5歳の子供に時計の読み方を教えるのって難しいですよね?時計に興味すら持たないということも普通にあります。普段から長い針が「12」のところにきたら〇時だから、それまでに用意してね。などと時計を意識した習慣をつけておくと覚えも早いですが、なかなかそうはいってもできなかったりします。
そこで今回は、簡単な時計を手作りして子供に興味を持ってもらうよう工夫をしてみました。
子供と遊びながら時計を読めるように学べる方法を記事にします。
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子供の興味をひく
子供は何かに興味さえ持てば、どんどん吸収して覚えていくことができます。なので、時計に興味を持たせることがまずは先決です。「どうやって興味を持たせるの?」私の子供で例えます。現在5才で、年長の男の子ですが「仮面ライダー」にめちゃめちゃのめりこんでおります。
この仮面ライダーを上手く使って興味をひいてみようと思います。
※ちなみに私の子供は全く時計が読めません。長い針・短い針があって、数字が並んでいるというぐらいの認識しかないです。
時計の製作
まずは簡単な時計を作ります。理由は、子供と一緒に時計で遊べるようにし、なるべく時計を見る習慣をつける為です。
材料
・ダンボール
・コンパス
・割鋲
・テープ
作り方
適当な段ボールを用意します。(厚紙でもなんでもかまいません)長い針・短い針を用意します。(私は矢印を作りました)
中央になる場所に印をつけます。縦と横のサイズの半分になる位置の交わるところです。私の時計ですと、縦22cmの半分11cmに印をつけます。横24cmの半分12cmに印をつけて、それぞれの印が交わる部分になります。
中央の場所からコンパスで円を描きます。
2つ円を描いたのには理由があります。後ほど説明いたします。
あとは上下左右に「12」、「3」、「6」、「9」の数字を書きます。だいたいでかまわないので、書いてない数字(1とか2とか)を適当な位置に書きます。次に、数字を書いた位置を基準に2つの円の外側と内側を線で結びます。
そして円の中の区切ったところに数字を書いていきます。(上の画像のように)
ここで先程後回しにした、円を2つ描く理由について説明いたします。短い針の位置をわかりやすくする為です。どういうことかといいますと、子供は「1時」と「2時」の間に短い針があると「今、何時?」というのが理解しにくいです。
大人であれば、「1時」と当たり前に思うことでも、子供にとってはわかりにくいのです。「1」から「2」の間に、短い針がある時は「1時」って読むんだよ!と教えるのに良いのではないかなと。
あとは、長い針の読み方用に「6」の数字のところは「30分」とか「9」の数字のところは「45分」と読めるように書いておきました。
できれば1~0まで書きたかったのですが、ごちゃごちゃして余計にわかりにくくなったのでやめました。この辺は、お子さんの時計の理解度に合わせて作るといいかと思います。最後に長い針と短い針を取り付けると時計は完成です。
興味をもってもらう
子供に無理やり時計の読み方や見方を教えても本人が興味を持たないと覚えてくれません。そこで、興味を持たせる方法の1つとして子供の好きなシールを子供と一緒に貼ってみました。
たまたま、ローソンでスタンプを集めたらもらえる「仮面ライダーのシール」をゲットしたので、子供と一緒にシール貼りをしました。
・・・めちゃくちゃに貼られてしまいました(笑)本当は、「12時」は「仮面ライダージオウ」。「1時」は「仮面ライダー~」と決めて貼りたかったのですが・・・。そうすることで、「仮面ライダージオウ」は12時という風に、連想できて興味を持ってくれるかなと思っていたのですが。
子供が「ここに貼る!!」といってどんどん数字の上から貼ってしまいました(笑)それでも遊びを優先する方が良いと思うので、これはこれで良しとします。
ちなみに、他にも方法の1つとして時計自体を「丸」とか「四角」ではなく、子供の好きなキャラクターの形にしてしまうとか、子供の喜ぶ写真を貼ってあげるなど、工夫して興味を持つようにしてみてください。
針を取り付けたら時計の完成です。ちなみに裏側はこんな感じです↓
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時計を読めるようになったのか?
肝心の子どもが時計を読めるようになったのか?という最大の目的はどうなったかというと・・・「読めていません!」(汗)5歳の子どもなので、さすがにすぐには効果はないです。
しかし、根気強く何度も一緒に遊ぶことで覚えていくことができます。これは焦らずにゆっくりと時間をかけてやるしかありません。ここで、いくつか時計を使って子どもと遊ぶ(教える)方法を書いてみます。あくまで私が勝手に考えた方法なので参考にする程度にしてくださいね。
クイズ形式で遊ぶ
私の子どもを例にします。仮面ライダーの始まる時間がまだわかっていません。日曜日の朝9時からですが、これをクイズ形式で子供に聞いてみます。
私:「仮面ライダーが始まる時間は何時でしょうか?」
子供:「12」
そういって長い針を12の位置に持っていきました。短い針は全く触らなかったです。長い針は、なんとなくわかっているような感じです。このような感じで「おやつの時間は?」など、クイズ形式にするといいかと思います。(ちなみに私の子どもは2~3問すると飽きてしまいましたが・・・)
終わりの時間を設定する
これは遊びとは違いますが、子供にわかりやすく説明するのにいいかと。
例えば、9時まで遊んでいいとします。現在時刻が8時30分とします。先程の作った時計で8時30分に合わせて長い針と短い針を動かして9時まで進めます。「今から9時まで遊んでいいよ!」「9時はここ!」といった感じで実演してあげると、わかりやすいのではないでしょうか?
ここで大事なことが、短い針も少しずつ動いているっていうのを実演する方がいいと思います。私の子どももそうですが、短い針ってあまり動きがないのでわかりにくいみたいです。ゆっくりやけど、動いているっていうのを理解してもらう為に実演するというのが効果的かなと。
まとめ
子どもに時計を教えるのって難しいですが、興味を持たせるように上手く誘導できればどんどん時計が読めるようになってきます。根気がいりますが、一緒に遊んで自然にわかってくれるように見守っていこうと思います。
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