精米したてのおいしいご飯を食べようと思ったのに、なんだか米がぬか臭い?また、お米がなんだか変な臭いがする。など、お米の臭いが気になることがあるかと思います。
これらには臭いがする原因があります。ちょっとした対処をすると臭いが無くなりおいしいご飯がたべられるようになります。
おいしいご飯を食べる為に、この記事を読んで原因を探る勉強をしてみませんか?
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精米した米がぬか臭くなる原因とは?
複数の理由はありますが、まず精米したお米は流通している米よりもぬかの量が多いのが原因と考えられます。
精米した米は、米ぬかの量が多いため、お米をしっかりと洗う必要があります。
また、米が古くなっている場合も同様です。米が古いと米ぬかが酸化した時の独特な臭いがします。
お米が臭いのはなぜ?臭い米の対処法
お米が臭くなるのは雑菌が繁殖していたり、米が古くなってしまったりしていることが原因だと考えられます。
また、お米は周りの臭いを吸収することがあるため臭い移りの可能性もあります。
雑菌が繁殖するのは、炊飯器内に長時間炊いたお米を入れておくことにより炊飯器内の細菌が繁殖してしまい雑菌となり臭いの原因になってしまいます。
炊飯器内のどこに細菌がいるかというと、炊飯器内部や通気口・上蓋などに多くいると言われています。
そして、保温時間はなるべく短い時間がよいと言えます。
長時間温めておいてくれる保温機能は大変便利ですが、その分雑菌が繁殖してしまう時間も伸びるために臭くなりやすいです。
保温時間はなるべく短くしたり、炊飯器の説明書を読み推奨されている時間内に収めておくといいでしょう。
お米が古くなっていることも理由にあがっていますが、米も野菜や肉と同じように生鮮食品です。米を精米した後空気に触れることで酸化していってしまいます。
この酸化は高温や湿気が多いと酸化しやすいです。なるべく、高温多湿にならないようにしましょう。
また、早めに食べきれるように少ない量をこまめに買うことでお米の劣化を防ぎ臭いのするお米とは無縁になります。
また自宅に精米機がある人は、食べる直前に精米すると新鮮になります。
炊飯する米もきちんと洗うことも大切です。
保温の米の臭いは?保温時間が長くなると臭くなる?保温中のご飯はいつまでに食べるべき?
保温の時間が長いと雑菌が繁殖し臭いの原因になります。保温時間はなるべく短くすることを勧めます。
保温したままでおいしく食べれるのは5~6時間と言われています。
24 時間以上経つと腐っている可能性があります。
それぞれのメーカーによっても違う可能性もあるためメーカーの推奨された時間内にしておきましょう。
ご飯のカビの臭いは?カビない対策はできる?
お米から酸っぱい臭いやカビの臭いがする場合はカビが発生していると言えます。
また炊きあがった時にも臭いが強い場合は食べるのを中止しましょう。
カビない対策としては保存方法が関係しています。
常温だとカビが発生しやすい状況です。
また梅雨の時期は特にカビが発生しやすいので注意しましょう。
高温多湿がカビの要因です。なるべく湿気のない場所に置くことがよく、冷蔵庫がおすすめです。
炊飯器のご飯が酸っぱい臭いがする原因とは?
炊飯器のご飯が酸っぱい臭いがするのは、炊飯器内の雑菌が原因かもしれません。
汚れが残ってたりするとそこから雑菌が繁殖してしまい、雑菌がお米に移り臭いの原因になってしまいます。
しゃもじを炊飯器内に入れっぱなしにしておくことも雑菌繁殖に影響があるため入れないようにしましょう。
一般的には保温時は雑菌が繁殖しにくい温度に保たれていますが、電気プラグを抜いてしまったり、しゃもじを入れておくことで温度が下がってしまうことで雑菌繁殖の原因になるのでそこも注意しましょう。
お米の臭い消しは?臭いのを取る方法は?
お米の臭い消しは炊飯器本体を清潔にすることやしっかりお米を研ぐことが挙げられます。
炊飯器はお米に直接触れる部分は毎回洗浄し綺麗にしましょう。蓋や内窯・パッキンなどです。
外して洗えるものは食器用洗剤を使用し清潔に保ちましょう。
また時折、クエン酸を使用し洗浄するのもよいかもしれません。
方法は炊飯器の窯に 7 割程度水をいれそこにクエン酸を入れ炊飯モードのスイッチオン。
炊きあがったら洗い流して終了です。
炊飯器メーカーによっても取り扱いが違うかもしれないので取扱説明書を読んで定期的にきれいにしておくと臭い予防になります。
もうひとつのしっかりお米を研ぐことは、2.3 回水を変えてしっかり洗うことがポイントです。
米についた米ぬかをとると臭いがしなくなります。
保温時間も短くすることも重要で、食べれない分は炊飯器から出し冷蔵庫や冷凍保存しましょう。
お米に賞味期限はないの?何年前のものまで食べられる?
お米に賞味期限はありません。
しかしお米は生鮮食品なので、できるだけ早く食べることが推奨されています。
賞味期限はなくても長期間保存していることによりカビが生えたり、臭いの原因にもなるのでできるだけ早く食べることが望ましいです。
カビが生えたり臭いがするものは食べないようにしましょう。
お米は何からできているの?
お米は稲からできています。
お米の種のことを種もみといい、もみはいつも食べているお米とは違い白くないです。
この種もみから芽が出て苗になります。
種もみを直接田んぼにまくのではなく、種を育て、苗にし田んぼに植え付け育てたものが稲になります。
稲を乾燥させ稲を脱穀といい食べれる部分(もみ)だけを取り除く作業をし、脱穀したもみをもみすりという作業をします。
もみすりは、もむがらと玄米に分ける作業です。ここまでくるといつも見たことがあるお米にだいぶ近づきますね。
玄米のまま食べれますが、一般的にここから精米し白いお米になります。
田んぼも減少してきており都会ではなかなか田植えをみたり体験したりする機会が少ないですが、様々な工程を経て私たちが普段食べているお米になっています。
米の黒いカスは何?
米の黒いカスは斑点米(はんてんまい)と呼ばれ虫が栄養を吸い取ったことが原因なことが多いです。
この栄養を取る虫は、カメムシが多いそうです。
まだお米が硬くなる前の柔らかい時期に稲穂を狙ってでんぷんを吸い取ることによって米が黒くなります。
しかし、食べれないわけではありません。被害が大きいものは精米時にはじかれるため、少し黒い分には問題はないです。
栄養を吸われているため、きれいな白いお米に比べると栄養やうまみが劣る傾向があるそうです。
精米した米がぬか臭くなる原因とは?お米に賞味期限がないけど何年前のものまで食べられる?のまとめ
精米した米は、米ぬかの量が多いため、お米をしっかりと洗う必要がある。
米が古くなっている場合も同様で、米が古いと米ぬかが酸化した時の独特な臭いがするのでお米をしっかり洗いましょう。
炊飯器の中に細菌が繁殖してしまうと、臭いの原因になります。
炊飯器内部や通気口・上蓋などこまめに洗うようにしましょう。
また、炊いたご飯を長時間、保存しておくと臭いの原因になります。
5~6時間以上、保存するのであれば冷蔵庫や冷凍庫に保存するようにしましょう。
お米には賞味期限がありませんが、長期間置いていると、カビが生えてきたり味も落ちてきます。なるべく早く食べきってしまうようにしましょう。
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