トノサマバッタは越冬することができる?冬眠はしないの?冬の過ごし方について

トノサマバッタは越冬できる? その他

冬にバッタを見ることがないけど、どうやって過ごしているのでしょうか?冬眠しているのでしょうか?越冬できるのでしょうか?

今回はトノサマバッタの越冬について調べてみました。

この記事を読むとトノサマバッタの冬の過ごし方や、なぜ「トノサマ」という名前がつくのか名前の由来について、トノサマバッタとイナゴの違いについてなど、豆知識がつくようになります。

ぜひ、最後まで読んでいってください。

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トノサマバッタは越冬するの?

トノサマバッタは越冬できる?

トノサマバッタは卵の状態では越冬しますが幼虫や成虫の状態では越冬しません。

日本に生息するバッタの多くは成虫のまま冬を迎えると生き延びる事が出来ません。

それはトノサマバッタも例外なく、孵化した後では越冬出来ないのです。

唯一秋頃に産卵した場合は卵の状態で越冬を行い、翌年の春に孵化します。

バッタは冬どう過ごしている?冬眠するの?

バッタは冬を卵の状態で過ごし、幼虫や成虫が冬眠する事はありません。

卵は土の中に産み付ける為、冬場にバッタの痕跡を見る事は滅多にないでしょう。

唯一例外としてツチイナゴというバッタは成虫のまま冬を過ごします。

もしあなたが冬場に大型のバッタを見かけたとしたらそれはツチイナゴかもしれません。

トノサマバッタの足はどこについてる?

トノサマバッタの足は胸に6本ついています。

これはトノサマバッタに限らず他のバッタ、及び昆虫全般に見られます。

なぜなら身体が「あたま」「むね」「はら」の3つに分かれ、かつ胸から6本の足が生えている作りの虫を「こんちゅう」と呼ぶからです。

バッタは昆虫の種類なのでこうした身体の作りなのですね。

トノサマバッタはどこに住んでいるの?

トノサマバッタは河原や空き地、草原等の開けた場所に多く生息します。

また墓地や造成地等の人の手が入った土地にも生息しています。

トノサマバッタは何の餌を食べる?共食いはする?

トノサマバッタはイネ科の植物を餌とし、共食いもします。

イネ科の植物と聞いてもピンとこないと思いますが身近に確認出来る植物だと

・稲

・エノコログサ(猫じゃらし)

・ススキ

・スズメノカタビラ

等になります。

基本的に柔らかい葉が好きで、同じ種類でも固いササは好みではない様です。

トノサマバッタは脱皮中で動けなくなったり弱ったりした同胞を共食いします。

基本植物食のトノサマバッタですが、やや肉食寄りの部分もあります。

実はバッタには”共食いをする習性“が見られ、特にメスがオスを襲う事が多いです。

またトノサマバッタには2つのタイプがあり以下の様な特徴があります。

・孤独相

生活⇒単独で生活

体色⇒緑色

☆共食いしたい気持ちはあるが自分が共食いされたくないから我慢している

・群生相

生活⇒集団で生活

体色⇒黒や茶褐色(黄色や赤のラインも有)

☆孤独相から変化、気性が荒く畑を群れで襲撃したり積極的に共食いする

体色の違いで共食いのしやすさが違うタイプがいる事が分かります。

トノサマバッタの季節はいつ?いつ卵を産み、いつ孵化して生まれるの?

トノサマバッタの成虫は春の終わり頃〜秋の終わり頃(6月〜11月)に見られます。

幼虫では春〜夏(4月〜7月)が生活時期です。

夏と秋頃の年2回卵を産み夏に生んだ卵は約1ヶ月で孵化(非休眠卵)、秋頃に生んだ卵は越冬後の春頃に孵化(休眠卵)します。

トノサマバッタはどこで生まれるの?

トノサマバッタは土や砂の奥深くに産卵し一斉に孵化します。

生まれてきた幼虫は土・砂から地上に出てきて5回の脱皮を繰り返して成虫となるのです。

トノサマバッタはなぜ「殿様」という名前がつくの?

諸説ありますがトノサマバッタの由来は日本のバッタの中でも大きい部類に入る為、その大きさを表す言葉として「殿様」と付けたと言われています。

トノサマバッタは別名『ダイミョウバッタ』とも言われておりこの名前の由来も上記と全く同じです。

バッタに限らず皇帝ペンギンやトノサマガエル等の様に一般的に大きいイメージを持つ名前をつける事が多いようです。

トノサマバッタは何メートル飛ぶことができる?

トノサマバッタはその非常に力強い足で軽く50mを越す跳躍力を持つと言われています。

身近に見かける種類としてショウリョウバッタがいますが、この種類の跳躍力は10m程度だと言われている為、一般的なバッタと比べて約5倍以上の跳躍力を持っている事になりますね。

ちなみに神奈川県のNPOでは『大バッタ飛ばし大会』というイベントを行なっており、過去の大会ではなんと130mも飛んだバッタが居たそうです。

トノサマバッタとイナゴの違いって何?

一般的には喉仏の有無でバッタかイナゴかを見分けるそうです。

バッタは喉仏がなく、イナゴは喉仏があります。

日本全国でよく見かけられるイナゴはコバネイナゴという種類です。

コバネイナゴとトノサマバッタは見た目も似ていると言われていますが実は微妙に違いがあります。

トノサマバッタの特徴

­・コバネイナゴより羽が長い(お尻を隠す程伸びている)

・喉仏(口の下付近の小さな突起)がない

・草むら等の植物に生息

・食用ではない

コバネイナゴの特徴

・トノサマバッタより羽が短い

・喉仏(口の下付近の小さな突起)がある

・水田等の稲穂に生息

・食用になる

バッタとイナゴは同じ?

イナゴはバッタの種類の一部でありトノサマバッタもイナゴも同類となります。

バッタ目という大枠の中でイナゴ科とバッタ科に分類されます。

見た目がよく似ているのでバッタがイナゴの仲間なのかイナゴがバッタの仲間なのか混乱してしまいますよね。

トノサマバッタは越冬することができる?のまとめ

トノサマバッタは幼虫、成虫だと冬場は生きていけないが、卵の状態で越冬することができる。

秋頃に産卵した卵は、春がくるまで孵化せず越冬してから孵化します。

トノサマバッタの足は胸に6本付いており、河原等の開けた場所に生息している。

イネ科の植物を食べ、共食いもする。

主に6月〜11月に活動し、年2回夏と秋に産卵する。

土や砂深くに産卵し1ヶ月で孵化する(ただし越冬した卵は暖かくなる4月頃孵化)

大きいから「殿様」の名を持ち、50mを越す跳躍力を持つ。

イナゴもバッタの仲間だが喉仏の有無で見分けられる。

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