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金魚は共食いする?稚魚同士でも?共食いする原因と理由とは?尾びれが無くなってしまったけど元に戻る?

その他

金魚は共食いをするし、稚魚同士でも共食いをします。これには原因と理由があります。

また、共食いや病気によって尾びれが無くなってしまう場合がありますが、この尾びれは再生するのでしょうか?

この記事は、金魚を飼っておられる方、これから金魚を飼おうと考えておられる方に役に立つ記事になっております。

最後まで御覧ください。

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金魚は共食いするの?無くなった尾びれは元に戻る?

金魚は本能的にではなくとも、「共食い」をします。

金魚の共食いについては、同じ大きさの金魚同士、弱肉強食の関係でおそって食べるというよりも「捕食(ほしょく)」といった形でつっつく行為が実際にはあるようです。

具体的には、相手の状態が弱っている場合や、金魚同士の相性が悪い場合、一方の金魚がもう一方の金魚を追いまわしたり、つっつく行動を繰り返していくといわれています。

私の買っていた琉金(リュウキン)の金魚同士もそうでした。

ほかにも、金魚が口の中に入るサイズのものは、すべてエサだと勘違いしてしまうことがあるらしく、親金魚が卵や稚魚を飲み込んでしまうことも実際にはあるそうです。

その結果、見た目には「共食い」のように私たち人間には見えてしまいます。

いったん無くなった尾びれは、いびつになるけれど治療によって症状はおさまっていきます。

しかしながら、完全な形では元には戻りません。

金魚が共食いする原因と理由とは?

過度な空腹があると、共食いの原因になっていきます。

たとえば、5日間などの長期の旅行などで、まったくエサを与えなかった期間があったり、心配しすぎて水質がにごることを気にしすぎたあまり、エサの量を減らしてしまっていたりなどの原因が考えられます。

なんでも極端にしてしまうことはよくないのかも知れません。

金魚にも、他の魚同様に死んだ魚を生きるための本能からか、たんぱく源として捕食することはあるといわれています。

また、ブラックバスの雑食のように誤飲誤食してしまうこともあるため、個体のちいさな稚魚は、身体の大きな成魚とは分けて飼育するのが一般的にはオススメです。

金魚は稚魚同士でも共食いする?

金魚の稚魚

稚魚同士でも、まれに共食いは発生します。

やはり極限の空腹状態といった環境を作ってしまうと、こうした事態が起こってしまうようです。

たくさんの稚魚を同じ水槽で飼育しているときや、個体の体格に差がある成魚も一緒の水槽の中で育てていると、それぞれの個体がエサを食べられる量にバラつきが出てきてしまいます。

もともと稚魚と成魚とでは、食べるエサの分量が違います。

十分なエサがあれば環境は平和なまま保たれますが、個体ごとに食べられるエサの量が足りなくなってくると、中には衰弱してくるものも出てきてしまいます。

そんなとき、金魚のなかにはそういった弱っている仲間を突っついてしまうといった習性がでてくるようです。

それぞれの体力に個体差がひらいていくと、強者弱者としての個体差で互いの関係に優劣が生まれてきます。

水槽の中では、弱者は本能のえじきとなってしまうそうです。

金魚が他の金魚を追いかける時の対策は?

対策としては、水草やトンネルを置いて身がかくせる空間づくりが必要です。

金魚も人間と同じで、長時間同じエレベーターや空間で他人の目線にずっとさらされているとストレスがたまります。

相手の金魚との空間に何かしら自分の姿を隠せるプライベートスペースが十分にないと、精神的によくないのです。

水中に身を隠せる環境が足りないと追いかけてしまう行動をしてしまうようです。

そして、水槽の生活空間が魚の数に対して「狭い」と感じたときにも、それがストレスとなって自分以外にちょっかいを出す行動が見受けられます。

また、同じ水槽の中に、泳ぎが苦手な金魚(たとえばピンポンパールなど)を一緒にいれてしまうと、金魚同士でも「いじめ」が起こりやすくなるそうです。

突っついたり、執拗に追いかけたりします。

そんな時には、アミや柵で隔離したり、完全に別の水槽の環境で育てることが大切になってきます。

具体的な対策としては、流木を重ねたり、トンネルや大き目の石や水草の影が有効です。

金魚のヒレがギザギザになってなくなってるけどこれは病気なの?

ヒレの部分が「きれいではないギザギザ」の場合は、「尾ぐされ病」という病気を疑うべきです。

一般的に、キズ口がスパッと裂けているのはケガとされますが、ヒレの部分が溶けたようになりボロボロの状態、つまり「ヒレがギザギザ」になっている状態は「尾ぐされ病」と判断していくようです。

私はスマホに写真を撮って、ホームセンターのアクア販売コーナーの店員さんに診てもらったことがありました。

すぐ、その場で治療用のアイテムを購入して自宅で水質管理を徹底していきました。

尾ぐされ病を引き起こす「カラムナリス菌」は、エラの周囲ではエラぐされ病、クチのまわりでは口ぐされ病、他にも皮膚炎などのさまざまな症状の病気を併発していく要因にもなるため、初期の対応は大切になっていきます。

ヒレの部分が「ギザギザ」の状態は、ほぼ尾ぐされ病のケースが多いです。

尾ぐされ病はうつるの?

