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DIYで椅子の張り替えって素人でもできるのかやってみた

椅子の張り替え

椅子の座面を張り替えるのって難しそうな感じがしませんか?素人の私が実際に張り替えてみて思ったのが、「意外と簡単やん!」です。出来栄えは悪くなってしまいますが、楽しみながら安く出来てしまうのがDIYの良いところですよね!椅子の座面にウレタンが使われていることさえ知らなかった無知で不器用な私でも出来た椅子の張り替え方を参考にしてみてください。

↑before

↑after

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椅子の張り替えに必要な物

↑椅子の張り替え方の動画

必要な物・道具

  • レザーシート
  • ウレタン
  • チップウレタン
  • マイナスドライバー
  • ペンチまたはプライヤ
  • タッカー
  • 不織布(ふしょくふ)

レザーシート

シートはレザーである必要はありません。お好みの生地・柄でOKです。レザーは汚れにくく、拭いたら汚れが落ちやすく水分もはじくのでダイニングチェア向きということで、これにしました。

60cm × 120cmサイズで2脚分使用できる物を購入しました。

ウレタンとチップウレタン

↑ウレタン(縦60cm×横60cm×厚み1.5cm)

↑チップウレタン(縦50cm×横50cm×厚み3cm)

たいてい、この2種類のウレタンが使われています。ウレタンは柔らかく、押さえると重さでへこんで沈みます。チップウレタンは硬く、押さえてもほぼへこまず、沈まないです。座面にチップウレタンのみを使っている椅子もあります。また、クッション性・座り心地を変えたいとお考えであれば、ウレタンを2重・3重に重ねてみるといいですよ。今回、私はウレタンとウレタンチップと1枚ずつ使用しました。

↑ウレタンフォームはあってもなくてもどちらでもいいです。あると、椅子の角に足が当たった時などに衝撃をやわらげてくれる役目もあります。チップウレタンより大きめにサイズカットするようにしてくださいね。(後で説明いたします。)

↑チップウレタンはお好みの厚さ、弾力を選ぶようにしてください。低反発の方が好きという方は低反発のウレタンを。厚みは3cmほどある方が個人的にはいいと思います。

マイナスドライバー

タッカーで打たれてあるステイプルを外す時に使用します。

ペンチ・プライヤ

マイナスドライバーでステイプルを少し浮かせた後に、それを引き抜く為に使用します。ペンチでもプライヤでも、ステイプルを引き抜きやすい道具ならなんでもOKです。

タッカー

座面のシートを取り付ける時に使用します。私が使用したタッカーは800円程で購入した物です。少し力が弱くて、完全にステイプルが座面の木に打ち込まれなかったですが、DIYで使用する分にはこれで十分だと思います。

不織布(ふしょくふ)

座面の裏側に取り付けてある黒い生地です。

座面の裏なので仮に不織布が無くても全く問題ありません。(目立ちません)購入するにはもったいないので、掃除だけして元からある物をそのまま使用します。

椅子から座面を取り外す

それでは、張り替え方の説明にはいっていきたいと思います。まず、椅子から座面を取り外していきます。椅子をひっくり返すと、このようになっています。

椅子によって違いますが、私の椅子は白丸のところにある4か所にビスがありました。これをドライバーで外すと座面が取り外せます。

椅子にホコリが溜まっていると思うので、掃除しておきましょう。

タッカーで打たれたステイプルを外す

次はタッカーのステイプルをマイナスドライバーを使って外していきます。ステイプルの下にマイナスドライバーを潜り込ませ、テコの原理で持ち上げるとやりやすいです。

ステイプルが浮いたらペンチなどで引っこ抜きます。

不織布を外してホコリなどを落とし、綺麗にしておきます。シートを張り替えた後に、これを再利用して使います。

↑不織布

同じ要領で、シートも外します。

↑シートの中身

中身は「ウレタン」と「チップウレタン」「木の座面」という構成でした。新しい物に交換する時これと同じ順番でセットします。ちなみに、打ち込まれたステイプルを抜く作業ですが、結構大変でした。力作業ですし、芯が折れて抜きにくくなったり・・・。時間がかかる作業になります。

