テレビのリモコンや、車のキーなど誤って洗濯物と一緒に洗濯したりして水没させてしまったことはありませんか?
また、トイレに落としてしまったり、コーヒーやジュースをこぼしてリモコンにかかってしまい「やってしまった!」なんて経験ありませんか?
リモコンが壊れてしまったかも?と思うかもしれませんが、そんな時でも復活できます!この記事を読んで頭の片隅でいいのでやり方を覚えていれば
いざという時に慌てず対処できるので是非とも水没したリモコンの直し方、対処法を参考にしてみてください。
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リモコンを洗濯機に入れてしまって水没!復活できる?
結論からいいますと、復活させて使えるようになります。
水没させてしまったりコーヒーやジュースをこぼしてリモコンにかかってしまっても大丈夫です!
まずは注意していただきたいことが、水没させてしまったリモコンのスイッチ、ボタンを押さないようにしてください。
リモコンが水に濡れて壊れてしまう原因の多くは、このスイッチを入れる・ボタンを押すことなのです。
ボタンを押すことで電気が流れショートしてしまうためです。
私自身も経験がありますが、水没してしまいリモコンが壊れてしまったかな?と試しにボタンを押して動作するか確認しようとしてしまうんですよね。
これが良くなくてショートさせる原因になってしまいます。
リモコンを乾かす手順
ボタンさえ押さなければ、あとは簡単です。
リモコンを完全に乾かしてしまえば使えるようになることが多いです。
乾かす手順がこちら。
1:電池を抜く
2:ティッシュやタオルなどで水気をよく拭き取る
3:ドライヤーで乾かす
4:日陰で自然乾燥させる
順番にみていきましょう!
まず最初に電池を抜きましょう!
先ほども書きましたが大事なところなので、ボタンを押さないようにしましょう!
ボタンを押すと通電してしまうのでショートしてしまいます。
先にリモコンをタオルなどで拭きたくなりますが、誤ってボタンを押してしまうとダメなので先に電池を抜きます。
抜いた電池とリモコンを完全に乾くまで乾かしてください。リモコンの内部まで水が入っているのであれば、リモコンを分解して乾かす方が良いです。
どうしてもリモコンを分解するのが嫌だという方は、リモコンをよく振って水切りをしっかり行ってください。
電池は新しい物と交換する方が良いです。
完全に乾かすと使えると思いますが、電池代をケチって壊れてしまうようなことになれば元も子もないので。
新しいのに交換してしまう方が良いでしょう。
次にティッシュやタオルなどでリモコンを拭いてください。
乾かす時にドライヤーを使って乾かすのも有効な一つの手です。
ただ、気を付けたいのはドライヤーを当てすぎて熱でリモコンのプラスチックが変形したりする場合もあります。
下手をすると、熱で基板も壊れてしまいかねないのでドライヤーを使うならリモコンと適度な距離(30~40cm)をおいて乾かすようにしてください。
ドライヤーをあてすぎて熱くならないように注意しましょう!
最後に日陰の場所に丸一日ほど置いてみてください。
完全に乾いたら新しい電池を入れて動くかどうか、動作確認をしてみましょう!
リモコンにコーヒーやジュースをこぼしても直る?
さきほど書いた通り、「リモコンにコーヒーをこぼしてしまった!」「ジュースをこぼしてしまった!」という場合でも、最初に書いた通りリモコンを復活させることができます。
手順もさきほどと同じですが、ジュースは砂糖が入っているのでベトベトしてしまいます。
不純物が残ってしまうと電気の流れを邪魔してしまい故障してしまう可能性があるので、ジュースをこぼしてしまった場合はリモコンを分解して中を水で洗う方がいいです。
もちろんその前に電池は必ず抜くようにしてくださいね。洗った後は先程の水没の時と全く同じ手順です。
リモコンの分解のやり方ですが、ネジで留まっているタイプの物だとそれを外すと分解できますが、最近のタイプはネジはなくツメがはまり込んでいるのが多いです。
この場合、マイナスドライバーでリモコンの継ぎ目に押し当てて、こじらせることでツメを外し分解できるようになっています。
リモコンを分解すると
分解すると、「ボタン」と「基板」に分かれます。
ボタンの方はゴムシートみたいなもので覆われていることが多いです。
このゴムシートは水で洗っても構いません。洗ったらきれいに水分をふき取り完全に乾かすようにします。
基板は水洗いできません。綿棒などを少し水で濡らしてきれいにします。
綿棒を少し水に濡らすぐらいなら大丈夫なのでジュースの汚れがあるならきれいにしましょう!