尾ぐされ病はうつります。

感染魚から健康な魚へ、水中を通してこの菌が増殖することで伝染していきます。

病原菌は水中に常在している細菌「カラムナリス菌」が原因とされています。

魚の免疫力を維持するために、最初から適した飼育環境を整えて育てることが大事です。

尾ぐされ病の対処法は、水槽の中の水を全部とりかえただけでは進行は止められないので、それなりの適正な塩分濃度などで治療を始めることが先決です。

金魚にとって「水」は、私たち人間にとって「空気」のようなもの。

火災事故で黒煙のモクモクと立ち込める中にずっといると息苦しくなって外へ飛び出してしまうように、金魚の呼吸器官へも入り込む「水」は、命につながる大切な環境です。

菌がまん延して水中に繁殖する前に環境を整えていくことが大事です。

泳いでいる空間に菌がまん延してしまえば、他の金魚にも時間の問題で「尾ぐされ病」はうつってしまいます。

尾ぐされ病は自然治癒できる?尾ぐされ病が治ったかどうかの判断とは?

自然治癒は尾ぐされ病の程度にもよります。

治療後、いびつでも再生の進行が止まれば、とりあえずは完治とみていいようです。

治療による個体への負荷を考えると、金魚自体にも自然治癒力はあるため、何が何でも水質治療に踏み切ることはないと言われたことがあります。

悪化しなければ様子を見ていくのも一つの手です。

しかし、尾ぐされ病にかかって症状が悪化するようであれば、その時は「治療の判断」が大切です。

私の場合、結果的には延命措置となりましたが、放っておくと、そのまま命を落としてしまう時期を早めてしまいます。治療には塩水浴と薬浴をおこなっていきます。

こうした治療で、結果的に形がいびつになっても、基本的に尾びれの再生はめざせます。

完治の判断は、症状が消えて、再生がおちついた頃。

ヒレが白く溶けた状態だったり、充血している状態が尾ぐされ病なため、治療することによって尾びれ自体の再生が進んでいきます。

この症状が無くなってくれば治ったと言えるでしょう。

最初から治療一択の選択よりも、治療で個体への負荷を考えて、はじめは自然治癒力で様子を見ることも大切です。

金魚が死んでしまう前兆ってある?また金魚の寿命ってどのくらい?

一般的に2~3年生きる飼育の金魚にも、死んでしまうときの前兆はあります。

それは、普段と違う行動を見せたとき。

水面に浮いてきたり、底にいても動きがニブくなってきたら要注意!

それから、いつもと違う行動をしていても注意が必要です。

暴れるように動き回っているときは、アンモニア中毒で、この場合はほとんど助からないそうです。

水面近くでいつも以上に口をパクパクさせているときは、水中の酸欠ぎみが原因だそうです。

さらに、エサを食べなくなったり、上下ひっくり返って動かなくなっていたりも要注意です。

また、金魚の寿命は種類によって違います。

さまざまな種類を平均すると、だいた5年から10年といったところ。

しかしこれは老衰自然死の場合。

多くの一般家庭で飼育するケースでは、病にかかることで命を落とす場合がほとんど。

だから、2~3年育てば長生きしたと言えるでしょう。

しっかりとした環境で頑張れば、15年以上は生きる生き物です。

金魚の寿命は、人間でいったら3~4倍の計算になります。

世界ギネスの金魚の寿命では過去43年生きたツワモノもいるそうです。

毎日の観察が、飼育していく時には重要になってきます。普段と違う行動を見せたときは、何か変化が起きていると考えることをわすれないでメモしたり記録をつけておくことも大切です。

金魚は共食いする?稚魚同士でも?共食いする原因と理由とは?尾びれが無くなってしまったけど元に戻る?のまとめ

金魚は「共食い」をします。

そして、無くなった尾びれは、キレイに元に戻らないけれど、再生はしていきます。

注意することとしては、エサの与える量が足りないと「共食いの原因」につながります。

驚くことに、稚魚の段階でも極限のエサ不足の環境下では、「共食いも発生」してしまいます。

金魚同士のトラブルを避けるために、お互いの目線が交わらない草木の物陰やトンネルなどの「アトラクショングッズを設置」してあげるとよいです。

金魚のヒレがギザギザになってきたら、要注意です。

尾ぐされ病を疑って経過観察していきましょう。

尾ぐされ病はうつるので、症状が始まってからは、適正な塩分濃度などを計量して治療に専念していくことが必要です。

適正な処置をおこなえれば、完全な形は望めないものの、再生は進んでいきます。

奇形ではあるけれども、溶けたり充血が無くなれば症状はおさまったと判断できます。

金魚が死んでしまうときの前兆としては、「いつもと違う行動」をしていないか、目を配る必要があります。

自然界で生きている金魚と違って、飼育専用の金魚はすでに自宅の水槽へ運ぶ以前に何かしらキズついていることがあります。

そのため、彼らの寿命はだいたい2~3年生きたらいいほうだといわれています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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