木を使ってDIYをするように
なって、木の知識がないと
上手く作ることができない
といったことがあります。
「木目」「節」「反り」など
知っていたら必ずDIYをする
上で役に立つことなので参考
にしていただけると幸いです。
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木目とは
木目(もくめ)とは、年輪・繊維などから成る模様のような線。
柾目(まさめ)と板目(いため)とがあります。
木(丸太)をカットした時に、中央近くを切ると「柾目」に。
外に近いあたりを切ると、「板目」になります。
柾目(まさめ)とは
平行に均等に通った木目のことです。
製材の際、丸太の中心を通してノコギリを入れることで現れます。
材の持つ特徴としては、製材後の反りが少なく丈夫。
板目(いため)とは
丸太の半径を通らずに製材したときに現れる木目です。
たけのこ型や山型のような波打った形状です。
その見た目が面白く装飾的にも使われますが、反りなどの狂いが起こりやすいため、
木取りの際に大きく曲がってしまいます。
↑柾目(左側)、板目(右側)
節
「節」は枝(えだ)だったところです。
節は木材の幹が太くなる過程の中で、
枝の元の部分が幹の中に包みこまれてできたものです。
木材の中でも節の部分だけ色が黒く濃くて、
昔は節がある木材は不良として、見える部分には
使われてなかったそうです。
節の特徴
節の部分の組織は密度が高く硬いので、加工がしにくい。
また節やその周辺部分は樹脂分が多いため、
木材の樹液のヤニなどが出やすい。
★私自身の経験談
節のある部分をなるべく避けてDIYしてますが、
それでもどうしても節の部分を避けられない時があります。
ネジを打っても途中で止まって、それ以上進まなくなったりします。
ノコギリでカットしている時に「全然切れないな~」と思ってたら、
節の部分を切っていたりします。
反り
木は乾燥すると縮み、水分を含むと膨張します。
板材には表と裏があります。
木だった頃に皮側(年輪の外側)にあったほうが表、
中心部の芯側(年輪の内側)にあったほうが裏です。
(下図参考)
木表 木表側に反りやすい
木裏 木裏
板材の多くは木表側(年輪の外側)に反っています。
木表の方が木裏よりも、元から水分が多いので乾燥して収縮する力が
強くなるためです。
乾燥がしっかりしていると「反り」も軽減します。
「反り」の直し方と対策方法
「反り」はある程度なら直すことができます。
次の方法を参考にしていただければと思います。
反っている面に水をつけ、反っている面を下向きにします。
反っている面と反対側を日光に当てて乾燥させます。
これで直れば、早いうちに施工します。
あと、クランプなどで一定期間、固定してしまうのも方法の1つです。
「反り」防止の方法
「反り」をできるだけ少なくする方法として「塗装」と「補強」です。
反りは水分の吸収や乾燥によって起きます。
なので、塗装によってそれを防げば一定の効果が得られます。
板材の裏に補強をすることも有効です。
これらをすることによって、反りを防止することができるので
試してみてください。
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