『大根の葉』ってあなたはどうしていますか?お料理に使っている方もいるだろうし、捨てちゃっている方もいるだろうし…。
『大根の葉』を調理するとき、下茹では必要なのでしょうか?また葉大根と大根の葉の違いは何なのでしょうか?
大根の葉について、調べてみました。
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大根の葉を下茹でする必要はある?
ずばり!下茹でしてください!
下茹でしないと固くて火が通りにくいので、一度下茹でして柔らかくしてから炒めたり、そのままお浸しにするなどして調理してください。
下茹でするときは、お塩を忘れずに。
塩を加えることにより、野菜の退色を防いでくれますし、食材に塩味をつけておくと、野菜の甘みを引き出してくれます。
大根の葉はあく抜きしないでも食べれる?
あく抜きは絶対してください!
通常野菜は、「あく」が少なくなるように品種改良されているようですが、根を食べるという考え方のため、葉の部分はあくが少なくなるように改良されていないとの事。
「あく」の元となっているのはシュウ酸という物質で、さまざまな野菜に含まれています。
シュウ酸を取りすぎると、「尿路結石」という病気の原因にもなる物質です。
また、あく抜きをしないと、苦みや渋みを感じたり、あくが混ざることによって濁った汁になり、見た目が悪くなってしまうので是非あく抜きするようにしてみてください。
そもそも大根の葉は食べられる?
『大根の葉』はとってもおいしく食べられます。
筆者おすすめのレシピをご紹介します♪
大根の葉っぱチャーハン
★用意するもの★ 1~2人前
・ごはん 1合
・たまご 2個
・大根の葉 茎2~3本分
・ハム もしくは ウィンナー ハムなら3枚 ウィンナーなら3本
・油 大さじ2
・顆粒かつおだし 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・顆粒鳥ガラだし 大さじ1
・塩コショウ 適量
・塩 小さじ1
☆作り方☆
- 沸騰したお湯に「塩 小さじ1」を加え、「大根の葉」を軽く下茹でし、みじん切りにする。
- 「ハム(ウィンナー)」を細かく切る。
- 「たまご2個」をとく。
- 強火で熱したフライパンに「油大さじ2」を引き、たまごを流し込む。
- たまごの端が固まりだしたら、「ごはん1合」を加えて、ゴムベラなどですばやくほぐすように炒める。
- 「大根の葉」、「ハム(ウィンナー)」、「塩コショウ」、「顆粒かつおだし」、「顆粒鳥ガラだし」を加え、すばやく炒める。
- 「ゴマ油」を加えてさらに炒めれば完成です。
大根の葉から水分が出過ぎないよう、すばやく炒めるのがコツです。
他にも、ベーコンと大根の葉を使ったペペロンチーノ、チンゲンサイの代わりに大根の葉を使ったあんかけ焼きそば、大根の葉ナムルで担々麺のお供に♪
大根の葉はどこに売っているの?どこで手に入るの?
主に、地元農家さんの直売所だったり、商店街の八百屋さんや道の駅なんかでも売っているところをよく見ますね。
スーパーによっては「葉大根」として売っていることもあるので、店員さんに聞いてみましょう。
大根の葉はどこで切りとる?
葉っぱの付け根あたりを切りましょう。
大根に茎を残してしまうと、そこから養分が吸い取られ元気がなくなるスピードを速めてしまいます。
大根の茎が生え始めている青っぽいところを切ると良いでしょう。
すぐ使わないのであれば、切口が乾燥しないようラップやキッチンペーパーで包んでから、ポリ袋などにいれて冷蔵庫で保管しましょう。
大根の葉の効用は?
『大根の葉』は「緑黄色野菜」なのです。
実はとても栄養価が高く、βカロテン・ビタミンC・ビタミンK・葉酸などのビタミン類や、カルシウム・カリウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
胃腸の働きを整えて消化を助けたり、便秘解消や冷え、美肌効果などがあります。
焼き魚を食べるときに大根おろしを添えますが、あれは理にかなっているということですね。
大根が甘いのは上下どっち?
大根の部位は3か所に分けられます。
上部は、水分が多く甘みも強いです。
大根おろしやサラダなど、生で食べれるところですね。
中部は、柔らかいのが特徴で甘みと辛みがバランスの良い部位です。
おでんなどの煮物や、大根ステーキなどにおすすめです。
下部は、水分が少なく辛みが強いです。
辛いのが好きな人には大根おろし、苦手な方は細かくしてお味噌汁やお漬物でも良さそうですね。
大根の葉の時期は?
大根は、種まきしてからだいたい60~70日くらいで収穫時期を迎えます。
夏だいこんと冬だいこんという品種があり、夏だいこんが出荷されるのは、7月下旬から9月初め頃。
冬だいこんが出荷されるのは、1月下旬から2月いっぱいです。
この頃の大根は、ずっしりと重みがあり、皮に張りとツヤがあります。
『大根の葉』も緑色でみずみずしく、甘みがあって柔らかいのが特徴です。
葉大根と大根の葉の違いとは?
『大根の葉』がついている大根は、根を食べるために品種改良されたものです。
それに対し「葉大根」は、葉を食べるために品種改良されているものです。
根の部分が大きく育たないように改良されていて、葉の部分はみずみずしく、食感も柔らかいです。
また、臭みも少なく食べやすいので、好んで購入されている方も多くいらっしゃいます。
大根の葉は下茹でする必要がある?のまとめ
いかがでしたでしょうか?
『大根の葉』はしっかり下茹でしてあくをとることにより、苦みや渋みがとれて、やわらかい葉を食べることができますね。
いろいろなレシピもご紹介されているので、『大根の葉』を手に入れたら是非お料理してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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