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小豆を栽培して花が咲かないのはなぜ?あずきのコンパニオンプランツは?

小豆の花 その他

小豆を栽培していて花が咲かない!とお悩みのあなた!

なぜ花が咲かないのか?そして小豆の花はいつ頃咲くのでしょうか?

またコンパニオンプランツは何がいいのか?など小豆を栽培している方、これから栽培しようとしておられる方向けの記事になってます。

是非最後まで読んで参考にしてみてください。

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小豆を栽培して花が咲かないのはなぜ?

小豆の花

花が咲かない原因で考えられることは次のような場合です。

環境条件

小豆は日光が良く当たり、風通しの良い場所で栽培する必要があります。

土壌のpHが6〜7程度。

栄養分が豊富で水はけがよく、水はけが悪いと根腐れを引き起こすため花が咲きません。

肥料

小豆は栄養分が多い土壌を好みます。

肥料を与えるタイミングや量、種類など与え方が間違っていると花芽が形成されず、花が咲かないことがあります。

収穫時期

小豆は花をつけた後に実をつけます。

花が咲いてから実ができるまでに時間がかかるため、収穫時期が遅いと花が咲かないことがあります。

小豆の花はいつ頃咲くの?

『小豆』の花は、日当りの良い場所で出芽後1か月半から2か月程度で咲き始めます。

見た目は小さくて、黄色い可愛い花です。

開花時期は結構長く、30日から40日程度続きます。

ですが、この開花時期に農薬を散布しないと、フキノメイガとマメシンクイという害虫が、豆の鞘に入り込んで食い荒らすそうです。

綺麗なお花に農薬を撒かなければいけないのはいたたまれないですね。

小豆の土作りは?肥料は何がいい?

『小豆』は水はけのよい土を好みます。

プランターで栽培する場合は、ホームセンターなどで売っている「野菜用培養土」を使うのが便利です。

『小豆』を育てるための肥料は、リン酸、カリウム、カルシウムなどの必要量が高めで、チッ素も十分確保しなければならないことから、化成肥料や堆肥などで供給させる必要があります。

元肥のみで追肥はあまり与えなくても大丈夫です。

『小豆』の栽培前に準備しておくことをまとめておきましょう。

プランターの大きさ

『小豆』を栽培するときに使うプランターは、標準から大型のサイズが適しています。

大型の植木鉢でも栽培可能です。

目安の寸法として、長さ60㎝程度・奥行20㎝程度・高さ20㎝程度のプランターで、容量10L以上が良いかと思います。

野菜用培養土のおすすめ

葉野菜用の肥料入り用土で、「農家さんも使ってる野菜の培養土」という商品がおすすめです。

肥料が入っているので元肥も不要です。

自分で用土を配合する場合は、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1

それに石灰を用土10Lに対して10~20gを混ぜ合わせたものを使ってください。

こちらも元肥は必要ありません。

ちなみに、初心者の方はあまり安物の土は使用しない方が無難です。

安物の土だと、ちゃんと育たないというわけではありませんが、大抵その土に何かを混ぜてこれから栽培する野菜に適した土にしないと上手く育たないということがあります。

「イチゴ専用の土」や「トマト専用の土」などのように、専用の土が売っているのであれば少々値段が高くてもそれを買うことをおすすめします。

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あずきのコンパニオンプランツは?

『コンパニオンプランツ』とは、育てたい植物のそばに植えることで良い影響をもたらす植物のことです。

「共栄作物」や「共存作物」ともいいます。

コンパニオンプランツを植えることにより、病気や害虫の被害が低下したり、生育が良くなったりします。

農薬や化学肥料の量も減るので一石三鳥ですね。

『小豆』にとってのコンパニオンプランツとは?

