のぞみ・ひかり・こだまの特徴と停車駅
「のぞみ」「ひかり」「こだま」は、東京から新大阪までのルートを結ぶ新幹線のカテゴリーです。これらは速度、停車駅、運行頻度、料金の面で異なります。
比較しやすいように、全て使用車両を「N700系」として比較しております。
「のぞみ」の概要
使用車両:N700系
所要時間:東京から新大阪まで約2時間15分
主な停車駅:東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪
特徴:東海道新幹線で最速、運行本数は1時間に5~6本
座席構成:16両編成のうち、自由席3両、指定席10両、グリーン席3両
「のぞみ」は主要都市間の移動に最適なタイプで、特定の大都市のみに停車し、一部の列車は新大阪を超えて博多や広島に直通します。
「ひかり」の概要
使用車両:N700系
所要時間:東京から新大阪まで約2時間50分
主な停車駅:東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪
※便により異なるので、時刻表確認が必要
特徴:「のぞみ」に次ぐ速さ、運行本数は1時間に2本
座席構成:16両編成のうち、自由席5両、指定席8両、グリーン席3両
「ひかり」は「のぞみ」より多くの駅に停車し、中規模都市や大都市間の移動に適していますが、停車駅は便によって異なります。
「こだま」の概要
使用車両:N700系
所要時間:東京から新大阪まで約4時間
停車駅:全ての駅
特徴:最も遅いタイプ、運行本数は1時間に1本
座席構成:16両編成のうち、自由席7両、指定席6両、グリーン席3両
「こだま」は全ての駅に停車し、短距離から中距離の移動に最も適しています。
自由席が最も多く、乗りやすい列車です。
のぞみとひかりとこだまはどれが一番速い?速さの順番は?
のぞみ・ひかり・こだまはそれぞれ時速270〜285キロメートル(車両の種類による)のスピードを出して走ります。
これに関しては、こだまだから250キロまでしか出さない、のぞみだから285キロ出すというわけではありません。
全ての種類の新幹線で時速270〜285キロメートルで走ります。
なので、のぞみ・ひかり・こだま全ての新幹線でスピードは同じですが、停車駅がのぞみは他より少ないので、一番早く東京~大阪間を走ります。
新幹線が速く走る順番は、停車駅の少ない「のぞみ」が一番で、その次に「ひかり」、各駅停車の「こだま」が一番遅いということになります。
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