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実践!コーヒー生豆を手鍋で焙煎するやり方

焙煎したコーヒー ちょっと一息コーヒーブレイク

前回、コーヒー豆を自宅で焙煎するコツを説明しました。今回は実際に鍋で焙煎するところを動画を見てもらいながら具体的に説明しようと思います。誰でも簡単においしいコーヒーが焙煎できますので、参考にしていただければと思います。

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焙煎の準備 ~コーヒー豆~

焙煎したコーヒー豆

・コーヒーの生豆を焙煎するにあたって、生豆100gを使用します。

・生豆は「ケニア」産の生豆を焙煎します。

・アイスコーヒー用に深煎りにします。

生豆100gのところは皆さんそれぞれお好みの量で焙煎してください。(ただし、量を変えると焙煎する時間が変わってきます)

※生豆には水分が含まれています。焙煎することによって、この水分が蒸発する為、焙煎後の「g数」が変わります。

生豆100gを焙煎 → 出来上がり80g程  このように焙煎後は「g数」が減ることを覚えておきましょう。深煎りすればするほど、目減りしていきます。逆に浅煎りにすればg数は深煎りよりかは多くなります。

焙煎の準備 ~道具~

用意する道具はこちらです。

・ガスコンロ、ガスボンベ

・鍋と蓋

・ざる

・ストップウォッチ

・コーヒーの生豆

・冷却器

焙煎を実践

それでは実践の解説をいたします。まずはいきなり鍋に生豆を入れるのではなく、鍋をある程度温めてから生豆を入れるようにしましょう。最初3~4分ぐらいは生豆に変化はあまり見られません。それよりも生豆の水分が蒸発して鍋の蓋に水滴がつきます。

それが終わると、生豆の色が変わってきます。黄色っぽくなり薄く茶色になってきます。

1ハゼ

コーヒー

焙煎してから5~6分ぐらいで「1ハゼ」がおこります。生豆が茶色くなってきて、パチパチッという音とともに膨張して弾けます。100gで焙煎した場合は、5~6分ぐらいで「1ハゼ」がきたらバッチリです。

もし、5分経過前にパチパチっと鳴って1ハゼがきたら、それは少し早いです。火力を弱めて続けてください。逆に、7分経過しても1ハゼがおきない場合は、火力が弱すぎます。火力を強めてください。

このように1ハゼのおきるタイミングでその焙煎のスピードが適正かそうでないか判断してください。

匂いと煙について

動画でもやっているのですが、鍋の蓋を時々開けて、匂い(香り)を感じるとより良いです。焙煎してから3分ぐらいまでは、生焼けという表現が合ってるかどうかはわかりませんが、青臭いような匂いがします。

ここから1ハゼに向かうにつれ匂いが変わってきます。どんどん良い匂いに変わっていくので匂いを感じながら焙煎すると楽しいですし、上達も早いです。

あと煙についてなのですが、これは蓋をちょいちょい開けて煙を逃がしてください。煙がこもってしまうと、その匂いがコーヒー豆にうつってしまい、スモーキーなコーヒーになってしまいます。その方が好き!という方は煙を逃がさなくてもいいかと思いますが。

しかし、蓋を開けると温度も下がってしまうので、これが少し難しいところではありますが、この辺はそれぞれの好みで焙煎していいかと思います。

2ハゼ

2ハゼがおきる目安は焙煎を開始してから7~9分ぐらいです。この時には、コーヒー豆の色はこげ茶色になっています。煙もモクモクと出てきて、家の中で焙煎すると部屋中に煙が充満するほどの煙がでます。(私は換気扇をまわして焙煎してます)

しばらくコーヒーの匂いが部屋中に充満するので、「それは困る!」という方は、ベランダや外で焙煎する方がいいと思います。

アイスコーヒー用で焙煎したので、2ハゼが終わって少ししたら火を止めます。最後に「煎り止め」といって、それぞれの豆が均等に焙煎が進むわけではないので、なるべく均等になるように、火を止めた状態で蓋をしたまま鍋を振って足並みをそろえるように余熱で焙煎します。

あとは、自分の目で見て「この色合いでいい」という一歩手前で鍋からコーヒー豆を出します。出した後も余熱で焙煎が進むので、一歩手前で出します。

冷却して完成

できれば最後は、コーヒー豆を冷却して温度を冷ましてあげるといいです。焙煎したての豆は熱をもっており触ると熱いです。持てないぐらい熱をもっているので、焙煎が進んでいっています。

冷ますことができるならば、冷ます方がベターです。ただ、チャフといって薄皮がいっぱい飛ぶ可能性があります。これは豆の種類によって出やすい豆、ほとんど出ない豆とあります。扇風機などで冷やす場合、チャフが部屋中に飛び散ってしまう怖れがあるので注意してください。

以上で自宅での焙煎の説明は終わりです。初めてやる時は、少し手間かなと思うかもしれませんが、本当においしいコーヒーが飲めるので是非試してほしいと思います。

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