ウレタンなどカットする

あとは、逆の順序で新しい物に替えていきます。まずは、チップウレタンのカットをします。チップウレタンの上に木の座面を置いて線を引いていきます。

多少線が歪んだり、カットする時失敗してしまっても問題ありません。最終的に椅子のシートの中に入って外からは見えない部分になるので。カットは「はさみ」で切るか、「カッター」で切ってください。私はカッターで切ろうとしましたが、「刃」が悪くて全然切れなかったのではさみにしました。

次はウレタンをカットします。「椅子の張り替えに必要な物」で簡単に書きましたが、このウレタンはチップウレタンよりも大きめに切ってください。

5~6cmぐらいあけて(場合によってはもっと大きめに)外周に線を引いて切ります。なぜ大きめに切るのかといいますと、下の画像のように、座面の木の側面をウレタンで包みたいからです。そうしないと、座った時に足が木に当たって痛くなってしまうかもしれないので、ウレタンをクッション代わりにし、足の保護になるようにです。

座面は木なので、どうしてもこの部分に当たると衝撃があります。それを和らげる効果があります。

↑木の側面のクッション代わり

あとはレザーシートだけです。私は2脚分のレザーシートを購入したので、シートのカットをします。線を引いて半分にカットしました。

↑レザーシートをカット

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レザーシートを座面にタッカーを使って打ち込む

レザーシートを張り替えしていきます。ここでタッカーを使ってシートを固定します。

木の座面

チップウレタン

ウレタン

レザーシート

この順番で画像のように準備します。一番上が「木の座面」、一番下が「レザーシート」になります。

最初に「仮止め」で4か所タッカーを打ち込みます。

次に「角」をとめます。レザーシートを引っ張り生地が突っ張るようにします。私が張り替えして一番苦戦したのがこの角の部分です。不器用な為、何度やっても綺麗にできなかったです。一番最後に失敗談も書いてありますので是非読んで参考にしてください。

↑手前に生地を引っ張っています

この状態で生地を重ねるようにしてタッカーでとめます。(画像を撮り忘れてしまいました)同様に生地を引っ張りながら、とめていきます。

私は上の画像のような形でタッカーでとめましたが、正直あまり綺麗な出来ではないです。他にもいろいろ試してみたのですが、どうしても出来が納得いかなくて、この方法で完成させました。やり方は、動画でたくさんアップされているのでそちらを参考にされる方が綺麗に出来るかと思います。

私のやり方でも良いという方は動画もアップしていますので、そちらを参考にしてみてください。角がとめれたら、もう1つの角も同様にしてとめます。それが出来たら、どんどん横に進めていってください。

一番初めに打ち込んだ4か所の「仮止め」が邪魔になるようでしたら、一度抜いてから進めていきましょう。同じようにして全てのレザーシートをとめていきます。

汚い出来上がりになっても、椅子の裏面で人目につかないので大丈夫です。それより、しっかり生地を引っ張ってたるみがないようにしましょう!

不要な部分をカットする

余ったレザーシートの生地は不要なのでカットするとすっきりして、後の不織布もとめやすくなります。

私ははさみでカットしましたが、カッターで切る方が速くて綺麗にできるかなと思います。

不織布をとめる

元からあった不織布をそのまま使います。この時でいいので、椅子と座面を固定していたビスの位置を確認しておくといいです。把握しておくと、最後に椅子に取り付ける時に作業が速く済みます。

椅子に張り替えた座面を取り付ける

最後にビスで座面と椅子を取り付けて完成です。

決して良い出来ではありませんが、DIYを楽しめて安く張り替えることができるので、皆さんもやってみてはいかがでしょうか?

失敗談

私がやってしまった失敗談ですが、タッカーで「角」から先にとめないといけないところを真逆の「角」を最後にしてしまいました。

上の画像の後、本来なら「角」を先にするのですが、どんどんタッカーを打ち込み最後に「角」を残した結果、このような形になってしまいました。

これでも良いといえばOKですが、出来れば窪みを無くしたいですね。先に角からやっても出来上がりはあまり綺麗ではないですが・・・。

それぞれのお好みといってもいいのかもしれませんが、作業をしやすいのは「角」から始めていく方がいいですよ。参考にしていただければと思います。

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