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トウモロコシ栽培しても背が低いままでお悩みの方に必見!失敗しない育て方!とうもろこしが甘くない、実がつかない原因とは?

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トウモロコシが背が低いまま大きくならない!大きく育てるには?

トウモロコシはどう育てたら甘くなるの?

トウモロコシの実がつかないのはどうして?

トウモロコシ栽培をしている方やこれから始めようと考えている方に読んでいただきたい記事です。

トウモロコシをうまく育てられない方のために詳しく解説しています。

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トウモロコシの栽培をしても背が低いまま伸びない!なぜ?

とうもろこし

トウモロコシの背が低くなる原因は肥料不足です。

肥料が不足すると株が十分に成長せず、背が低くなる他に茎が細くなる、実が小さいなどの原因となります。

元肥や追肥は決まった時期に決まった量を与えるようにしましょう。

トウモロコシを栽培したけど甘くない!考えられる理由は?

トウモロコシは、収穫した時間帯によって甘さが半減してしまうほどシビアな食べ物です。

気温が下がると糖度が上昇するため、早朝に収穫したトウモロコシが1日の中で1番甘くなります。

また、トウモロコシは鮮度が落ちやすい食べ物です。

収穫してから時間が経つと、トウモロコシは生命を維持するために自身の栄養やエネルギーを使い始めます。

そうすると、甘さがどんどんなくなる上に、アクがでてきてしまい苦みを感じるようになります

甘くておいしいトウモロコシを食べたい方は、朝から営業している直売所で購入することをおすすめします。

トウモロコシの実がつかなかったり、太くならないのはなぜ?

考えられる原因が3つあります。

受粉不良

トウモロコシは雄花と雌花が一つの株にそれぞれ開花します。

この雄花と雌花の開花時期がずれると受粉せずに実がつかないことがあります。

トウモロコシの株数が少なかったり、1列に並べて植えると花粉が飛んでしまい受粉できなくなってしまいます。

並べて植えるのではなく、一か所にまとめて植えると受粉しやすくなります

先端不稔(せんたんふねん)

穂の先端に実がつかない現象のことを「先端不稔」といいます。

とうもろこしが密集しすぎている、天候不良が続いた、花粉の量が少ないなどの理由で栄養が不足してしまったときに起きます。

また、土壌に水分が足りず乾燥してしまった場合も起こることがあります。

対策はしっかり追肥をすることです。

追肥のタイミングは、本葉が6〜8枚になった頃に1回目、雄穂が出現した頃に2回目です。

量は化成肥料や有機肥料を一握り程度でよいです。

ポイントは肥料切れを起こさせない土壌を乾燥させないことで良質な穂を作ることができます。

連作障害

植物全般に言えることですが、同じ場所で同じ作物を続けて栽培していると、必要な栄養が不足して生育不順になりますし、土壌の栄養分が偏ってしまうことによって害虫が増殖してしまうことがあります。

同じ場所で栽培することを避けて、その場所でトウモロコシを栽培するとしても最低1年はあけてください。

 

とうもろこし栽培の失敗例とは?

トウモロコシ栽培で、上記のような失敗例はよくみられる症状です。

簡単にまとめると次のようになります。

・苗を植えたときの株間が狭い

・低温や乾燥が続いてしまう

・肥料や水分が少なかったり、追肥のタイミングが違っていた

・授粉期に天候が荒れて、受粉が不十分だった

・風害や植え方により花粉が不足してしまった

・アブラムシによる生育阻害(別記事にしました)

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このような原因があると粒が小さい、実がスカスカになるなどして失敗してしまいます。

天候などの影響はどうしようもないですが、低温、乾燥、肥料不足、水分不足、追肥に関しては、しっかり対策を行えば甘くておいしいトウモロコシを栽培することができます。

トウモロコシの肥料のやり過ぎには注意!多いとどうなる?

トウモロコシは肥料不足によってうまく生育しないことがありますが、逆に肥料過多にも注意が必要です。

肥料をあげすぎると根から水分を吸収できなくなり、障害が発生したり枯れてしまうこともあります。これを「肥料焼け」といいます。

トウモロコシは「肥料食いの王様」といわれるくらい肥料を必要とする植物ですが、決められた量以上の肥料を与えることはやめましょう。

とうもろこしを甘くする肥料は何?

トウモロコシには有機肥料がおすすめです。

特に、鶏糞、米ぬか、油粕などがよいとされています。

鶏糞は栄養分が高く、元肥や追肥に使えるため便利です。

米ぬかを使用する場合は脱脂米ぬかを使いましょう。ゆっくり効果があらわれるため、元肥に使うとよいです。

油粕はトウモロコシを甘くするといわれています。

元肥として使うのであれば、そのままだとリン酸やカリウムが不足しがちなため、油粕を原料とした発酵油粕ぼかし肥料がおすすめです。

とうもろこしの種を水につけるといいっていうのは本当?

トウモロコシの種を撒く前に、水に一晩浸しておくと発芽時期が揃いやすくなるといわれています。

ですが、浸し方に注意点がありますので気をつけてください。

種も呼吸しているため、そのまま水に浸してしまうと窒息して発芽率が極端に低下することがあります

水に浸す場合は、ティッシュやキッチンペーパーに水を含ませて、その上に置くようにしてください。

ゆっくり水分を吸収させて、根が出始めたときに撒くと発芽率が上がります

とうもろこしと相性の良い野菜、悪い野菜は?

■とうもろこしと相性の良い野菜(コンパニオンプランツ)

・ジャガイモ

・里芋

・えんどう豆

・枝豆(おすすめ) ※土壌病害を抑える

・ササゲ

・キュウリ

・メロン

・カボチャ

・いんげんまめ(おすすめ) ※害虫対策になる

■トウモロコシと相性が悪い野菜

・茄子

・トマト

・ミニトマト

・ピーマン

・シシトウ

相性の悪い野菜を一緒に植えると生育が悪くなるので注意してください。

トウモロコシは何日で発芽する?

トウモロコシは気温が高ければそれだけ早く発芽します。

最低発芽温度は15℃前後で14日ほど、30~35℃あれば3日ほどで発芽します。

 

トウモロコシを栽培しても背が低いままの原因のまとめ

トウモロコシが甘くならない原因は、収穫したときの気温がポイントでした。

気温が低い朝方に収穫することで甘くなります。

ただし、鮮度が落ちることによってアクがでてきてしまうので注意しましょう。

実がつかない原因は、うまく受粉していなかったり、栄養が足りていなかったりするとうまく生育できないようですね。

植え方や肥料に注意して、甘くておいしいトウモロコシを栽培していきましょう。

トウモロコシはアブラムシの被害を受ける作物でもあります。

アブラムシ対策や、どこから侵入してくるのかなど別記事にしたのでよかったらこちらも読んでみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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