リモコンが故障したら買い替えを検討してみよう!
リモコンが水没しても適切な対応で復活することはできるのですが、それでも上手くいかずそのまま故障して壊れてしまうこともあります。
その時は、リモコンの修理を頼むのではなく買い替えをすることをおすすめします。
というのも、リモコンを修理するのも買い替えるのもそこまで価格の差がないのです。
リモコンの買い替えをする場合ですが、「純正のリモコン」と「汎用のリモコン」があります。
純正リモコン
純正は、メーカーが提供していてリモコンにある機能は全て使えます。安心して使えるのですが値段は高めです。
また、古いリモコンだと製造が終了していて取り扱っていない場合があります。その場合でも代替品があるかもしれないので、メーカーに問い合わせてみるといいですよ。
汎用リモコン
汎用は、いろいろなメーカーに対応しているリモコンです。家電量販店やホームセンターなどで購入でき、値段も安いです。
ただ、純正と違い様々なメーカーに対応しているため、機能を全て使うことができないことが多いです。
「ショートする」ってどういうこと?
「ショートする」って言うことがあるかと思いますが、ショートって一体どういった現象なのでしょうか?
水は電気を通しやすい性質があります。
電気回路には抵抗が存在しており、安全に電流が流れるようにコントロールしています。
しかし、電気回路を水に浸すと電気回路以外の水にも電気が流れてしまいます。
わかりやすく言えば、本来の道とは違う道を電気が通ってしまうことになります。
その本来とは違う道には抵抗がないので、電流のコントロールがきかなくて大きな電流が流れてしまう可能性があるのです。
そうなると基板が壊れてしまったり、発火してしまうこともあります。
水没したけど復活させる方法はリモコン以外の機器にも使える?
リモコンが水没したけど復活させる方法を紹介してきましたが、この方法ってリモコン以外の機器にも使えるの?と疑問に思われた方もおられるかと思います。
実は、他の機器でも対応できます!ボタンを押してしまうとやはりダメですが。
調べてみると、スマホもいけるかもしれません。(復活するかどうかはわかりませんが、適切な対処法のようです)
簡単ではありますが、スマホの適切な対処法をまとめておきます。
①すぐに電源を切る
②水分を拭き取る
③バッテリーを外せるなら外し、シムカード・SDカードなどを抜く。
カバーを開けて内部を乾きやすくする。
④乾燥させる
スマホを水没させてしまうと慌ててしまうと思いますが、なるべく冷静になり正しい対処をするよう心掛けてみてください。
リモコンが水没した時の直し方のまとめ
リモコンが水没してしまっても慌てず適切に対処すれば壊れずに使うことができます。
まずは絶対にボタンを押さないこと!押してしまうと通電してショートしてしまう可能性があり、壊れてしまう原因になります。
次に電池を抜きましょう!そしてタオルなどで拭いて水をとります。
ドライヤーで乾かして、日陰で完全に乾くまで置いておきます。
ドライヤーはリモコンに近づけすぎず、熱くなりすぎないように注意しましょう。故障の原因になることがあります。
リモコンにコーヒーやジュースをこぼしてしまった場合も同様に対処すれば直すことができます。
ただ、ジュースの場合は注意が必要でリモコン内部までジュースが入り込んでしまうと、リモコンを分解してきれいに拭いて掃除する方が良いです。
そうすることでリモコンが壊れるのを防ぐことができます。
もし、リモコンが壊れてしまった場合は買い替えをする必要がでてきます。
「純正品」と「汎用品」があり、純正は値段が高いですが機能など今まで通り使えます。
汎用は値段が安いですが、これまで使えていた機能のボタンがないなどで機能が使えなくなるかもしれません。
リモコン以外の機器が水没しても今回紹介した方法で復活する可能性があります。
水没しないに越したことはありませんが、もし水没してしまった時には今回の方法を是非試してください。
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