シロヘラコウモリは絶滅危惧種で希少な生き物ですが、日本の動物園でシロヘラコウモリを見ることはできるのでしょうか?
また、ペットとして飼うことはできるのか?情報の少ないシロヘラコウモリですが、生態についても調べてみました。
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シロヘラコウモリを動物園で見ることはできる?
シロヘラコウモリは絶滅の危機に瀕している動物のため輸入禁止になっています。
その為、日本の動物園で飼育されているところはないようです。
日本の動物園では見ることはできませんが、この珍しい白い色のコウモリをコスタリカで観察することができます。
鼻の部分がヘラのようになっていることから「シロヘラコウモリ」と名づけられました。
シロヘラコウモリを飼うことはできる?
絶滅危惧種で輸入禁止なので日本で見ることさえできません。
もちろん飼うことなんてできません。
シロヘラコウモリは年々減ってきています。
その原因として考えられているのは、生息地が農地へと開拓されていっているというものです。
他にもシロヘラコウモリはイチジクの実を餌にして、そればかりを食べているという説もあります。
餌がイチジクだけなので生息地が狭くなっているのでは?という説もあるようです。
シロヘラコウモリの生息地は?
熱帯雨林のジメジメした湿った森林地帯に生息してます。
主にコスタリカやニカラグア、ホンジュラスやパナマ西部などに生息しています。
特定の種類の葉っぱをすみかにし、昼はそこで寝ています。
葉をかじりすみかを作ります。葉を自分の姿が見えないように、そして雨にも濡れないようにし、シロヘラコウモリにとって快適な温度となるような空間を作ります。
ただ、葉も時間が経つとしおれてしまうので、そうなるとすぐに違う葉へとすみかを変えていくようです。
その為、シロヘラコウモリはずっと同じ場所にいるわけではなく、移動していくので見つけにくいです。
シロヘラコウモリの食べ物は?
果物や木の実を主食としていると思われます。
なかでもイチジクを中心に食しているようで、そればかりを食べているという説もあります。
シロヘラコウモリの耳や鼻の色素は、イチジクから摂取したカロテンの色素沈着が現れているとの見方があります。
シロヘラコウモリの特徴は?
熱帯地域に生息する小型のコウモリで、他のコウモリと同じくシロヘラコウモリも夜行性です。
体長は4~5cm、体重は5~6gほどで白い毛で覆われています。
日本でよく見るコウモリとは違い、小さくてかわいいのが特徴でもあります。
ヘリコニアのという大型の葉を巣として使用することが多いようです。
葉をかじり折りたたんでテントのようにし、葉の裏にしがみ付くようにして1〜15匹程度の集団で生息しています。
一回の出産で一匹しか産まないようです。
シロヘラコウモリはまだまだ謎が多い動物なので、わかっていないことが多くあります。
シロヘラコウモリは飛ぶことができるの?
シロヘラコウモリは飛ぶことができます。
しかし、どれぐらいの速さで飛べるのか?はまだわかっていないようです。
シロヘラコウモリのぬいぐるみって売っている?
シロヘラコウモリのかわいいぬいぐるみが欲しい!という方もおられると思うので、どこで手に入るかいろいろ調べてみました。
アマゾンや楽天市場、ヤフーショッピングではぬいぐるみはありませんでした。
シロヘラコウモリの認印はありました。
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ぬいぐるみを取り扱っているお店がありました。ですが、かなり少ないです。
ヤフオクやメルカリに本当にたまに出品されていますが、こちらもかなり少ないです。
シロヘラコウモリを動物園で見れる?飼うことはできないの?のまとめ
シロヘラコウモリは希少な為、絶滅危惧種にもなっており輸入も禁止されているので日本の動物園で見ることはできません。
また、ペットとして飼うこともできません。
生息地は熱帯雨林のジメジメした湿った森林地帯です。主にコスタリカやニカラグア、ホンジュラスやパナマにいます。
果物や木の実を主食としており、イチジクしか食べていないのではないか?とも言われており詳細についてはまだわかっていないようです。
ヘリコニアのという大型の葉を巣としています。
体長は4~5cmほどで夜行性、空を飛ぶこともできます。白いふわふわした毛に覆われていてコウモリと名がついていますが、見た目はかわいいです。
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