小さいお子さんがおられる親御さんの悩みごとの1つ、子供のトイレ(大きい方)だと思います。どのタイミングでトイレに座らせるようにしていますか?子供にとってトイレで座ってするのは、なかなか難しいようです。トイレトレーニングに欠かせないのが補助の足置き場(踏み台)です。今回は足置き場をホゾ継ぎでDIYしてみたので参考にされてください。
スポンサーリンク
目次
トイレトレーニングの踏み台を作るのに必要な物
・1×6材(長さ65cmを1つ)
・2×4材(長さ15cmを3つ)
・フェルト
・ダンボール
・インパクトドライバー
・のこぎり
・ノミ
・ジグソー
・やすり
※ネジ・釘を使わずに木材を組み合わせるホゾ継ぎで作成しました。「ジグソーとやすり」はホゾ継ぎの為に使用したので普通にネジで作られる方は特に必要ありません。
↑ジグソー
ジグソーとは曲線をカットするのが得意な電動のこぎりです。私自身は所有していませんが、友達に借りて使用させてもらいました。
足置き場(踏み台)の作り方
計測
初めに我が家のトイレの曲線を測ります。Rになっている部分ですね。これをきっちり計測するのは難しいので、ダンボールを使っておおよその曲線を測ります。トイレに合わせて少しずつダンボールに切れ目を入れて合わせていきます。
結構この作業難しかったですが完璧に合わせる必要はありません。ダンボールをカットしてトイレの縁取り完成です。
この出来上がった型を1×6材に合わせて線を引きます。
ホゾ継ぎをするので、1×6材と2×4材のどちらにもカットする部分に線を引きます。ちなみに1×6材の長さは65cm。2×4材の長さ(踏み台の高さ)は15cmです。
真ん中の支柱だけ曲線カットする分を考慮して、ホゾ継ぎであける穴を小さくしています。
画像では見にくいですが、支柱と土台に番号を書いています。これは2番の支柱は2番の土台に、3番の支柱は3番の土台に、といった具合にわかるようにする為です。ホゾの場合、微妙な調整をして組み合わせるので2番と3番の支柱が入れ替わってしまうとサイズ調整がズレてしまいかねない為です。
初心者の方は、絶対にわかるようにしておいた方がいいですよ。2番と3番のサイズが全く同じ物に仕上げるのは難しいので。
カット
支柱となる2×4材をのこぎりでカットしていきます。電動ではなく普通ののこぎりです。DIY初心者がするホゾ継ぎのやり方でも紹介している通り、引いた線よりも少し外側を切る方が良いです。ホゾは大きくてはめ込むことができない状態だと調整して削っていくことができますが、小さくし過ぎると調整ができなくなってしまうので。
全てをカットして出来上がったのが次の画像です。
次に土台となる1×6材の方をカットしていきます。友達にジグソーを借りていたのでインパクトドライバーで穴をあけて、ジグソーの刃が入るスペースを作ってカットしていきました。ジグソーがなければ「ノミ」を使って穴をあけていきます。
ジグソーでは線のギリギリを狙ってカットできなかったので、ガタガタな四角形にカットされました。ここからはノミとやすりを使って調整していきます。
ノミを使って作業しましたが、私が下手なのでガタガタの四角形を綺麗にするのは難しくどうしようかと悩みました。そこで重宝したのが「鬼目やすり」です。
↑鬼目の木工やすり
これがあるとないとでは全然違いますよ!初心者がホゾ継ぎをするには必需品といってもいいのではないかと思います。ガリガリやすりがけできるので、さきほどのガタガタの四角形でも綺麗に仕上げることができました。(最後の微調整する時は細目のやすりを使うようにしましょう!)
↑他のホゾ穴部分もガタガタだったのが・・・
↑結構ぴったりはまってます
ホゾ継ぎの方は、こんな感じで3ヶ所やりました。3ヶ所ともぴったりと組み合ってはずれないぐらいに見事にできました!完全にネジいらずです☆
次はジグソーで曲線カットをした部分なのですが、ここは画像を撮っていませんでした。しかし、初めてジグソーを使ったのですが下手くその私でも曲線を簡単に切ることができました。ジグソーをお持ちでない方は、糸ノコを使って挑戦してみてくださいね。
今回使用した「鬼目の木工やすり」はホゾ加工をされる初心者さんには絶対にオススメできる道具です。本当に便利!!近くのホームセンターでも売っていると思うので、まずは安い物でいいので揃えておくと作業が格段に早くなりますよ!
出来上がったのがこちら。
ホゾ穴の方はまだ出来ていない画像ですが、トイレに合わせた曲線は綺麗にできました。軽くやすりがけして完成です。最後にフェルトを充てるので子供の足にささくれが当たる心配もないと思います。
ホゾ継ぎで組み合わせる
ホゾ継ぎは先程説明しましたが、「鬼目やすり」を使って最後に細目のやすりで微調整して仕上げます。仕上がりの画像を載せておきます。
がっちりと組み合っているのでネジや釘は一切使っていません。本来なら木工ボンドを塗ってホゾ継ぎすればよかったのですが、「入るかな?」と試しに組み合わせてみたら今度は外すのに苦労したので、このまま外さず完成しちゃいました。
子供が木のささくれなどでケガすると嫌なのでフェルトで覆って仕上げます。
踏み台をフェルトで覆う
以前100均で購入していたフェルトを使って土台部分と支柱(脚)の裏の部分にフェルトを貼っていきます。支柱の裏は床に傷がいかないようにする為です。
フェルトは木工ボンドで貼り付けていったのですが、曲線の部分は貼りにくいので途中からタッカーで留めていってます。
フェルトが足りない部分があったので継ぎはぎしております。見栄えが悪くなってしまいましたがこれで完成です。
踏み台の完成
踏み台の曲線の部分、きっちり計測するのが難しかったので大体でやったのですが、ちょうどトイレの曲線に合いました。大人が座っても足に干渉せず子供も乗れるサイズに仕上がりました。なので、踏み台をいちいち他の場所に置いてといった手間もなく、この場所に置きっぱなしで大丈夫です。
一回一回、子供が使う時は踏み台を置いて大人が使う時は踏み台を外してとやっていると面倒くさいので、ちょうど良いサイズで作れるか心配だったのですが完璧ですね☆強いて言えば、子供にとっては足の置き場が少し狭いかなといったところですが子供本人はあんまり狭いとは感じておらず普通に踏み台を使ってくれてます。
子供自身がトイレの小をする時でも、踏み台をそのままにして台に乗らずに用を足しています。踏み台もガタつきせず安定しているので今回のDIYはかなり上出来です。
DIYは上手くいきましたが、肝心の子供のトイレの大が出来るようになったかといえば・・・まだ出来ていません。踏み台を作った当初は何度か乗ってくれたのですが、それからは結局トイレでしようとしてくれません。どうもトイレで座ってするというのが嫌みたいです。どう力を入れてするのかがわからないといった感じでしょうか。
うちの子供は、おむつを履いて立ちながらするので座ってというのが・・・もう少し時間がかかりそうです。
スポンサーリンク