会社で使っている書類棚がいまにも潰れそうなので、廃材のみを使ってコストをかけずにDIYしました。
廃材なので材料が反っていたり、厚みが違ったりとかなり手こずりましたが、使える書類棚が完成しました。
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完成した棚
使用した材料
会社にある廃材(コンパネ)のみを
使いました。
↑黒色のコンパネの廃材
この廃材ですが、全てが同じ厚み
ではないし、真っ直ぐな長方形でも
ないんです。
均等な板ではないので、棚を作る
には難しかったです・・・。
それでも溝掘りをして楽しみなが
ら作ってみました。
今回の一番のポイントである
溝掘りの部分だけ動画も撮ったので
見ていただければと思います。
仕切りに使ったベニヤ板だけ
100円で購入しました。
棚作りの工程
もともとあった書類棚と同じ
サイズの棚を作るので、その
サイズにコンパネをサイズカット
していきます。
底・・・横46 × 縦(奥行き)44
側面・・・横46 × 高さ54
天板・・・横47.5 × 縦(奥行き)47
背面・・・横47.5 × 高さ54
仕切り(1段目と2段目)・・・
横47 × 縦(奥行き)45.5
全てcm単位で、コンパネ自体の
サイズが部分によってバラバラ
なので、本来なら棚としてサイズが
合わないのですが、上記のサイズで
作りました。
以前作った丸ノコ定規を使って
サイズカットすると正確で楽です。
それでもコンパネ自体が均一では
ないので、違ったサイズでカット
が出来上がってしまいました。
溝掘り
溝掘りの動画はこちら↓
コンパネの厚みが1.6cmなので、
この厚みが溝にハマるように
1.6cm幅を丸ノコでカットします。
深さは7mmにします。
まず、丸ノコ定規の厚みが5.5mmなので
その高さ(5.5mm) + 深さ(7mm)
で12.5cmだけ丸ノコの刃を出した状態に
セットします。
この状態が深さ7mmになります。
それでは幅1.6cmになるように
正確に線を引きます。
コンパネが黒色なので線が見えにくい
ですが、3本の線(1.6cm幅)を
2ヵ所引いています。
これを丸ノコでカットしていきます。
カットして2~3mm横にズラして
またカットしてズラしてという感じで
カットしていきます。
カットしきれない板が残るので、それを
かなづちと、ノミを使って取り除きます。
ノミがないという方は、マイナスドライ
バーや彫刻刀など、別の物で代用できる
と思います。
細かい板(カットしきれない板)を
取り除いた画像がこちら
↑側面の板2枚
溝を作ることができました。
今回もう1つ溝掘りをしました。
矢印の部分を溝掘りしました。
最終的に、ここにベニヤ板をはめ込んで
仕切りを作る為の溝です。
今度は深さ5mmの溝を作ります。
先程と同じ要領で、丸ノコ定規の
高さを考慮して10.5mm、丸ノコ
の刃を出します。
厚みが5mmのベニヤなので、
5mmの幅・深さ5mmでカットします。
購入したベニヤ板↑
カットした板がこちら
左側の斜めに入ったのこぎりの跡
ですが、これは丸ノコで初めて
キックバック?なのかどうかはわかり
ませんが、丸ノコが自分の方に向かって
きてできた跡です。(怖かった~)
急な出来事だったので、はっきりとは
覚えていませんが、切り残しがある板を
切ろうとして、定規も何も使わずに
フリーハンドで丸ノコを使用した瞬間!!
自分の方に向かってきたんです。
幸い、手はしっかり丸ノコを握って
いたので、少し暴れただけで押さえ
ることができましたが、怖いですね。
気を抜いた時が一番危険なので、
皆さんもお気を付けください。
棚の組み立て
あとはそれぞれの板を組み立てて
いけば完成です。
側面の溝にもばっちりハマっている
ように見えますが、ちょうどかみ合って
ハマっているところもあれば、ガバガバ
のところもあり、あまり良い出来栄えで
はありません。
ビスで留めてしまえば、問題なくいけ
ますが。
全て組み立ててビス留めして完成した
棚がこちら
↑完成した棚
以前使ったいた棚がこちら
以前のに比べると、だいぶ良くなった
と思います。
精度を高めていく必要はありますが。
上段の仕切りは上手くできました。
溝は少しきついぐらいのサイズ
でしたが、ベニヤを軽く叩きながら
押し込んでいくとバッチリ入りました。
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