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アブラムシは室内でも発生する?一体どこからくるの?もし駆除しないで放っておくとどうなる?駆除するにはこの方法で!

その他

野菜や植物を育てると、寄ってくるアブラムシ。大切に育てている植物が被害に遭われた方も多いのではないでしょうか?

このアブラムシですが不思議とマンションや室内であっても侵入してきます。一体どこからくるのでしょう?そして、駆除せずに放っておくとどうなるのでしょうか?

室内にも発生してしまうアブラムシについて、発生源や駆除方法などを解説していこうと思います。

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アブラムシは室内でも入ってくるけどどこからくるの?

自宅で観葉植物や家庭菜園をしているとアブラムシを見かることがあります。

どこから発生しているのでしょう?

よくある発生源として、自宅で栽培している植物の土に卵があり、そこからアブラムシが発生してしまうことがあります。

 

他にも外出したときに服や買ってきた野菜などにくっついて侵入してしまうケースも多いようです。

また、換気のために窓をあけていても、網戸から侵入してしまいます。

マンションのベランダにアブラムシが!どこからくるの?

2階建てや3階建てのマンションであっても、アブラムシはベランダや室内に侵入してしまうことがあります。

なぜなら、アブラムシには羽のある種類が存在するからです。

 

アブラムシの特性で、大きな集団を作り増え続けていきます。

メスは、餌が少なくなってくると環境に応じてホルモンを変化させ、羽のある個体と羽のない個体を産み分ける能力があると考えられています。

羽のあるアブラムシが移動してベランダや室内に侵入し、新たなえさとなる植物の土に卵を産み、増えていくわけですね。

アブラムシを駆除しないで放っておくとどうなる?

アブラムシを放置しておくと植物にとって悪影響であり、次のような症状があらわれます。

・アブラムシの排泄物にカビが生えてしまい、すす病になってしまう。(光合成がしにくくなる)

・ウイルス病やモザイク病などの病原菌をもっているため、植物に感染してしまう。

・吸汁されることでたんぱく質や炭水化物が減少し、発育が悪くなる。

アブラムシを見つけたら早急に駆除しなければなりませんね。

どうやって駆除したらよいのでしょうか。

アブラムシが大量発生したらどうすればいい?

アブラムシの大量発生に最も効果的なのが、浸透移行性剤といわれる殺虫剤です。

 

 

根元や葉など全体的に散布し、薬の成分を吸収させることで植物自体に殺菌効果を持たせることができます。

また、農薬が気になる方には次の方法をお試しください。

手や粘着テープ、歯ブラシで取り除く

手でアブラムシを払って落としたり、粘着テープでアブラムシを吸着させ取り除きます。

また、歯ブラシを使って取り除いたり原始的な方法になりますが一定の効果はあります。

牛乳スプレーを撒く

牛乳と水を1:1の割合で混ぜて、アブラムシがついている場所に10回ほど散布します。

乾いたときに膜ができて、窒息死させる効果があります。

せっけん水スプレーを撒く

水1ℓにせっけん1gを溶かして作ります。

散布後10分ほどで駆除することができますが、そのままにすると枯れてしまう可能性もあるので、水で植物を洗い流す必要があります。

重曹スプレーを撒く

食用油20mlに重曹小さじ1杯を混ぜたあと、水500mlを入れて混ぜます。

台所用の中性洗剤を1~2適くわえると、水と油が混ざりやすくなります。

よく振ってから散布し、植物が乾いてきたら水で洗い流すようにしましょう。

アブラムシが苦手なものは?

アブラムシが苦手なものを使って駆除する方法もあります。

スモークフレーバーの香りが苦手といわれているため、木酢液を散布することもおすすめだそうです。

また、アブラムシが苦手な香りや成分をもっている植物を一緒に育てることで予防する効果が得られます。

アブラムシが苦手な植物は、「セージ」「バジル」「カモミール」「ミント」「マリーゴールド」「ニンニク」「キラ」「キンレンカ」「オオバ」など。

アブラムシの天敵は?アブラムシを食べる虫を教えて!

アブラムシの天敵は意外に多いです。

よく知られているのはテントウムシやクサカゲロウ、ハナアブ、ハチなどの昆虫になります。

その他にもクモ、ダニ、ムカデ、ナメクジ、鳥や菌類などなど数多く存在します。

おすすめなのが、飛行能力が低いナミテントウというテントウムシですね。

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飛ばないテントウムシなのでどこかに逃げてしまうことも少なく、アブラムシを1日に100匹以上捕食してくれるようです。

ネット通販でナミテントウの幼虫を買うことができます。

アブラムシを水で洗い流すと効果がある?

アブラムシは水で洗い流すことができるのでしょうか?

正直なところ水まき程度の勢いではアブラムシを駆除することはできないようです。

雨の対策なのか、アブラムシ自身に空気の層をまとっていて、多少の水をかけても動きがみられないようです。

水圧をあげれば流せるかもしれませんが、植物を傷めてしまうためおすすめしません。

結果、上記で解説したスプレーを散布したほうが効果的ですね。

アブラムシの死滅温度とは?

アブラムシは気温約50℃で死滅するといわれています。

実際に農家さんがおこなった害虫駆除方法で、ビニールハウス内温度を20~25分かけて50℃まで上昇させ、3~5分で常温に戻すことにより作物に影響なく害虫駆除ができる仕組みです。

家庭菜園ではスプレーや殺虫剤を使った方が簡単かもしれませんね。

誤ってアブラムシを食べるとどうなる?

アブラムシ自体に害はありませんので、食べても問題ありません。

ですが、アブラムシが発生している野菜は、カビを繁殖させていることもありますので、生で食べる際はよく洗って食べるようにしましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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