同じマメ科で『大豆』と『小豆』は相性の良いコンパニオンプランツだそうです。

『大豆』は肥料がいらない特性をもち、『小豆』は肥料を欲しがる特性をもつため、お互いによく育つそうです。

また、混植で害虫が少なくなるとの事。

小豆の生育適温はどのくらいなの?

原産地が東アジアなので、『小豆』の生育適温は20~25度で、寒さに弱く暖かい地域を好みます。

日当りが良く、風通しの良い場所で育てましょう。

霜にも弱いので、種を撒くときの土の温度は10度を超えるくらいじゃないと、うまく発芽しません。

『小豆』は3種類ほど品種があり、それぞれ生育環境が変わってきます。

夏アズキ

4月下旬~5月下旬に種を撒き、8月上旬~9月中旬に収穫することができます。

沖縄を除く全国で栽培することができる品種です。

秋アズキ

6月~7月に種を撒き、9月下旬~11月中旬に収穫することができます。

主に近畿から九州の西日本にて栽培されています。

中間型アズキ

夏アズキと秋アズキの中間の性質をもっており、初夏に種を撒く。

中部地方の山間部や東北地方で栽培されている。

気を付けてほしいのが、同じ品種であっても環境や気温の違いで種まきと収穫にずれが生じることがあるため、育てようと考えている人は適応している温度などをチェックしておくとよいと思います。

小豆の栽培株間は?

地植えの場合、株間は30㎝にしてください。

マルチシートにカッターなどで穴をあけ、土に3㎝ほどの深さで穴を作り、『小豆』の種を1粒ずつ置きます。

土をかけてしっかり鎮圧し、水をたっぷりあげてください。

プランターの場合、株間は10㎝にしてください。

地植えと同じく3㎝ほどの深さで穴を作り、種を1粒ずつ置いてください。

土をかけてしっかり鎮圧し、水をたっぷりあげてください。

小豆はなぜ北海道産が多いの?

『小豆』が育つためには「根粒菌」という土壌微生物の働きが重要になってきます。

根粒菌はマメ科植物の根に根粒を作り、その中で大気中のチッ素をアンモニアに変換して、植物に供給している微生物です。

そして北海道の土は、「火山性土壌」を多く含んでいます。

火山性土壌には、根粒菌が働くために必要な酸素を多く含んでいます。

根粒菌が働きやすい環境がそろっている北海道は、『小豆』にとって最も適している環境ということですね。

あともう一つ理由がありまして、和菓子の材料として使う『小豆』は、粒が大きくて色が赤くてきれいなものが重宝されるようです。

粒が大きい『小豆』を作るには、花が咲いてから実がなるまでの成熟期間が長い方がよく、北海道では2か月の成熟期間が設けられるそうです。

ここでも和菓子用の『小豆』として適している環境ということでした。

小豆はなぜ赤い?

小豆はなぜ赤い?

赤い小豆は品種によるものです。

「赤いダイヤ」とも呼ばれています。

他にも黒い小豆、白い小豆、斑の小豆などがあり、含まれている色素やポリフェノールの量に違いがあるようです。

国内で栽培されている『小豆』はほとんどが赤い小豆です。

代表的な品種に、兵庫・京都の「丹波大納言」や北海道の「エリモショウズ」などがあります。

北海道では、令和4年に新しく「北ロマン」という品種も作られたようです。

小豆の生産量1位はどこ?

『小豆』の生産量は下記の通りです。

1位 北海道 国内シェア率 93.6%

2位 兵庫          1.2%

3位 京都          0.5%

4位 滋賀          0.4%

小豆を栽培して花が咲かないのはなぜ?のまとめ

いかがでしたでしょうか?

同じマメ科で『大豆』と『小豆』は相性の良いコンパニオンプランツです。

『小豆』の生育適温は20~25度で、寒さに弱く暖かい地域を好みます。

『小豆』は赤いのに、黄色くて可愛い花が咲きます。

栽培するのも家庭菜園でできます。

『小豆』の生産量は北海道が断トツで1位です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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