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なにもしていないのにろうそくの火が揺れるのはなぜ?「ロウ」の原料とろうそくのどこの部分が一番熱いのか?

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ろうそくの火がなにもしていないのに自然に揺れる現象を見て、不思議に思ったことはありませんか?

心霊現象なの?と思われる方もおられるでしょう。この火が揺れる現象には、ろうそくの芯であったり、風の流れといった理由があります。

この記事ではろうそくの不思議や、ロウの原料についてまとめてあります。

最後まで読んで、ろうそくの疑問を解決していってください。

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風もないのにろうそくの火が揺れることがあるけどなぜ?

ろうそくの炎が揺れる

ろうそくの火を眺めていると、風が吹いていないのに火が揺れていることってありますよね。

その原因がいくつかあったのでまとめてみました。

ろうそくの芯

ろうそくの芯は、何本かの糸をねじって作られています。

火をつけるとロウが溶け出し、ねじれている糸に染み込む原理になっていますが、糸の太さやねじれの感覚が一定ではないため、ムラができるのです。

そのため、火が付く位置が不安定になり揺れるように見えます。

すきま風による空気の流れ

風が吹いていないと思われがちですが、どんな家にもすきま風や換気扇などがあるはずです。

また、人が動くだけでも空気の流れというものが発生するため、ろうそくの火は簡単に揺れてしまうのです。

見えないなにかがいる

ちょっとオカルトっぽくなってしまいますが、ご先祖様や守護霊様が近くにいらっしゃるのかもしれませんね。

以上の3つが理由でした。

最後の話を信じるかどうかは自由です。

ろうそくの火が縦に揺れるのはなぜ?

この話の原理を追及するとすごく難しい話になります。

化学的調査や物理的調査、研究資料もあるくらいですから。

この現象は、ろうそくの製造メーカーや製造時期によって変わってくるそうですが、縦に揺れるための条件や環境というものもあるようです。

化学的証明はされているということはわかりましたね。

昔はマジック用のろうそくで、火が変わった動きをするものもあったみたいですよ。

仏壇のろうそくの溶け方には何か意味がある?

お仏壇に線香を焚いている人はよく見ると思いますが、ろうそくの溶け方って日によって違うときありますよね?

筆者のうちにもお仏壇があり、ろうそくの溶け方が違う日もあります。

不吉な意味と考えたりしてオカルト系を想像してしまう方もいるでしょうが、これは先程お話した「風もないのにろうそくの火が揺れることがあるけどなぜ?に関係してくる理由です。

どのような関係があるかというと、「火の揺れ方」です。

すきま風や空気の流れで火が揺れることにより、溶けていくロウの場所や溶ける速度が変わっているのです。

ろうそくの火というのはとても不安定に揺らいでいます。

その周りの温度も不安定なため、ロウの溶け方も一定ではないということですね。

ろうそくの「ロウ」の原料は何?ロウは何でできてるの?

ろうそくの原料は「和ろうそく」と「洋ろうそく」で違います。

「和ろうそく」の原料は、はぜの実木蝋(もくろう)などの植物を使います。

「洋ろうそく」の原料は、原油からとれるパラフィンワックスというものを原料としています。

主に、牛乳パック類やお菓子の包装紙、化粧品などに使われている安全な原料です。

「和ろうそく」の方が原料を集めることが困難なため、「洋ろうそく」よりも比較的高値になっているそうです。

ろうそくの炎は何度あるの?また、ろうそくはどこが一番熱いの?

これはろうそくの種類によって差があるようです。

ろうそくの炎、温度

・和ろうそく  約940℃~約1500℃

・洋ろうそく  約1100℃~約1530℃

炎の形が一定ではないため多少の誤差が生じます。

部位別の温度

ろうそくの炎

・外炎     約1400℃~約1500℃

・内炎     約500℃~約600℃

・炎心     約300℃~約400℃

ろうそくの火は最後は勝手に消えるの?

ロウが溶けてなくなると火は消えます。

ろうそくをよく使うご家庭では経験あるとおもうのですが、消し忘れることってあるんですよね。

ろうそくの火は最後には消えますが、ろうそくの周辺に物が落ちたり、地震によってろうそくが倒れたり、何が起きるかわからないので、きちんと消すようにしましょう!

ろうそく1本で何時間使える?

ごく一般的なろうそくの燃焼時間をまとめました。

小ろうそく
号数 直径 長さ 燃焼時間
0.1号 6.5mm 43mm 16分
0.2号 8mm 50mm 26分
0.3号 5mm 63mm 18分
0.2号ミニ 6mm 48mm 20分
0.4号細 7mm 58mm 24分
0.4号太 8mm 58mm 27分
0.5号 6mm 68mm 25分
0.0号S 6.5mm 35mm 12分
0.0号M 6.5mm 38mm 17分
室外用0.6号 8mm 58mm 30分
大ろうそく
号数 直径 長さ 燃焼時間
新1号 9mm 85mm 55分
1号 7mm 85mm 43分
1.5号 9mm 115mm 1時間10分
2号 10mm 126mm 1時間15分
3号 11mm 147mm 1時間40分
4号 12mm 170mm 2時間20分
5号 14mm 165mm 2時間35分
7.5号 16mm 175mm 4時間
10号 17mm 205mm 4時間30分
15号 20mm 220mm 6時間
20号 22mm 245mm 9時間
30号 25.5mm 265mm 13時間
60号 31mm 275mm 21時間
100号 39mm 370mm 40時間
200号 58mm 355mm 80時間
500号 80mm 445mm 190時間

キャンドルの炎が安定しないのはどういった理由がある?

キャンドルの芯の長さで炎の大きさが変わるようです。

芯が長くなると炎が大きくなり、芯が短くなると炎が小さくなります。

また、周りの気温が低いとロウが溶けにくく、最後まで灯さずに消えてしまうことがあります。

キャンドルの色や香りの量が多くても、芯で目詰まりを起こし炎が消えてしまうこともあります。

まわりの気温や芯の状態を確認するとよいでしょう。

なにもしていないのにろうそくの火が揺れるのはなぜ?のまとめ

ろうそくの火が揺れる原因は、糸で作られている芯の太さやねじれ具合が一定ではなかったため、着火位置がずれて揺れるように見えるという現象でした。

また、すきま風や空気の流れによって揺れるという原因もあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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