鉄道好きには「撮り鉄」「乗り鉄」「音鉄」などたくさんのジャンルがありますが、その中でも「模型鉄」がコレクションしている「Nゲージ」。
nゲージは高価なので、なかなか気軽に購入することができない模型ですが、初心者の方が一式揃えるのにどれぐらいの費用がかかるのでしょうか?
また、カトーとトミックスという有名なメーカーのどちらを購入したら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
メーカの違う線路(レール)を購入したら、つなぎ合わせることができないのでしょうか?
この記事では、これからnゲージを購入しようか悩んでおられる方や、どんなnゲージを買えばいいのかわからない方、それぞれのメーカーの違いを知りたい方が読むと参考になる記事になっております。
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「Nゲージ」とはレールの間隔が9㎜で縮尺が1/148-1/160の鉄道模型の総称です。
レールの間隔が9㎜(Nine)の「N」をとって「Nゲージ」とよばれています。
nゲージ初心者が揃えると良いものとその費用はどれぐらい?
Nゲージを始めるにあたってまず揃えるべきものが4つあります。
・車両
・線路
・コントローラー(電源装置)
・フィーダー(電源と線路を接続するコード)
基本この4つで線路上の車両を動かすことができます。
Nゲージを販売しているメーカーから初心者向けのオールインワンセットが10,000~20,000円で販売されています。
部品ごとに購入した方が値段を抑えられる場合もありますが「何から始めたらいいのか分からない!」「どれを購入したら良いのか分からない!」という人はオールインワンセットから始めて、徐々に自分の好みにあったものをコレクションしても良いかもしれませんね。
nゲージはなぜこんなに値段が高いの?
ホビーとはいえ実際の車両の1/148-1/160で走行している姿も本物さながらです。
とても小さな部品を扱っていたり、中にモーターが内蔵されていたり、すごく精密なものであるため高価であると考えられます。
しかしNゲージを趣味としている人からすれば、2万円、3万円する車両でもそれだけの価値があるため安いと感じる人もいるようです。
カトーとトミックスではどっちがいいの?それぞれの特徴は?
鉄道模型を製造しているメーカーはいくつかありますが、その業界の中でも二大巨頭といわれているのが「KATO」と「TOMIX」です。
「KATO」の特徴
・海外車両も多く取り扱っている
・コスパが良い
・アフターサービスが充実している
・レールの道床が広いため安定感があり、絨毯や畳の上でも楽しめる
「TOMIX」の特徴
・部品のラインナップが豊富
・新幹線の造形クオリティが高い
・実物に限りなく近く作られている
・レールの自由度が高く鉄道模型を自由に走らせることができる
どちらが良いかは好みの問題であるため、あなたの良いと思った方を選択するべきでしょう。
katoとtomixのレールをつなげることはできるの?
結論から言うと、他社同士のレールをつなげることはできませんが、ジョイント線路(S62J)というものでレールをつなぐことが可能です。
ただし、ジョイント線路を使うと接続部分に高低差(段差)が少しできます。
TOMIXのレールのほうがKATOよりも高くなります。
高い方のレール(TOMIX)を少し削ることで、これは解消できます。
購入する時には「KATO」なら安定感、「TOMIX」なら自由度の高さなどの特徴を考慮し、どちらかを選ぶことをおすすめします。
ちなみに、「KATO」のレールに「TOMIX」の車両を走らせたり、その逆をすることは可能です。
どちらを購入しても、それぞれの魅力があるので後悔することはないでしょう!
HOゲージとNゲージどっちがいい?違いは何?
HOゲージとNゲージの一番の違いは大きさです。
HOゲージはNゲージの約2倍あります。
なので、HOゲージはNゲージよりもさらに再現度が高く作られています。
そのため線路上を走らせて楽しむことの他に、車両の内装まで精密に作られているため観賞用に適しています。
それに対して、NゲージはHOゲージよりも小さいので、線路上に駅舎を設置したり風景を再現したりすることで自宅という限られた場所でも、リアルなジオラマを作ることに適しています。
よって自分の趣味嗜好に合わせて選択するのがベストでしょう。
プラレールとNゲージの違いは何?
Nゲージは「本物の縮小」であるため外観から内装までできる限り本物と同じように作られています。
プラレールは「おもちゃ」であるため、形や色などインパクトを大事にしている部分があり、本物と違うことがあります。
他にも動力がモーターか電池か、ブレーキの有無など違いはたくさんあります。
プラレールは子供も扱えるおもちゃで、Nゲージは取扱いも注意しなければならないので、大人のホビーといえます。
nゲージはどうやって走る?
nゲージはレールに流れる電流が車輪を通してモーターに流れます。
その結果、モーターが動き車輪が回ることでレール上を走るという仕組みになっています。
レールには、車両以外の金属製品を置くと電流がうまく流れず、車両を走らせることができないので気を付けましょう。
nゲージはお金持ちしかできない遊びなの?
Nゲージは車両を買うだけでも、数万円することもあります。
それに加え、レールやコントローラー、フィーダーの他にメンテナンスにも費用が掛かります。
しかし、最初は販売されているオールインワンセットから始めて、そこから自分の好きな部品を少しずつコレクションしていくことでNゲージは十分楽しめると思います。
高価であることは間違いありませんが、少しずつ少しずつコレクションしていくとお金持ちしかできないということはないのではないでしょうか?
nゲージを子供が遊ぶと危険?感電することがあるの?
Nゲージは感電などの子供の身に危険が及ぶようなことはありません。
しかし、今回紹介した「KATO」と「TOMIX」のNゲージには対象年齢があります。
「KATO」はNゲージの価値を理解して大切に扱える年齢を8歳以上としており、「TOMIX」は、Nゲージの操作を理解できる年齢が15歳以上であると考え、対象年齢がそれぞれ設定されています。
だからといって「8歳だからKATOを!」「15歳になったからTOMIXを!」というわけではなく、一つ一つが精密機器であることに変わりはないので、大切に扱える年齢になったと判断してから触らせるのが良いでしょう。
nゲージ初心者に必要な初期費用はどれぐらい?カトーとトミックスのレールをつなげることはできる?のまとめ
Nゲージを販売しているメーカーで有名なのが、「カトー」と「トミックス」です。
それぞれ初心者向けのオールインワンセットが10,000~20,000円で販売されているので、nゲージ初心者の方はどちらかのメーカーを吟味して、ご自分の好みに合うオールインワンのセットを買うのがいいでしょう。
カトーとトミックスの線路はジョイント線路(S62J)というものでレールをつなぐことが可能です。
HOゲージとNゲージの一番の違いは大きさです。
HOゲージは大きい分、車両の内装まで精密に作られており観賞用に適しています。
プラレールとnゲージの違いは、たくさんありますが動力がモーターか電池か、ブレーキの有無などがあります。
プラレールは子供も扱えるおもちゃで、Nゲージは取扱いも注意しなければならないので、大人のホビーといえます。
nゲージはレールに流れる電流が車輪を通してモーターに流れ、モーターが動き車輪が回ることでレール上を走るという仕組みになっています。
Nゲージは感電などの子供の身に危険が及ぶようなことはありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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