桐たんすの茶色いシミの正体は、桐材のタンニンという成分です。
長く使っていると自然に出てくるもので、害はありません。放っておいても大丈夫ですが、気になる方は業者さんにお願いするのが良いでしょう。
では、桐たんすにでてきた黒ずみはどうでしょう?これはカビかもしれません。
桐たんすはとてもデリケートな家具なので、水拭きやアルコール消毒は極力しない方が良さそうです。
それでは、桐たんすのお手入れの方法を詳しく見ていきましょう。
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桐タンスの茶色いシミの落とし方
茶色いシミは、長年使っていると自然に出てきます。
害は特にありませんし、長年使っていたことによる味だと思ってそのままにしておいても大丈夫です。
もし、シミが気になるようでしたら、専門業者にお願いしてください。
桐たんすはとてもデリケートな素材のため、自分で洗ったり、水拭きすると還って汚してしまう可能性がありますので気を付けてください。
桐たんすに黒ずみが!?これはカビ?
カビの可能性があります。
湿気の多い場所に桐たんすを置いていたり、雨の日に着た服や乾ききっていない服等を桐たんすにしまってしまうとカビが発生する可能性があります。
また、先程の桐材から出てくるタンニンが黒ずんで見える場合もあります。
桐たんすのカビの取り方は?
- 軽度の場合
カビが発生したばかりで、表面にしかカビがない状態だと乾拭きで菌をふき取ってしまえば大丈夫です。
水拭きはしないようにしましょう。
- 中~重度の場合
業者さんにお願いするのがいいと思われます。
削りなおしといって、カビが発生している部分をカンナ等で削っていく作業が必要になってきます。
桐たんすのカビにアルコールは有効?
アルコールはカビに効果的ではあるのですが、桐たんすには使わない方がいいです。
桐たんすはとてもデリケートな家具で、アルコールを吹きかけたり、水拭きすることで塗装がとれて余計に汚くなってしまう可能性があるからです。
桐たんすの洗い方は?
基本的には個人で洗わずに、専門の業者さんにお願いした方がよさそうです。
金具を全部取って亀の子たわしでこすって個人で洗っている方もいらっしゃいますが、桐たんすには塗装が施されています。
ですので、洗うと塗装をとることになってしまいます。
基本のお手入れは乾拭きで大丈夫です。
業者さんでは、専用の洗剤を使って洗い、仕上げは削り作業をするそうです。
桐たんすのカビ対策は?桐たんすの手入れはどうすればいい?
カビ対策として3点ポイントがあります。
- 湿気の低い場所に置く
- 濡れた服をしまわない
- 月に1~2回定期的に乾拭きをする。
普段のお手入れは柔らかい布で乾拭きをすることと、はたきを使って埃をとる程度で大丈夫です。
濡れたもので拭くと変色やカビの原因になりかねませんので注意してください。
桐タンスに白い粉が!?これはカビなの?
タンスに木くずのような白い粉が落ちていれば、キクイムシが桐たんすを食べた後かもしれません。
桐たんすにキクイムシが発生している可能性があります。
桐は、キクイムシが好む木材の1つです。
虫を発見したらひとまず、殺虫剤などで対処してください。
完全駆除は難しいので、業者さんにお願いするのがいいと思います。
桐たんすの注意点を教えて!
設置する際の注意点は5点あります。
- 床の水平な場所に置く
- 重いものを上に置かない
- 風通しの良い場所に置く
- 直射日光を避ける
- 湿気の多い場所を避ける。
木材ですので、湿気や乾燥などの影響を受けやすいです。
また、変形してしまう可能性があるところは避けた方が良いです。引き出しが開きにくくなる原因になります。
また、変色や傷を防ぎたい場合は、ゆたんカバーといって桐たんすを丸々覆えるカバーを使うと便利です。
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ゆたんカバーをかける場合は、2~3か月に1回程度定期的にカバーを外して湿気対策で風通しをしてください。
桐たんすを使用する際の注意点は3点あります。
- 除湿剤や防虫剤を入れる。
- 桐たんすを置いてある部屋の換気を定期的に行う。
- 濡れた服をしまわない。
長く良い状態で使用するために、湿気や害虫対策はしっかりと行った方が良さそうです。
桐タンスにすっぱい臭いが!なぜ?臭いの消し方はある?
主に酸っぱいにおいのする原因は2つあります。
- 接着剤
- 木材
接着剤
桐たんすに接着剤が使用されている場合は、木工用接着剤の「酢酸ビニール」という成分が酸っぱいにおいの原因かもしれません。
接着剤が原因だった場合、時間の経過とともに薄れていきます。
木材
東南アジアなどの熱帯地域から輸入された「南洋材」という木材が酸っぱいにおいを放つものが多いです。
木材が原因だった場合は、においそのものが消えることはないので、塗料などで、においを封じ込めるしかありません。
また、ご家庭でできる簡単で安く済む方法として、タンスの中に固形石鹸を消臭剤代わりに入れておく方法もあるようです。
その他にも、重曹をお茶パックに入れて桐たんすの中に入れたり、備長炭の脱臭剤を入れておいたりするのも有効なようです。
桐タンスの茶色いシミの落とし方とカビの手入れの仕方!のまとめ
茶色いシミは、長年使っていると自然に出てくるものなので、そこまで気にする必要はありませんが、気になるという方は専門の業者さんに相談してみると良いでしょう。
黒ずみが出てきたらカビの可能性があります。
湿気の多い場所に桐たんすを置いていたり、雨の日に着た服や乾ききっていない服等を桐たんすにしまってしまうとカビが発生してしまいます。
アルコールを使って拭いたり、水拭きをすると余計に桐たんすに良くないので、乾拭きして黒ずみが落ちないようであれば専門の業者さんに相談することをおすすめします。
木くずのような白い粉が落ちていれば、キクイムシが桐たんすを食べた後の可能性があります。
桐は、キクイムシが好む木材の1つです。どんどんキクイムシが集まってきてしまうことがあるので、早めに対処するようにしましょう!
桐たんすの変色や傷を防ぎたい場合は、ゆたんカバーといって桐たんすを丸々覆えるカバーを使うと便利です。
基本的には湿気の少ない場所に置く。
桐たんすを置いてある部屋の換気を定期的に行う。
濡れた服(乾ききっていない服)をしまわない。
桐たんすが酸っぱいにおいのする原因は、「接着剤」、「木材」が原因で臭うことがある。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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