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DIYで役に立つドライバードリルのトルクについて

基礎的な知識について

DIYをやり始めた頃、ドライバードリルのトルクの意味が

わかりませんでした。

どうせDIYをするならトルクとは何かを理解して作業

したいものです。

今回は私も最初わからなかったことを、これからDIYを

始められる方に向けて説明してみたいと思います。

 

 

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トルクとは

まず最初にトルクについてお話します。

トルクとはボルト・ネジを締め付ける強さのことです。

 

ドライバードリルは、このトルクの強弱を調節できる

ようになっています。

 

 

 

画像を見てください。

現在は矢印のところの数値が「5」を指しています。

これがトルクの強弱を決める数値です。

 

基本的に「1」が弱く、数値が上がっていけばトルクも

強くなります。(もしかしたらメーカーによって

違いがあるかもしれませんが)

 

私のドライバードリルは「5」が一番強いトルクとなります。

 

ちなみに、画像の「5」の上にマークがあるかと思いますが、

これは「ドリル」のマークです。

 

このドリルモードに合わせると、トルク調整は出来ず

最大のトルクになります。

穴あけ(ドリル)する時に、このモードにします。

 

 

クラッチについて

ドライバードリルには「クラッチ機構」というものが

付いています。

 

これはネジの締め付けの強さを調節できるというものです。

 

トルクは「力の強さ」、クラッチは「その力の強さを調節できる」

といった方が簡潔ですね。

 

クラッチは設定したトルクに達すると空回りするように

なっており、「ガガガッ!」と音が鳴りネジの締め付けすぎの

防止になります。

 

トルクが弱いと、ネジが部材に埋もれず

トルクが強いと、ネジが部材にめり込んでいっちゃいます。

 

トルク1~5とドリルモードで実験をしてみました。↓

 

 

 

↑数字はトルク数、一番右下はドリルモード

 

 

 

 

 

 

↑下穴をあけて実験してみました。

 

下穴をあけずにやるとまた違った結果になると思いますが、

トルクが「1」だとネジは途中までしか締めれませんでした。

「2」と「3」もあまり変わらず、「4」になると完全では

ありませんが、ほぼ部材に埋まりました。

「5」でちゃんと部材に埋まりました。

 

ドリルモードも最後まで埋まりました。

でも、なぜか「5」より埋まってないような気が・・・。

最大トルクのはずなんですが、こういうこともあります。

 

木材の硬さや、ドライバードリルのメーカーなどに

よって結果は変わると思いますが、この実験で

トルクの数字を変えると違いがでるということが

わかるかと思います。

 

 

適正なトルク数はどうやったらわかるのか?

トルク数で違いがでることはわかってもらえたかと思い

ますが、「それじゃあ、どうすれば適正なトルク数が

わかるの?」と思われたかもしれません。

 

私自身、最初適正なトルク数なんてわからないよ!

と思いました。

 

私個人のやり方なのですが、部材の硬さやネジの

種類によって、適正なトルク数はそれぞれ違うので

まずは弱いトルクから試しにネジを打ち込んでみます。

 

「1」で打ち込んで、途中で「ガガガッ」と鳴って

空回りすると、トルクを強くしていきます。

「2」→「3」→・・・・みたいに少しずつ

強くしていってちょうど良いトルク数のところ

で適正を決めます。

 

是非、参考にしてみてください。

 

 

ちなみに、私のドライバードリルはほとんど

トルク「3」か「5」しか使いません。

「1」「2」「4」はほとんど使わないです。

 

「3」で試して弱ければ「5」を使うと

いった感じです。

 

絶対にネジ山を潰したくない時には、「3」で

ネジを途中まで(7~8割)打ち込んだら

そこで止めて、普通のドライバーなどで

手で締めていきます。

 

全てを電動工具に頼るのではなくて、最後の

部分は自分の手でやると綺麗にできますよ。

 

 

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