ類(ヤサイゾウムシなど)

1~2cmの穴

・ダニ類(ハクサイダニなど)

葉が白っぽくなる

・アオムシ(モンシロチョウなど)

最初は小さな穴 成長すると葉脈を残して全て食いつくす

・コナガ

表皮を残して食べる

・ナガメ

葉が白っぽくなる

・センチュウ

大根の根に寄生する。

根の表面に白い斑点ができ、被害が進むと黒い斑点に変わる。

大根の葉についているアブラムシを食べたらどうなる?

体内に毒を持っていないので、基本的には食べても問題ないです。

ただし、カビやウイルスの媒介者なので、生で食べる場合は注意が必要です。

虫はまずい野菜につくの?

まずい野菜につきます。

講演会もされるような著名な有機野菜農家の吉田俊道さんの

「同じ畑のいつも虫が食べる野菜と、虫が食べない野菜を食べ比べたら、虫が食べない野菜のほうがおいしかった」という話が有名です。

ただし、農薬や防虫ネットを使えば虫はつかないので、虫がついてない野菜はおいしいということではないことに注意してください。

まとめ

大根の葉につく黒い虫の正体は、カブラハバチとダイコンハムシの幼虫です。

駆除しないと葉を全部食べられることもあるので、見つけたら素早く駆除しましょう。

駆除するときは、手でつかまえても大丈夫ですが、すぐにポロリと落ちてしまって捕まえにくいです。

また、地面に落ちると、土と同化して見つけるのは困難になります。

下に容器を置いて、それに落としていくような感じで捕まえたほうがいいでしょう。

それから、虫の被害にあった穴だらけの葉でも、洗えば問題なく食べられます。

虫がつかないようにするには、農薬や防虫ネットが一般的ですが。無農薬でも、健康的でおいしい野菜には虫がつかないので、そういう野菜作りに挑戦してみるのもいいのかもしれませんね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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