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白菜の黒い点とカビの見分け方とは?葉先などにできる黒い点は食べられる?黒い斑点は古いからできる?

その他

白菜によくみかける黒い点。これが何なのか気になったことはありませんか?

古いからできる?もしかしてカビなの?葉先にできる黒い点は食べられるの?いろいろと疑問があるかと思います。

白菜の黒い点とカビの見分け方、黒い点は何なのか?について調べてみたので、是非とも最後までご覧ください。

 

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白菜の葉先に黒い点が!なぜできる?古いからできるの?

白菜

『黒い点』は育ってきた環境でストレスを受けると発生します。

古いから?という理由ではないようですね。

例えば、

・肥料のちっ素が多い

・気温が高くて降雨量が少ない

・栄養バランスが悪い(銅が多すぎるや鉄が少なすぎるなど)

『黒い点』は上記のような白菜にとって正常な生長や発育が行われなかった生理障害が原因でした。この生理現象を『ゴマ症』といいます。

白菜も人と同じでストレスをためるとなにか症状がでるのですね。

では、『黒い点』食べても問題ないのでしょうか?

 

白菜の黒い点が増えてきた!食べられる?

白菜の黒い点

白菜に『黒い点』があっても問題なく食べられます。

この黒い点、ポリフェノールなのです。

ポリフェノールは、ほとんどの植物に含まれる苦みや色素の成分であり、カビや傷んでいるわけではありません。

品質については2通り意見があり、一部農家さんでは黒い点のあるほうが、甘みがあっておいしいという意見と、白菜の研究をしている方のYouTubeでは、黒い点がないものは栄養価が高く、甘くておいしいという意見でした。

筆者が調べたところ。YouTubeの意見のほうが信ぴょう性が高いと思われます。

(※YouTubeのURL https://www.youtube.com/watch?v=npf2UCoU3zA )

筆者は、そこまでキレイな白菜は見たことはありませんが黒い点は気にしないで買っていますね。

どちらかというと芯を注意深く見ていますよ。

 

白菜の芯が黒くなるのはなぜ?

白菜の芯が黒くなるのは『芯腐れ症』という生理障害です。

これも『ゴマ症』と似たような生理障害で、チッ素が多過ぎたり、天候や気温によって発生します。

黒くなるだけなら『黒い点』と同じような生理障害なのですが、それを放置しておくと、酸っぱいにおいや変色した粘り気のある汁が発生し、白カビや黒カビなんかも生えて腐っていきます。

食中毒の危険性もあるため、芯が黒くなり始める前に食べてしまいましょう。

 

白菜の黒い点とカビの見分け方ってある?

カビが生えた白菜の見分け方といいますか、『におい』に注意しましょう。

カビ臭かったり、粉っぽいにおいがしたら危険です。

葉の部分には綿のように見える白カビ、根元部分には黒い点のように見える黒カビがあり、どちらも見えにくいため、においで確認することをおすすめします。

また、カビの生えた部分を取り除いて食べるという方もいると思いますが、たまたま目に見えた部分がそこだけであって、菌が全体的に広がっている可能性もあるためカビが発生したら速やかに処分しましょう。

 

白菜の食べられない部分と食べられる部分はどこ?

基本的に全て食べられます。

昔から「白菜は捨てるところがない」といわれる野菜で、すべて料理に使うことができます。

人によって外側の葉を1~2枚捨てる方がいらっしゃいますが、理由は次の通りです。

・虫が食べた跡や枯れている部分がある

・ぶつかったりして傷んでいる部分がある

・農薬が気になる

・硬い部分があったり、青臭かったりする

筆者も料理をする前は捨てるものとばかり思っていましたが、お浸しや汁物にいれて柔らかくして食べるのがおすすめですよ。

ところで、白菜ってどこから料理していけばいいでしょう?

 

白菜ひと玉はどこから食べる?

白菜を食べていく順番は、「硬い芯」→「内側の葉」→「外側の葉」の順が良いです。

白菜は、収穫後も生長していきます。

外側から内側に栄養を送る構造になっているため、まずは硬い芯を切り落とし栄養を送る道を遮断します。

その後、内側の葉を食べることにより、栄養を送らなくてよくなった外側の葉も栄養を維持し、最後までおいしくいただけるというわけです。

農家さんもこの食べ方を推奨しています。

でも、白菜ひと玉ってすごく多いですよね。上記の順番で使っていても食べきる前に鮮度が落ちてしまいます。

白菜をカットして保存していますが、どこから使えばよいでしょう?

 

カットされた白菜はどこから使う?

カットされた白菜

ひと玉の使い方と同じく内側の葉から食べましょう。

なぜ同じ順番かというと、植物の構造上、花を咲かせて種をつくり新たな植物を育てていきます。

花を咲かせるため、中心にある生長点へと栄養を送ります。

白菜のみならず、植物は中心から食べていくのが新鮮さを保つ秘訣なのかもしれませんね。

 

白菜の芯は捨てるところ?食べられるの?

白菜の芯も食べることができます。

先程お話した通り「白菜は捨てるところがない」です。

芯を食べるメリットもあります。

・栄養が豊富で健康的

白菜に限らず、野菜の芯の部分には他の部位よりも栄養が多く含まれています。

・食材の節約

芯を使うことによって具材がひとつ増えて得した気分になります。

・生ごみを減らしてゴミ袋代も節約

毎日料理をすれば生ごみは必須。少しずつ減らしましょう。

 

料理好きの筆者がおすすめする『白菜の芯メニュー』

・柔らかく煮込んだポトフ(ウィンナーいれるのが好きです)

・細かく切って温野菜(マヨネーズ、ポン酢、かつお節&しょうゆですよね)

・たまねぎの代わりに甘みがでるカレーライス(白菜カレー絶品です)

ほかにもたくさん料理法があるので、いろいろ試してみましょう。

 

白菜の賞味期限はどのくらいもつ?良い保存方法ってある?

主な保存方法は次のとおりです。

 

保存方法 賞味期限 ポイント
丸ごと常温保存 2か月ほど 新聞紙に包んで水分が抜けないように
カットして冷蔵 1週間ほど 空気にふれないようにジップロックなどへ
カットして冷凍 1か月ほど 使いやすいサイズにカット

 

この他にも干して保存したり、漬物にしたりする方法もあります。

 

白菜の黒い点ができるのは古いから?葉先などにできる黒い点は食べられる?のまとめ

意外に知られていない白菜の『黒い点』についてご紹介しました。

『黒い点』はポリフェノールであり、食べても問題ない生理障害でした。

また『黒い点』のない白菜は甘みが強いという結果になっていますが、スーパーでもキレイな白菜はなかなか見つけられないので、筆者は重さと値段で判断しています。

正しい保存方法で無駄にならないよう心がけ、おいしい白菜ライフを過ごしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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