記事内に広告が含まれています。

寿司にわさびはいらない?なぜ寿司にわさびをいれるのか、その理由とは?回転寿司がサビ抜きの理由や本わさびとわさびの違いとは

その他

あなたはお寿司屋さんでわさび入りを注文しますか?それともサビ抜きですか?

わさびが嫌いな方にとっては、なぜ寿司にわさびをいれる必要があるのか?いらないのでは?と疑問に思われるのではないでしょうか?

実は、ちゃんとしたわさびをいれる理由というのがあります。また回転寿司がサビ抜きにしている理由や、本わさびとわさびの違いについても調べてみました。

あなたも意外と知らない、わさびのマナーのことなどあるので最後まで御覧いただければと思います。

スポンサーリンク

寿司にわさびはいらない?なぜ寿司にわさびをいれるの?

苦手な人にとって、「なんでわさびを入れるの?」って思いますよね。

寿司にわさびを入れる理由は次の4つです。

・わさびの辛みによって味を引き締める。

 ・魚の生臭さを消す効果がある。

 ・殺菌効果があるため、食中毒などを防止する役割がある。

 ・ネタとシャリをくっつけるための糊(のり)の役割がある。

 

こうしてみてみると、わさびの役割ってすごく重要だとわかります。

特に食中毒の防止になっているなんて、わさびをいれることを考えた人はすごいなと感心してしまいます。

回転寿司がサビ抜きなのはなぜ?

全ての回転寿司がサビ抜きで提供しているわけではありませんが、たしかに大手回転寿司チェーンでは全皿サビ抜きになっているところもありますね。

なぜ全皿サビ抜きで提供するお店があるのでしょう?

生鮮技術の向上

昔は生鮮技術が低かったため、魚の臭いが気になることからわさびを入れるようになりました。

現在では生魚が新鮮でおいしく食べられる技術が向上し、わさびがなくても魚の臭みが気にならなくなったからとされています。

客層の変化

回転寿司チェーン店が各地方に増え、高級だったお寿司が安価でおいしく食べられる時代となりました。

ファミリー層の利用が増えたことにより、子供でもすぐ食べられるよう考えられたとされています。

直前わさびの導入

わさびが苦手な方やお子さんからは「わさび抜きで」と注文がきます。

また、わさび好きな方からは「わさび多めで」と注文がきます。

両者のニーズに答えるために直前わさびという方法が考えられました。

全皿をサビ抜きで提供することにより、テーブルに用意したわさびをお客さんの好きな量でおいしくいただけるようにと考えられたシステムです。

わさびへのこだわり

大手回転寿司チェーン店では、こだわりをもった独自のブレンドわさびを提供しています。

お寿司をいただく直前に好きな量を使用していただくことで、わさびの風味やお寿司を美味しくいただいてほしいというお店側の心遣いから考えられました。

お客さんから好評につき、わさび単体での店頭販売も実施している店舗があるようです。

どの理由も、お客さんに美味しく食べてもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちで企業努力してきた結果ということになりますね。

大人が寿司をサビ抜きにするのは失礼なの?

職人さんが提供しているサビ抜きを食べて失礼にあたるとは考えにくいかもしれません。

大人でもサビ抜きで注文される方はたくさんいらっしゃいます。

また、お寿司には絶対にわさびと考える方もいらっしゃいます。

前述でサビ抜きについてお話したとおり、お店側はお客さんが美味しくいただけるようにと考えながら試行錯誤しているわけです。

筆者からすると、職人さんもお客さんも「喜んでもらえることに失礼はない」と考えます。

寿司をサビ抜きにする人の割合とは?

お寿司のわさびが苦手という方はどのくらいいるのでしょう?

サビ抜きで食べる比率

20代 20.1%
30代 15.3%
40代 10.7%
50代 10.4%
60代 3.8%

どうやら20代が最もサビ抜きで食べる傾向にあります。

「わさびのおいしさがわからない」、「わさびの辛みが苦手」という意見が多いようです。

では、わさびのおいしさとはなんなのでしょう?

わさびの美味しさがわからない!何がいいの?

わさびの独特な辛みと風味が苦手という方はたくさんいらっしゃると思います。

好きな方にとってどのような魅力があるのでしょう?

最も多く寄せられる意見としては、わさびは風味や辛みを楽しむものとされています。

市販のチューブに入っているわさびと本場のすり下ろしたわさびとでは、風味も辛みも格段に違うそうです。

市販品は嫌いだけど、本場のわさびがおいしすぎてびっくりしたという方もいらっしゃるほどです。

また、わさびとかつお節をメインとしたわさびご飯というものもあるくらいですから、わさび好きにとっては愛すべき食材ということですね。

わさびが嫌いな人の理由とは?

