ビスや釘を使わずに、木材同士を組み合わせる「接ぎ手」。難しいですが、出来るようになれば椅子やテーブルを組んで作ることができるようになります。接ぎ手の紹介をすると同時に自分でも実際にチャレンジして経験談も記事にしたいと思います。
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相欠き接ぎ(あいかきつぎ)
2つの材を十字型やT字型に接合する時に使う接合方法です。
お互いの材の厚み・幅に合わせて接合部分を掘り、お互いを組み合わせます。特徴として、両方の材が通っているので強度があります。ノミを使って掘る方法と、丸ノコを使う方法があります。
相欠き接ぎの詳しい記事はこちら
ホゾ接ぎ
ホゾと呼ばれる凸部と、ホゾ穴と呼ばれる凹部を作って接合する方法です。
角材を組み合わせる骨組みや構造体を強固に組む時によく使われます。接着面の密着度がないと「ホゾ接ぎ」の効果を発揮できないので、正確な寸法で作業をしないといけません。その為、作業は難しいですが個人的には、これが一番できるようになりたいですね。
ホゾ接ぎの詳しい記事はこちら
大入れ接ぎ(おおいれつぎ)
凸部と凹部を作って骨組みを組みます。
ホゾは木目に沿って入れるのが普通ですが、この接ぎ手は直角に入れるので「追い入れ接ぎ」とも呼ばれます。強度的には「ホゾ接ぎ」より弱いですが、比較的簡単にできる接ぎ手です。丸ノコで作業できれば、より簡単にできます。
大入れ接ぎの詳しい記事はこちら
「大入れ接ぎ」を全く知らない時に、作品作りに自然に取り入れてました。書類棚の記事ですが、参考にしてください。
組み接ぎ
精密な技術を使った高級感あふれる接ぎ手です。非常に難易度の高い接ぎ手ですが、木がしっかりと組み合っているので、木の反りを押さえられます。
組み手(凸部)が多いほど、接合面積が大きくなるので接合強度も高くなります。難しいですが、ぴったりとはまれば気持ちいい接ぎ手ですね。
組み接ぎの詳しい記事はこちら
ダボ接ぎ
木の丸棒を差し込んで、板を接ぎ合わせます。
接合する2枚の板に穴をあけ、ダボ(丸棒)を差し込んで2つの部材をつなぎ合わせる方法です。ホゾ接ぎほどの強度はありませんが、加工が割と簡単なので強度をそれほど必要としない家具などを組む時に使われます。
ダボ接ぎの詳しい記事はこちら
まとめ
今回ご紹介した以外にも、いろいろ接ぎ手はあります。よく使われるものと、私自身がやってみたいものをご紹介させていただきました。これらができるようになると、家具などをDIYするのに使えますよ。
是非ともチャレンジしてみてください。
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