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新幹線のぞみ、ひかり、こだまの速さ比較ガイド!どれが一番速い?順番や停車駅、料金の違いについて

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東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」、どれが速い新幹線でどのくらい料金が違うのか?停車駅はどこ?など違いがわからないという方のために、速さやそれぞれの特徴をわかりやすくまとめました。

この記事を読めば、のぞみ、ひかり、こだまの知識がつくので是非、最後までお読みいただけたらと思います。

 

のぞみ、ひかり、こだまの比較!「速さ」と「料金」の違い

東海道新幹線

日本の新幹線には、「のぞみ」「ひかり」「こだま」という3つの主要な種類があります。

それぞれの特徴を理解すると、旅行の計画を立てる際に非常に役立ちます。そこで、このガイドではこれらの新幹線の速度、停車駅、料金体系を詳しく比較しております。

 

多くの人が感じているように、「のぞみ」は最も速く、料金が少し高めです。

一方で、「こだま」は比較的ゆっくりで、料金が安い傾向にあります。

しかし、実はそれほど料金が変わるわけではないのです。

JRの窓口で切符を買う場合は、のぞみはひかり・こだまより320円高いだけです。(東京~新大阪)

  グリーン車 指定席 自由席
のぞみ 19590円 14720円 13870円
ひかり 19270円 14400円 13870円
こだま 19270円 14400円 13870円

 

※ただし、こだまに関しては「EXこだまファミリー早特」や、「ぷらっとこだま」といった安く乗る方法もあります。

 

速度の違いは、使用される車両のタイプ(のぞみ・ひかり・こだま)によって異なり、実際には新幹線の種類によって速度が変わるわけではありません。

しかし、「のぞみ」では一般的に新型の高速車両が多く使われています。

 

次に各新幹線の特徴をまとめてます。

 

のぞみ・ひかり・こだまの特徴と停車駅

「のぞみ」「ひかり」「こだま」は、東京から新大阪までのルートを結ぶ新幹線のカテゴリーです。これらは速度、停車駅、運行頻度、料金の面で異なります。

比較しやすいように、全て使用車両を「N700系」として比較しております。

 

「のぞみ」の概要

使用車両:N700系

所要時間:東京から新大阪まで約2時間15分

主な停車駅:東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪

特徴:東海道新幹線で最速、運行本数は1時間に5~6本

座席構成:16両編成のうち、自由席3両、指定席10両、グリーン席3両

 

「のぞみ」は主要都市間の移動に最適なタイプで、特定の大都市のみに停車し、一部の列車は新大阪を超えて博多や広島に直通します。

 

「ひかり」の概要

使用車両:N700系

所要時間:東京から新大阪まで約2時間50分

主な停車駅:東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪

※便により異なるので、時刻表確認が必要

 

特徴:「のぞみ」に次ぐ速さ、運行本数は1時間に2本

座席構成:16両編成のうち、自由席5両、指定席8両、グリーン席3両

 

「ひかり」は「のぞみ」より多くの駅に停車し、中規模都市や大都市間の移動に適していますが、停車駅は便によって異なります。

 

「こだま」の概要

使用車両:N700系

所要時間:東京から新大阪まで約4時間

停車駅:全ての駅

特徴:最も遅いタイプ、運行本数は1時間に1本

座席構成:16両編成のうち、自由席7両、指定席6両、グリーン席3両

 

「こだま」は全ての駅に停車し、短距離から中距離の移動に最も適しています。

自由席が最も多く、乗りやすい列車です。

 

のぞみとひかりとこだまはどれが一番速い?速さの順番は?

のぞみ・ひかり・こだまはそれぞれ時速270〜285キロメートル(車両の種類による)のスピードを出して走ります。

これに関しては、こだまだから250キロまでしか出さない、のぞみだから285キロ出すというわけではありません。

全ての種類の新幹線で時速270〜285キロメートルで走ります。

 

なので、のぞみ・ひかり・こだま全ての新幹線でスピードは同じですが、停車駅がのぞみは他より少ないので、一番早く東京~大阪間を走ります。

新幹線が速く走る順番は、停車駅の少ない「のぞみ」が一番で、その次に「ひかり」、各駅停車の「こだま」が一番遅いということになります。

 

のぞみ・ひかり・こだまの運行本数の違い

日本の新幹線の運行本数に関して、最も多いのは「のぞみ」で、これに続くのが「ひかり」と「こだま」です。

特に「のぞみ」は頻繁に走っているため、駅で待っているとその多さが印象的です。

 

例えば、東京から新大阪までの間では、「のぞみ」は合計164本(下り83本、上り81本)運行され、「ひかり」は65本(下り33本、上り32本)、「こだま」は84本(下り40本、上り44本)です。

 
 

東海道新幹線で使われている車両

現在、東海道新幹線で主に運用されているのは、N700A型とN700S型の2つの車両です。
 
これらはほぼ同じ座席レイアウトと車内設備を備えており、どちらも16両編成で運行されています。
 
 

N700S型は、東海道新幹線の「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の各サービスで使用されています。

この車両の運行スケジュールは、JR東海の公式ウェブサイトや時刻表に掲載されていますが、場合によっては変更されることもあります。

N700A型は、2007年に導入されたN700系の改良版で、エアロダイナミックな先頭車両デザインと、車体傾斜機能により快適な乗り心地を実現しています。

また、浜松駅周辺は、この車両が曲線を通過する際の迫力あるシーンを見ることができるスポットです。

 

N700A型の中には、N700系から改造されたものも含まれています。

これらの車両は、外観上のロゴの違いで区別できます。N700A型専用に製造された車両は大きな「A」のロゴが特徴で、N700系から改造された車両は小さな「A」が追加されているのが特徴です。

 

最新のN700S型は、2020年7月に運行を開始しました。

この車両は、さらに進化した先頭部のデザインと、静音性能が向上した技術を採用しています。

また、普通車の座席は、リクライニング機能とともに座面が沈む機能を備え、全席にコンセントを完備しています。

これらの特徴により、N700S型は快適性と最新技術を兼ね備えた車両となっています。

 

新幹線はなぜ揺れない?

新幹線の高速運行を支える先進技術について  新幹線が高速で走行するための主要な技術要素を紹介します。

 

 空気抵抗を減らすための流線型デザイン

時速200キロメートルを超える速度を達成するためには、空気の抵抗を最小限に抑えることが不可欠です。

そのため、新幹線の先頭車両は飛行機のような流線型の形状を採用しています。

 

振動を軽減するための特別な台車

速度が増すと、車輪がレール上で振動し始めることがあります。

この振動が車両に伝わると構造上の問題を引き起こす可能性があります。

新幹線では、車両を支える台車に特別な空気バネを組み込んで振動を吸収し、振動が車体に伝わるのを防いでいます。

 

広軌と緩やかな曲線を持つ線路、全線の立体交差

従来の日本の鉄道線路は狭軌を採用していましたが、新幹線ではより速く、より多くの人や物を運ぶために広軌を採用しています。

また、線路のカーブは非常に緩やかで、速度の低下を最小限に抑える設計になっており、他の路線と交差する箇所では全線に渡って立体交差が採用されています。

 

ATC(自動列車制御装置)の導入

従来の線路沿いには道路と同様の信号機がありましたが、高速で走行する新幹線ではこれを読み取ることが困難です。

そのため、新幹線では運転席に信号情報を表示し、レールを通じて制限速度を伝えるシステムが採用されています。

ATCは自動で速度制限を遵守する機能を持ち、列車間の安全な距離を保つために全線の運行状態を一元管理するCTC(列車運行集中制御装置)も重要な技術となっています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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