わさび特有の辛み、鼻から抜けていくツーンとする感覚が苦手という方が多いようです。

これは年齢関係なく、若者から高齢者まで共通している理由でした。

他の意見としては、「わさびの辛みや風味のせいで本来の味がわからなくなる」、「色が気になる」という方がいらっしゃいました。

筆者は「味の楽しみ方は人それぞれ」と考えているので、おいしくいただければわさびにこだわらなくてもいいかなとは思いますね。

わさびは寿司のどこにつける?

回転寿司で全皿サビ抜きを提供している場合、どこにわさびをつけているのでしょう。

それぞれの食べ方に違いがありました。

・寿司ネタの上にのせる

・しゃりとネタの間に入れる

・醤油に溶かして食べる

お刺身を食べる感覚と似た感じですね。

わさび醤油はマナー違反ですか?

意外に知られていないことなのですが、和食のマナーとしてはわさびを醤油に溶かすことはマナー違反とされています。

そこで和食マナーを簡単に説明すると、

・食材そのものとその生産者に感謝すること

・料理を作って提供してくれた人に感謝すること

・一緒に食事をしている人を不快にさせないようにすること

この和食マナーから次のような意見があります。

・わさびを醤油に溶くことは、わさび本来の味と風味を損なってしまう

・握っていただいたお寿司を汚している(わさび醤油の色が濁っているため)

・醤油皿が汚くみえてしまう

 

筆者の意見としては、回転寿司にはファミリー層が増え始め、手軽に食べられて楽しめる場所でもあるので大目に見てもよいのではないでしょうか。

高級寿司店では控えた方がいいのかもしれないですけどね。

本わさびとわさびの違いは何?

市販で目にするわさびには、「本わさび」と「生わさび」というものがありますね。

「本わさび」とは日本原産のわさびのみを使用しています。

粉わさびであっても日本原産のものであれば「本わさび」と表記されます。

また、日本原産の品種であれば生産地が海外でも「本わさび」となります。

この「本わさび」に「西洋わさび」などを混ぜている商品は、「本わさび入り」と表記しなくてはなりません。

では「生わさび」はどうなのでしょう?

「生わさび」は加工せずに茎からすりおろしたままのものをいいます。

「西洋わさび」であっても生のものをすりおろせば「生わさび」と表記されます。

お寿司のガリは何のため?

ショウガの酢漬けであるガリにはお寿司にとってどのような効果があるのでしょう。

お寿司の口直しに

お寿司にもいろいろあり、油ののったものや臭いが強いものがあります。

お寿司を食べたあとに後味をさっぱりさせる効果、生臭さを消してくれる効果があります。

食中毒の予防

ショウガには強い殺菌効果があるため、生魚を食べることによる食中毒の予防効果があります。

冷えの改善

お寿司は体を冷やしてしまうとされています。

ショウガには体を温める作用がありますのでお寿司との相性は抜群です。

なにげなく無料で提供されているガリですが、お寿司にとって唯一無二の相棒となっていますね。

寿司にわさびはいらない?なぜ寿司にわさびをいれるのか、その理由とはのまとめ

寿司にわさびを入れる理由は、「わさびの辛みによって味を引き締める。」「魚の生臭さを消す効果がある。」「殺菌効果があるため、食中毒などを防止する役割がある。」「ネタとシャリをくっつけるための糊(のり)の役割がある。」

 

回転寿司がさび抜きにしている理由は、「生鮮技術の向上」「客層の変化」「直前わさびの導入」「わさびへのこだわり」です。

寿司をさび抜きにする人の割合は、20代30代の方が多く、40代以降の方は少ない傾向にあります。

わさびは風味や辛みを楽しむものです。

市販のチューブに入っているわさびと本場のすり下ろしたわさびとでは、風味も辛みも格段に違うそうです。

わさびが嫌いな方の理由の多くは、わさび特有の辛み、鼻から抜けていくツーンとする感覚が苦手のようです。

わさびは寿司のどこにつけるのかは、それぞれ好みに分かれていて「寿司ネタの上にのせる」「しゃりとネタの間に入れる」「醤油に溶かして食べる」です。

和食のマナーとしてはわさびを醤油に溶かすことはマナー違反とされています。

「本わさび」と「生わさび」の違いは、本わさびは日本原産のわさびのみを使用しており、生わさびは加工せずに茎からすりおろしたままのものをいいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

その他
スポンサーリンク
wood-ryouをフォローする
スポンサーリンク
ド素人がはじめたDIY

コメント

error: このコンテンツのコピーは禁止されています
タイトルとURLをコピーしました