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便利な作業台をDIY ~馬の作成 後編~

物置に馬を収納 作品紹介

DIYで作業台となる「馬」作りに挑戦しているど素人の私。丸ノコを使うにもドリルドライバーを使うにも慣れていない状態での作業。DIYレベル向上の為にも初心者が取り組むにはもってこいの「馬」の作り方と、初心者ならではの視点で説明しております。

 

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土台作り

前回の記事と合わせて読んでいただくといいかと思います。馬の作成前編はこちら

地面に接する部分、土台を作っていきます。長さ25cmに木材をサイズカットします。(我が家の物置に入れる用のサイズ設定です)

そのサイズカットした木材が土台なので、これと「脚」を連結します。前回の記事で書いた通り、すでに脚と天板がつながっている状態です。筋交いもあります。土台のセンターに脚がくるように測って印をつけ、そこにネジを取り付けます。一番下側、底の部分から下穴をあけネジをつけて、つなぎ合わせることに成功!これは簡単でした。

 

馬の画像2

 

天板をやすりがけ

これで「馬」の完成ですが、最後に作業台(天板)をやすりがけして綺麗にしようと思います。電動工具、オービタルサンダーを初めて使いました。

 

 

 

使い方は簡単!紙やすりをパチンッ!と金具に挟んでセット完了!

オービタルサンダーは強弱をつけれるので、好みの数字に調節して(私のオービタルサンダーは数字の大きい方が振動が強いです)やすりがけするだけです。これめっちゃくちゃ便利です!!振動でやすりがけしていってくれるのですが、楽ちん♪しかもすぐに木材の表面がツルツルに☆オススメ電動工具です。

 

下穴について

この「馬」作りで下穴をあけるというのを何度かやってるんですが、この下穴の「径の大きさ」や「深さ」は皆さんどうやって決めているのでしょうか?

 

私の場合、ホームセンターで買う時に「M3.5×30」などネジのサイズが明記されているものを買ってくるのでわかりやすいといえばわかりやすいですが、このネジをずっと保存しておく際に明記されてるサイズの札を無くしてしまうことがよくあるんです。

 

そうなってしまうと、長さは定規などで測れますが「径」の方はわかりません。だいたいは測れますが、ノギスがないのでちゃんとは測れないのです。家に保存されて残ってるネジがあるんですが、これらの正確なサイズがわからないので使う時にちょっと困ってしまいます。

 

径の大きさと深さについて

例として「M3.5×30」で説明します。

 

下穴をあける際・・・径の大きさは3.5より小さい穴をあける。

深さは・・・30ミリ(3センチ)。

 

径は3.5より小さい穴をあけるのはわかるんですが、どれぐらい小さい穴にすればいいのかがわかりません。ドリルの径が3.2ミリと3ミリのがあるのですが、「3.2」を使用するとネジを締めていく際に楽に入ってくれるんですが強度というか、締結力(言葉が合ってるかわかりませんが)という部分では少し弱いのかなと。

 

かといって、「3」を使用すると今度は穴が小さすぎるのか、ネジ締めの時に私のドリルドライバーでは「ガガガッ!!」と音がなって締まっていかないどころか、ネジ山がつぶれることさえあるのです。でも、ちゃんとネジ締めができれば締結力としては申し分ないような気がします。

 

下穴の径についての追記・・・3.5mmより小さければ小さいほど良いです。しかし、私のドリルドライバーのようにパワーがない電動工具の場合は3mmの下穴をあけてある程度ネジを打ち込んだら、あとは自分の手で締めていくようにしましょう。ドリルドライバーを補助的に使用するといったイメージでいいと思います。

インパクトドライバーを持っている方の場合は、ネジの径よりも1mm小さい2.5mmの下穴をあけるようにしましょう。もし、それでネジ山が潰れてしまうような場合はなるべくインパクトドライバーを補助的に使用して手で締める方がいいでしょう。

どうしても面倒くさいという方は3mmの下穴にして、そのままインパクトで締めるというのでも悪くはありません。

 

私の腕が悪いのか、ドリルドライバーが悪いのか・・・わずか0.2ミリの差でこんなに違うのかと思ってしまいます。深さに関してですが、これは30ミリなので私のドリルビットを30ミリのところで測ってマスキングテープなどで印をつけます。その印のところまで穴を掘ればいいだけなので、そんなに難しくはないです。

 

ただ、これもちゃんとやらないとネジ締めが上手くいきません。仮に28ミリの深さしか穴があいていないと残りの2ミリ、ネジを締めるのにやっぱり「ガガガッ!!」と音がなって締まりません。かといって、31ミリ以上の穴をあけてしまうと締結力が弱くなってしまいそうな気がします。

 

今回の「馬」作りでDIYをする上での基本的なことがわかった気がします。技術的な面はもちろんですが、一番私が実感したのが「めんどくさいから適当にやってしまおう!」などと手を抜くと確実に作品の精度が下がります

 

下穴をあける作業1つでも手を抜くとダメですし、丸ノコできちんとサイズを測って切らないとズレがでてしまいます。(使いこなす腕も必要ですが)この「馬」では良い経験ができたなと思います。馬は2本1組で完成なので、もう1本作って初めて完成となります。

 

筋交いについて

馬の一本目を完成して気付いたことがあるので、ここで筋交いについて補足いたします。

 

筋交いのせいでクランプ(材料を固定する道具)が使いにくい・・・。筋交いのない両サイドか、真ん中でしかクランプをとめることができないではありませんか!!

 

馬でクランプを使っている

 

↑出来上がった後、物置に入らなかったので両サイドは切り落としました

 

その為真ん中でしかクランプを使えません。これはめちゃくちゃ使いにくいです!これから作る2本目の「馬」はクランプを使えるように筋交いが干渉しないように作ることにしました。筋交いのサイズを変えてクランプが使えるようにします。

 

1本目の時はサイズ適当に作ったのですが、今回は基本的には1本目の筋交いのサイズに合わせて作ります。

 

1本目・・・縦7cm × 横22cm × 厚み3cm

2本目・・・縦3.5cm × 横22センチ × 厚み3cm

 

縦のサイズを半分にして作ります。そうすると、クランプで挟んで使える範囲が広がります☆筋交いが細くなってしまう分、見た目ちょっと強度的に大丈夫かな??という感じですが出来上がってから使用してみて全く問題なかったです!

 

筋交いをつけた馬

 

↑一本目の筋交い

 

2本目の筋交い

 

↑二本目の筋交い

 

筋交いが細くなりましたが、問題なく作業台として使えそうです。そして、なんといってもクランプで挟めるスペースができたのでより便利になりました。

 

失敗談 ~物置に入らない~

2本目の「馬」も完成し、これで作業台が出来上がりました☆あとは物置に2本収納できれば完璧です。

 

ところが物置に入れてみようとしたら・・・「あれ?入らない??」斜めに向けても扉に天板が当たるではありませんか!

 

おもいっきり計算外の想定外。

 

土台も当たっているので、土台と天板とどっちも短くしないと入らない・・・。仕方がないので、天板の両サイドを切って土台も短く切るハメに。当初予定していた馬のサイズよりかなり短くなってしまいましたが、なんとか物置に入るサイズになりました。

 

物置に馬を収納

 

↑なんとか物置に収納

 

DIYをするようになってから今回初めて、作品らしいのが完成して満足です。結構いろいろ失敗しましたが、こういう失敗を繰り返すことが上達への道なので今後もたくさんの作品を作って紹介していきます。

 

馬の作成(前編)をお読みでない方は合わせてこちらもどうぞ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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