DIYをするようになって初めて気づく
ことが多いのですが、ネジに半ネジと
全ネジがあるっていうのご存知でしょ
うか?
今回はネジについて勉強したので、
参考にしていただければと思います。
DIYをする上できっと役に立つと
思います。
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半ネジ・全ネジの違い
まず、半ネジ・全ネジってなんのこっちゃ?という方もおられると思います。
これは読んで字のごとく、半分しかネジ山がない(半ネジ)と
首下まで全部ネジ山がある(全ネジ)があります。
この2つの違いは、木材と木材をつなぐ為にビス等で打ち込んだときに、木材にかかる力の方向です。
半ネジについて
一般的に用いられるのが、この半ネジと呼ばれるものです。
↓ネジ山が途中までしかないのがわかりますでしょうか?(半ネジ)
接合する木材(a)と木材(b)に少しの隙間があっても、
ネジ締めでネジ切りされてない部分が空回りするので
木材を引き寄せ密着する方向へ力がかかります。(下図参照)
全ネジについて
ネジの頭が材表面の部分(ネジ頭が木材に埋まるところ)まで届いても、引き寄せる力がなく
木材と木材の間に隙間が出来たままの状態になる。
木材(a)と木材(b)の間に少しでも隙間が出来てしまうと、
ネジを打ち込んでいっても隙間を埋めることはできません。
ネジが木材にめり込んでいくだけです。(上図参照)
全ネジを使うときは、クランプ等を使って材同士を
密着させて締め付けると良いです。
もしくは、半ネジを使用して仮止めでもいいので木材同士を
密着させておいて、その状態で全ネジを使うといいと思います。
もし、木材と木材の間に隙間ができたら一度ネジを抜いて、
材を密着させてから締め直します。
↓ネジ山が全部(上から下まで)にあるのがわかりますでしょうか?
↑全ネジ
全ネジはどこで使用するべきか
DIYをしていると、ネジが折れてしまうことがあります。
今までネジが折れるなんて知らなかったのですが、折れるんです。
同じように、腐食もします。
滅多にないかもしれませんが、腐食してネジ頭が無くなったとしましょう。
半ネジの場合、材料を保持できません。
ですが、全ネジだとネジ頭が錆びて取れたとしても材料を保持できます。
このことを考えると、風雨にさらされる屋外で使うものを作る時には「全ネジ」を
使う方がいいといえるでしょう。
まとめ
いろいろと書いてきましたが、一般的に使われるのは「半ネジ」です。
屋外で使用する物を作る時には、「全ネジ」を使用するといいです。
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