あなたの周りにくちゃくちゃ音をだしながら食事をする方はいらっしゃいませんか?友人との付き合い、仕事の上司、または取引先との付き合いなど、食事をする機会はたくさんあると思います。
通称「クチャラー」と呼ばれる方たちとの食事は、どんなに楽しい場であってもイライラして不快に感じてしまうかもしれません。
この記事では、くちゃくちゃ音に対するイライラを和らげる方法について解説していきます。
くちゃくちゃ音に対するイライラを和らげる方法!
くちゃくちゃ音に対するイライラを和らげるには、主に2通りの方法があります。
それは、物理的に音を妨害するか、思考をかえてイライラを緩和するか、この2つになります。
それぞれ解説していきましょう。
物理的に音を妨害する
この方法はいたって単純で、「耳を塞いで音を遮断してしまおう」というものです。
耳栓をつけてもいいと思いますが、おすすめなのが、ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンです。
ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンは、音楽を流さなくてもまわりの音をかき消してくれる特徴をもちます。
静かな空間で、おいしい食事にありつけることができます。
ただし、冒頭でもお話した友人との付き合いや仕事関係の場では、失礼になってしまいますね(笑)
思考をかえてイライラを緩和する
単純に、くちゃくちゃ音を気にしないようにするというのは無理な話です。
聞こえてしまった以上、イライラは募るばかり。では、どうしたらよいでしょう?
それは、「くちゃくちゃ音を聞いてしまったら好きなことをしよう!」です。
例えば、常日頃からストレスがたまる学校や職場に通う日々ですが、そんなストレスを解消するために、ゲームをしたり、趣味に没頭したり、おいしいものを食べたりと、自分の好きなことをしているはずです。
それをくちゃくちゃ音に対するご褒美として実行してみてはいかがでしょう。
イライラを防ぐことは難しいですが、このご褒美を習慣化していけばイライラを緩和することができるようになります。
くちゃくちゃ音がうるさくてイライラするのはなぜ?
くちゃくちゃ音がうるさくてイライラすると思われがちですが、例えば、ひき肉を混ぜている音も「くちゃくちゃ」なることがあります。
イライラしますか?しませんよね?
食べているときのくちゃくちゃ音とひき肉を混ぜているときのくちゃくちゃ音の違い、それはイメージ(想像)です。
くちゃくちゃ音は、人が食べているイメージと合わさることにより、ものすごく気持ちわるい感じがしますよね?
その嫌悪感こそがイライラの原因となっているのです。
くちゃくちゃ音を立てて食べる原因は何?
普通に食事をして、気づかないでくちゃくちゃ音がなってしまう人は少なくありません。
くちゃくちゃ音が、なりやすくなる原因について解説していきましょう。
噛み合わせが悪い
歯並びが悪かったりすると、唇を閉じて食べることが難しくなりくちゃくちゃ音がなりやすくなることがあります。
また、嚙み合わせが悪いことで、食べ物を噛みやすいように移動させたりするため、くちゃくちゃ音がなりやすくなることもあります。
口や舌の筋力が低下
口の周りにある口輪筋という筋肉が衰えてくると、食事中に口呼吸となってしまうことがあり、くちゃくちゃ音の原因になるといわれています。
また、舌の筋肉が衰えてくると、口を閉じたまま口内の食べ物を運ぶという動作がうまくできず、くちゃくちゃ音がなりやすくなるという原因もあります。
習慣的な口呼吸
口呼吸の原因のひとつに、鼻炎などによる鼻づまりがあります。
鼻づまりによって食事中に息ができず、どうしても口呼吸になってしまい、くちゃくちゃ音をならしてしまうという原因があります。
食事中の口呼吸は、食べかすなどが気管に入ってしまう危険性もあるので病院で治療するようにしましょう。
子供の頃の環境やマナー
生まれ育った環境が原因となる場合もあります。
例えば、親や兄弟にくちゃくちゃ音をならす人がいた、口に食べ物をいれながらしゃべる習慣があった、食べ方のマナーを教えてくれる人がいなかったなど、さまざまな原因があります。
クチャラーに注意するにはどのように言えばいい?
他人にマナー違反で注意するというのはとても難しいことです。
ストレートに伝えてしまった場合、注意する方もされる方も不快になり、仲違いになってしまうことがあります。
どうしたら関係をこわさずに伝えることができるのでしょうか。
ポイントは、相手によって話し方を変えるところにあります。
恋人や夫婦の場合
相手が恋人や夫婦だと、とても身近な関係であることから周りの目を気にすることもあるでしょう。
パートナーが食事マナーで人間関係を壊しかねないと心配になりますから、心から心配している旨を伝えて優しく話しかけてあげるように心がけましょう。
友人や同僚の場合
相手が友人や同僚など、たまに付き合う程度の人間関係であれば、軽い感じでソフトに話しかけるとよいでしょう。
にこやかに話すことで、半分冗談のようなニュアンスでとらえてもらえるため、仲違いになる確率は低いと思われます。
ただし、しつこく言うと怒らせてしまうので気をつけるように心がけましょう。
伝えにくい関係の場合
例えば会社の上司や親せき、義両親など、本音を話せない人はたくさんいますよね。
そういった方に対しては注意するのではなく、食事の席をなるべく避けるという方法もあります。
どうしても断れない場合は、「思考をかえてイライラを緩和する」をお手本にするとよいでしょう。
クチャラーはマナー違反になるの?
「クチャラー」はマナー違反になります。
そもそも「音を立てて食べる」という行為自体が、一部の国を除いて世界的にマナー違反とされています。
また、ガムをくちゃくちゃ噛むこともクチャラーに属します。
ただし、近年増え続けている海外旅行者からは、日本の「蕎麦」は音を立てて食べる文化として定着されてきているため、クチャラーとは別だという意見が多いようです。
クチャラーの人の特徴とは?
クチャラーの特徴を以下にまとめました。
・口をあけて食べる
・食べ方が汚い
・マナーが悪い(落ち着きがない)
・周りのことを考えない
・気づいていない(注意してもなおらない)
以上のような意見がありますが、当てはまっていても必ずクチャラーというわけではないので参考程度にお願いいたします。
クチャラーといると頭がおかしくなりそう!これって気にしすぎ?
筆者が以前勤めていた職場でも、クチャラーがいらっしゃいました。
結構年上の方で、普段は気さくで優しく、仕事もわかりやすく教えてくださる素晴らしい先輩だったのですが、いざ昼食になるとくちゃくちゃ音がすごいんです。
仕事柄、どうしても一緒に食事をする機会が多いため、避けることもできず気にしないように接することで必死でした。
当時の同僚も、くちゃくちゃ音がものすごく気になる様で、お互いよく愚痴をこぼしていた思い出があります。
マナーが悪いわけでもなく、汚い食べ方もしない人だったので、今思えば歯並びや口まわりの筋肉低下が原因だったのかなと思いますね。
気になってしまったらずっと気になってしまうものです。
頭がおかしくなりそう!に近い状況でしたが筆者の場合、先輩がとてもいい人だったということと、傷を舐めあうことができる同僚がいたことが救いだったのかもしれません。
この記事が少しでも役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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