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自転車のフレームを塗装して子供のおんぼろ自転車を綺麗にリメイク!

DIY子供用の作品

子どもの自転車を譲り受けたのですが、かなりのおんぼろ。いろいろ調べてみると、フレームを塗装すると新品同様になるとか!?

けれども、塗装って難しそうなイメージが・・・。塗装なんてできるの?と思われる方も多いと思いますが、私みたいな素人でもできました!

スプレー式の塗装であれば意外に簡単にDIYできるので、これから自転車の塗装を考えている方の参考にしていただければと思います。

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おんぼろの子供の自転車

↑上の画像が塗装前、下の画像が塗装後です

今回は塗装のやり方について説明します。

このボロボロの自転車を塗装して新品みたいにしてみようと思います。

準備する物

・さび落とし(さびとり剤)

・ワイヤーブラシ(さびとり用)

・耐水ペーパー

・塗装スプレー

・プライマー

・養生できるもの(マスキングテープなど)

・シールはがし剤

・マスク

・新聞紙

さび落とし(さびとり剤)

100均で購入したものです。

これを錆びたところに塗って布などでゴシゴシしてやると錆びが落ちます。少し根気がいります。

ワイヤーブラシ(さびとり用)

これも100均で購入しました。

一番左のステンレスのブラシを使用します。上の錆びとり用のクリームより錆が落ちます。ただ、ワイヤーブラシなので多少傷がつくかもしれません。

耐水ペーパー

400番手の耐水ペーパーを購入しました。

番手とはやすりの粗さ・細かさを表す数字で、番手の数字が小さい程、目が粗く数字が大きい程、目が細かくなっています。

塗装スプレーとプライマー

車用の塗装スプレー(ブルー)を購入しました。約1300円。画像右の茶色っぽい小さいのは「プライマー」です。こちらは約450円。プライマーはインクの付きをよくする為のもので、インクの接着剤みたいなものです。

プライマーは私が使用した物とは違いますが、こちら(↓)が安いし十分なのでオススメです。

こちらのメタリックスプレーは100均で200円で購入したものです。今回チェーンカバー部分に塗りました。

養生できるもの(マスキングテープなど)

これがめちゃくちゃ大事です。養生がちゃんとできるかどうかで、塗装の出来が全く変わってきます。これはケチらずにちゃんとした物を購入することをおすすめします。

自転車のタイヤなど全てのパーツを外すわけではないので、塗装したくない部分をこれらを使用して養生します。一番左から順に「マスカー」、右の緑のテープが「養生テープ」、手前の白っぽい小さいテープが「マスキングテープ」です。

マスカーは、下のビニール部分が折りたたまれている状態なので、これを広げていくと広い面積の養生をすることができます。今回とても重宝しました。

養生テープは補助的に使用しました。マスキングテープは防犯登録のシール部分と残しておきたいシール部分(ブリジストン)を覆いました。

シールはがし剤

これは100均で購入しました。いらないシール部分に塗布すると簡単にシールをはがせます。

塗装前にすること

ホコリや汚れがあると、塗装の色のつきが良くないので、まずはそれらを拭き取ります。ハンドル部分とペダル部分は今回、塗装しなかったのですが錆びが目立っていたので、ワイヤーブラシとさびとり剤を使って錆を落としました。

↑掃除する前

↑掃除後

なるべく、さびとり剤を使用して布でゴシゴシ磨きました。少し時間はかかりますが、結構これだけでも錆を落とせます。

頑固な錆びや、布でこすりにくい場所はワイヤーブラシを使用。これを使うと簡単に錆が落ちます。あとは、いらないシールが貼ってあったのでシール剥がし剤をスプレーしてから布でゴシゴシすると簡単にシールが剥がれました。

部品をはずす

スプレー塗装するのに、出来ることなら全てのパーツをはずして自転車のフレーム部分だけにしてあげるとスプレーしやすいのですが、なんといっても面倒くさい。特に後輪部分とチェーン部分は厄介で下手すると、元に戻せない!なんてことにもなりかねません。

なので、サドル・カゴ・泥除けの3つだけはずすことにしました。

耐水ペーパーで磨く

塗装面を耐水ペーパーでやすることによって、わざと傷をつけます。そうすることで、塗装のノリが良くなるそうです。根気よく丁寧にすればするほど、仕上がりが良くなるそうですが、プロではないしDIYでやるレベルだとそこまで丁寧にやらなくてもいいのかなと思います。

☆ここで私が疑問に思ったことがあります。

・耐水ペーパーでないとダメなのか?

・普通の紙やすりではダメなのか?

簡単に説明すると、紙やすりだと削る部分に削ったカスが詰まって削りにくくなることがあります。耐水ペーパーは水研ぎができます。水を使うのでカスが流れて目詰まりがしにくいというのが1つ。そして、もう1つ。水を使うのでカスが飛散しにくいという点です。水に吸収されてカスが飛びにくくなるのです。

金属をやするのに、カスが飛散して吸引してしまう怖れがあることは避ける方が良いので耐水ペーパーを使用する方がいいでしょう。

自転車をマスカー等で覆う

塗装したくない箇所をビニール等で自転車を覆います。私はマスカーと養生テープを主に使用しました。

プライマーを塗る

塗装スプレーをする前に「プライマー」を筆で塗りました。どれだけ塗ればいいのかがわからないので適当に塗りましたが、おそらくこの作業が一番肝になる作業だと思います。

↑プライマーを塗ってグレーになっています

スプレー塗装

いよいよ塗装です。作業する時は、マスクを着用して行ってください。スプレーする時は塗装面から15~25cm程度離してスプレーします。2~3回塗装する方が綺麗に仕上がります。

1回目で完璧にしようとせず、2回・3回目で綺麗になるようなイメージでスプレーする方がいいかなと自分でやってみて思いました。私は1回目で綺麗にしようとしてしまい、1回目が厚塗りになってしまいました。

1回塗装して乾燥して乾かします。私は夏場に作業したので10~15分程度で乾きました。

↑2回目の塗装

↑3回目の塗装

塗装完了!!

スプレー塗装を3回して完成したのがこちらです。

遠目に見るとなかなか綺麗な出来ですが、近くで見ると厚塗りになった部分、液だれした部分などわかってしまう仕上がりに・・・。

あと、チェーンカバーのところだけ銀色に塗装したのですが養生していた部分が塗装できていませんでした。銀色と、ブルーを混合させて塗装したのはわざとです。その方がいいかなと思ってやりました。

フレームの裏側もやはり塗装できていませんでした。これもおそらくうまくいかないと思っていました。それでも子供は喜んでくれたのでやってみてよかったかなと思います。泥除けはこのままナシにします。前のカゴは新しく作り直して取り付けてから画像を載せたいと思います。

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